Shall we dance?

日本版何回見ても大好きです。というわけで、いったいリチャードギアとジェニファーロペスがどうやってあの素敵な映画をリメイクするのかドキドキワクワクしてました。

感想は・・・・星５個

忠実に日本版を真似してるなとところどころは思いつつも、クライマックスで奥さんの職場に行って「君こそ僕の最高のパートナーだ」と言うところ、二人でダンスするところ、そして二人でパーティーに駆けつけるところなど、ちょこちょこ変わってますね。

でも、そこがよかった

なんといっても、リチャードギアがバラを一本持って、エスカレーターであがってくるとこ。
なんて、スーツとバラが似合うんだろう。あまりのかっこよさに涙が出ました。
やっぱり洋服は外人のものですね。日本人は和服です、やっぱり。

・・・。

そして、奥さんのキャラクターもチャーミング。手に取るように奥さんの気持ちが分かって、今まで夫婦としてごく普通に暮らしてきたのに、そんな旦那さんに自分には知らない秘密があることを知ったときのショック、旦那さんの生き生きしてる姿に複雑になり、それでも最後は応援するという、ごくごく普通だけれど普通だからこそ誰でもが抱えるような姿を写してたと思います。

夫婦って何か？っていうテーマをひしひしと感じ、まだ結婚はしてないけど、こういう夫婦になれたらいいなあと漠然と思いました。

だからこそ、今「結婚なんて人生の墓場」と豪語してる夫婦の人にぜひ見て欲しい映画です。

リチャードギアは、かっこいいだけでなく、とっても可愛くて、可愛いおじさんっていいなあと思いました。まさに適役。たまに小泉さんに見えたけど。

ジェニファーロペスは、ダンサーそのものですね。でも、社交ダンスよりもジャズのほうがとっても似合ってました。今までのジェニファーロペスが出ていた映画のイメージで見てしまって、ポリーナのイメージとちょっと違いました。でも、こういう役も似合うなあ。

周りを彩るキャラ豊かな俳優さんも、負けず劣らずでした。
でも、それは日本版も同じことで、私は日本版の竹中直人や渡辺えり子のインパクトが強すぎて、ちょっと物足りないような気もしました。

日本版で柄本明演じる探偵の役を演じたリチャードジェンキンスが渋くとってもいい味を出してたと思います。ちょい役なのに、最後までインパクトが残る俳優さんでした。

この間日本版もテレビでやりましたね。
これを機会に夫婦で出かけてみてはいかがですか。ちなみに夫婦の年齢を足して５０歳以上なら夫婦割引で２人で２０００円になるとこもあるようですよ。

Shall we dance? 公式HP