絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

香川のTさん モリエールのデッサン

2015-05-29 | 通信指導
香川のTさんのモリエールのデッサン模写の続きをご紹介します。



何度か、送っていただいていましたが、ご紹介しないでいました。

光がかなり難しい当たり方をしているので、結構難しい感じです。
同じ明るさがたくさんできてしまうのです。

今は、顔が少し暗くなりすぎました。ほっぺの明るさ、顎の裏の明るさをもう少し明るくしても良いと思います。

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加須のIさん お孫さん

2015-05-29 | 通信指導
加須のIさんが、お孫さんを描いています。

色を着けた絵もご紹介しましたが、今回は、デッサンです。



顔が難しいと言っていました。これは、顔だけやり直してもらった後です。
結構似てきました。

人物画は、顔が命なので、「顔が描けない人は、展覧会に人物画で出品することはできません」と私は言っています。

顔が描けるようになるには、まず、模写をたくさんすると良いと思います。
模写も、クロッキー的にたくさん描くことと、時間をかけて明暗が細部まで描けるようになることの両方をやると良いでしょう。

次に、同じ方法で、写真を見て描く練習をします。クロッキーと描き込みの両方です。

そして、最後に実際の人物を見て描く。やはり、クロッキーと描き込みの両方です。

この段階を踏むと、結構描けるようになりますね。

このIさんも、やはり、この手順でやりました。デッサン集のお手本を写す練習からでした。
ただ、Iさんは、石膏デッサンをしっかりやりましたから、顔をそっくりに描くということは、そこでしっかり学びました。

今も、このデッサンは、写真を見て描くという段階です。

まだ、実物を見て描くという段階ではありません。
もっとも、赤ちゃんがこの状態でじっと止まってモデルをしてくれる訳がありませんね。



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