絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

群読集団

2013-03-03 | いろいろ
今日は、図書館に行ったら、二階でこれから群読集団冬泉響の朗読講演があるので、参加しませんか?と言われました。

チラシを見ると、三遊亭園朝人情噺とあるので、落語かなと思って、誘われるままに行ってみました。



私はこういうイベントには、ほとんど参加したことがありません。セルディに行ってみると、結構いろいろなものをやっていますが、全く参加しませんでした。

しかし、図書館の係の人たちには、日頃お世話になっているし、展覧会をやると必ず見ていただいているので、今日は時間もあったからちょっとならという気持ちで聴いてみました。

群読とは、本の読み聞かせのようなものかなと思いましたが、実際聴いてみて、それは、集団で本を読むという活動でした。
その言い方では正確ではありません。4人で役割を決めて役者になる感じでしょうか。しかし、動いて演じるのではなく、
その場に座ったままです。セリフの本を持って、それを読みながら進めて行く感じです。しかし、会場は暗くして、照明を行燈のような感じに設定して、端に太鼓のような楽器があって、やはり講談のような感じもします。
講談なら一人でやりますし、会場もあかるいのですが、これは演劇風です。

初めて経験しました。こういうものがあるんですね。
群読かあ、集団で本を読むようにやるから、群読なのかな?と思いましたが、
後で、他の人と話していて、最後は疑問を持ちました。
それは、群馬大学のサークル活動から始まったというのです。
あれ?集団で読むから群読なのか、群馬の読む仲間だから群読なのか?という疑問です。
群読集団と言っていますからね。集団ということが複数の人間で読むということなら、やはり群は群馬なのか。

それが終わって、10分休憩が入り、その後は、一人で行う落語でした。
あれは、落語と言って良いのでしょうか。外見は全く落語ですが、人情噺です。

最後にアンケートがあって、しっかり感想を記入してきました。
一流を見た気がしました。
みんなその道その道で精進しているのだなと思いました。
すごいです。お見事でした。

誘ってくださった図書館の係の方、ありがとうございました。
良い経験をさせていただきました。感謝申し上げます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の歴史、(明治維新と文明開化)

2013-03-03 | 読書
今度は、漫画ではありません。



何人かの重要人物の伝記とその時代全般が書かれた本を読んだので、一通り大雑把に歴史が掴めました。
すると、こういう本も読みたくなります。
全般を掴むと、少し詳しく描かれた本が読みたくなり、その書かれている部分がどの辺の出来事なのかがわかります。
そういう位置づけが分かってから読むと、前後関係がわかっているので、とても把握しやすいです。

例えば、勝海舟と西郷隆盛が会ったのは、江戸の薩摩藩邸なのですね。
私は、江戸城で会ったのかと思っていました。

また、紹介されている絵は、勝が床の間を背にしていますね。
薩摩藩邸だと、西郷は勝を客人として、丁寧に扱ったことがわかりますね。
果たしてあの絵は、本当かどうか?他の本には、床の間を横に見る形で座っている物があります。
ただ、西郷は勝を丁寧に迎えたと解説に書いてありました。

なぜ、幕府の代表が勝海舟なのか?これは、他の幕臣が官軍と戦うべきだと主張したのに対して、勝だけが降伏という意見を言ったからだとわかりました。その勝の意見を取り入れて慶喜が決断したかららしいです。
また、官軍の大将がなぜ西郷なのか?これも4人いたそうですが、他二名が皇族で、後の一人が辞退したために西郷が実質の総大将になったようです。名目の総大将は、皇族の有栖川宮熾仁親王でした。

江戸城無血開城は、ぎりぎりのところで、決まったようです。総攻撃の一日前とのことです。

勝は、もしということを考えて、江戸の親分たちに、戦になったら江戸の町に火をつけてくれと頼んでいたそうです。
官軍を混乱させるためです。また、千葉の漁師たちに頼んで、船で町民を救ってくれとも言ってあったそうです。
江戸が火の海になると、貿易をしているイギリスにも大打撃なので、イギリスから西郷に圧力がかかっていたという話もあるそうです。また、それは勝の裏工作でもあったと。果たしてどうでしょうか。在りそうな気もします。

たった一つのことでも、ここまでは知りませんでした。
勝と西郷が会って、江戸城無血開城に決まったとしか、覚えていません。
教科書にも、そのくらいしか書いてないでしょう。

因みに、上野の彰義隊の戦いは、たった一日だけだったそうです。

ーーーーーーーーーーーーー

それにしても、大政奉還、版籍奉還、廃藩置県という流れは、大変なことでしたね。
よく、それができましたね。

明治政府は新しい国作りで、大変な議論をしたようです。
江戸の幕藩体制は、それを作り上げた江戸幕府もすごいですからね。
壊して、新しい物を作るということの苦労は並大抵ではなかったでしょう。
四民平等、廃刀令、散切り頭、五カ条の御誓文、明治憲法、郵便制度、電信、蒸気機関車
鹿鳴館、いろいろなものが新しくなりましたね。まさに文明開化です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の歴史(明治維新)

2013-03-03 | 読書
明治維新の頃の人物について読んでいたら、一人一人のことが分かったので、
それなら、その時代を誰かの伝記として読むのでははく、時代として書いてあるものはどんなふうに語られるのか、その人たちがどの場面でどのくらい登場してくるのか、気になって、この本も読んでみました。



最近読んでいるのは、すべて漫画ですが、全体を掴むには手っ取り早くていいですね。

そして、もう少し詳しく知りたいと思ったことは、百科事典で調べたりすると、結構いい勉強ができます。

因みに、西郷の征韓論についても、西郷は戦わないで、朝鮮に国交を開かせようとしたらしいですね。もし、自分が行って話してもダメなら、武力を使うしかないとう考えだったようです。しかし、西郷が行って、殺されるかもしれないと心配した人たちが
西郷を死なせたくないという思いもあって、意見を退けたと。
どの人の立場で見るかで、変わりそうですが。
この辺りになると、意見が分かれるので、いろいろな本を読まなければならないでしょう。ただ、征韓論に敗れて、故郷の鹿児島へ帰ったということは、頭に入りました。

このような勉強は、気楽で楽しく学べていいです。

美術に関しても、こんな風に学べると良いのですが。
以前、ラファエロについて、里中真知子さんが書いてくれたものが、漫画になっていました。あれは、分かりやすくて良かったです。

同様に、レオナルド、ミケランジェロ、ジョット、マザッチョ、フラアンジェリコ、などルネッサンスの偉大な画家の伝記的な漫画ができて、それとルネッサンスという漫画を合わせて読めたらいいなあと思いました。

研究者でない限り、そのくらいの知識で十分な気がします。

明治維新についての知識は、私にとっては、この漫画で十分な気がしました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする