絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

吉田松陰

2013-03-29 | 読書
今日、図書館で吉田松陰を借りてきました。



今度は、漫画ではありません。
私は、一つ理解していないことがありました。

吉田松陰はペリーの黒船に乗ろうとして失敗し、それで牢に入ることになり、その延長で斬首になったのかと思っていました。
しかし、そう考えると松下村塾を開いたのが、その事件の後ですからおかしい訳ですよね。

それで、読んでみようと思って借りて来たのですが、まだ、そこまで読んでいません。

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その前に、松陰が作った歌に心がひかれました。

   こうすればこうなることとは知りながら、やむにやまれぬ大和魂

松陰が、黒船に乗ろうとしたことを物語っています。

ペリーは、後に何かの文に、松陰をつれて帰れば良かったと書いているそうです。
日本には、こういう立派な志を持った若者がいるということを感じたそうです。

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ペリーにしてみれば、これから交渉を進める上で、内緒で連れて行ったことが発覚した場合のデメリットを考えただろうと思います。

時期を待てとペリーは言ったそうです。いずれ日本人が外国へ行く時期が来るから、その時を待てと。
松陰は、法を犯してまで覚悟を決めてここへ来た。戻れないといったそうです。
ペリーは、今は、夜だから、だれにもわからないように、戻ればいいといったそうです。

結果として、アメリカの船で陸まで送ってもらったのだそうです。

乗ってきた船は、櫓がなくなって、漕げない状態で、流されてしまったのです。
失敗したのは、その船に佐久間象山からの手紙などを積んだままだったことです。

いずれ発覚することを予想して、自首します。

ペリーは、そのことを知って、日本には警察はいらない。罪を犯した人間は、自ら申し出ると語ったと以前なにかの本で読みました。

つづく




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