梅雨・・・ですねぇ。
あまりにジメジメーっとしていて、少し汗をかくと体中ベタベタ
今日電車で「周りに臭い人がいる・・・
」と思って
よくクンクンしたら実は自分が汗臭かったりして
油断をすると怖いですねぇ・・・・はは
今日はお昼に大学のサークル友達M子ちゃんのおうちにお邪魔し、
久しぶりのAさんも一緒にランチ&お茶しました。
とにかく話題が尽きない・・・・・・
5時間ぶっ通しで喋って喋って喋って・・・・食べて。
おなかが痛くなるくらい笑い転げて・・・・って、どんなことを喋ったかを
今書きながら思い出してたら、また思い出し笑いでおなかが痛くなりました
夜は、元同期ちづさんと汐留に劇団四季の「WICKED」を観に行きました
汐留に行ったのって数えるほどしかないので、あまりの都会ぶりにびびる
こういうところで働いてる人もいるんだなぁ・・・・。
「WICKED」は先月開幕したばかりの日本初演の作品。
あの有名なオズの魔法使いに出てくる「善い魔女」と「悪い魔女」がどうして生まれたか・・・というファンタジー感溢れるストーリーなんだけど、テーマがとても深い作品です。
劇場の外にはこんなオブジェが。
みんな記念撮影してた
ストーリーはこちらをクリック
WICKED
これから観にいく方は「オズの魔法使い」をおさらいしていくと更に面白いと
思います
以下ネタバレありです。
今回席は2階のセンター席でしたが、個人的にこの作品は2階の方が見やすい気がしました。
装置が大掛かりなので、目線の位置に色々とあるし、迫力も1階よりあるんじゃないかな。
四季の専用劇場だけあって(笑)、2階はとっても観やすいです。
ストーリーは分かりやすいです。
ファミリーミュージカルに十分なりえるくらい。(テーマも深いし)
きらびやかだし、子供でも飽きないんじゃないかな。
キャストではエルファバという緑色の肌をした少女の役をした濱田さんが突出して
ものすごくうまい
もう存在感といい演技力といい素晴らしくて、歌唱力にいたっては鳥肌たつくらい。
特に1幕の最後に歌い上げるナンバーは・・・もう
素敵。
彼女が舞台全体を引っ張ってると思います。
観にいく人は、彼女がキャストとして出ている間にいかないともったいない。
そのほかのキャストについてはノーコメント。
毒をはきそうになるのでやめておきます。
もっと自然にセリフが言えたらねぇ・・・。これは四季の永遠の課題ですが。
でも、全体的に初演だけあってカンパニー自体まとまってるなという感想です。
観ながらずっと思っていたのは、何が「善い」もので何が「悪い」ものか。
真実は置かれている立場や見方、状況によって変わるということ。
オズの魔法使いで「悪い魔女」とされて、物語を読むたびに読者から憎まれる存在であった魔女。
でも・・・・どうして「悪い魔女」となったのか。
話は変わるけど、桃太郎に出てくる鬼は本当に悪いやつなのか。
「鬼=悪い」とは誰が決めたのか。
桃太郎の立場から見たら「悪いやつ」。でも鬼の立場から見たら桃太郎は?
(四季の「桃次郎の冒険」見るとこれも考えます)
話はかなりとびますが、終戦で「戦犯」とされて
未だに世間からそう呼ばれてる人たち。
それは本当に真実なのか。それとも何かの力が作ったものなのか。
うーん
要は、自分が「いい」「悪い」と判断しているものって、周りに流されていたり
マスコミのいうことを鵜呑みにしていたり、真実はしらなくて判断してることが多いなーってこと。
難しいな・・・・・。
私の大好きなカーテンコール
拍手拍手拍手
舞台がよかったのはもちろんのこと、たくさんの人(キャストもスタッフも)が
めいいっぱいの努力をした結晶って最高のものになるんだな
と
純粋に感動
そんな感覚はとうの昔に忘れてしまっていました。
そんな世界に居る人がちょっぴり羨ましくもあり、強いなぁと逞しくもあり、
涙が自然に溢れました。