絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

ロイスダール

2012-09-16 | 美術




昨日、図書館でロイスダールの画集を探した。
正確には、図書館の職員の方に探してもらった。
最近は、コンピューターで管理されているから、あるかどうかはすぐにわかる。
すごいと思う。しかし、この児玉の図書館にはなかった。

ただ、その職員の方は、ロイスダールは17世紀のオランダの画家だから、その関係の本を探せば載っているかもしれませんねと言われた。そして、その関係の本を一緒に探してくれた。私は感心した。ロイスダールの正確な時代を忘れていたからだ。どうしても印象派に影響を与えた画家というイメージがあって、ターナー、カンスタブルの時代くらいかなと勘違いしてしまう。

それで、私は17世紀のオランダの有名な画家をもう一度、確認してみようと思った。

1、ルーベンス    (1577-1640)

2、レンブラント   (1606-1669)

3、ロイスダール   (1628-1682)

4、フェルメール   (1632-1675)

この順だった。

ヴァンダイクは、ルーベンスの弟子だからレンブラントより少し年上かなと思う。
調べたら、1599年生まれだった。
生まれで言うと、ルーベンスは16世紀の人だ。レンブラントが1606年だから生まれで言えば、17世紀はレンブラントからになる。しかし、ルーベンスは23歳で17世紀を迎えた訳だから、当然だが本格的な活躍は17世紀である。

このように、年表のように並べてみるのも面白い。
それぞれの年齢の関係がわかる。

ルーベンスが29歳のとき、レンブラントが生まれた。
レンブラントが22歳のとき、ロイスダールが生まれた。
ロイスダールが4歳のときに、フェルメールが生まれた。

それを知っておいて、いろいろな本を読むと、出会ったという記述があれば、その年齢差を頭において想像することができる。

ルーベンスが、何の絵を描いていたとき、レンブラントはどこで何をしていたなどということも自分の頭の中で展開できる。そういうことを考えるのは楽しいことだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする