井原すがこの想い

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平瀬ダム ・ 秋のたより

2011年09月06日 | 政治

昨日、”美しい錦川を未来へ手渡す会”の皆さんが岩国市や光市などからたくさん県庁に来て、錦川の上流に建設が計画されている平瀬ダムについての要望書を提出しました。 要望は、9月の半ばに、検討会が開かれる予定で、是非自分達もその検討会で、意見を言う機会を与えて欲しい、ダム建設ありきの会ではなくもっと違う手法で川を守ることも考えて欲しいという主旨です。 

前にもこのブログに書きましたが、有識者による審議会・検討会なるものは、行政のイエスマン(ウーマン)ばかりが選ばれ、行政は検討会を開きましたという既成事実ばかりを強調して、結果はもう決まっているものばかりです。 脱ダム宣言をした知事がいましたね、民主党もそんなことを言っていましたか? でも、建設費が膨大で、周辺への振興策も結構なものですから、お金のことを考える人達には、おいしくて止められないのでしょう。 こんな大事なことは、もっともっとパブリックにして自由に意見交換をし、決定されるようになるといいと思います。 

若者達は、自分達ばかりでなく未来に向けて自然の財産を残したいと、必死です。 上関原発に対しても、一生懸命がんばっている仲間達でもあります。 私が若いときにこんなに、ふるさとのことを一生懸命考えたかしら? と恥ずかしくなりました。

平瀬ダムの要望を提出(9/5)         千葉から届いた梨、 ふるさと日積のぶどう 

          

2005年9月6日に、錦川が大洪水になりました。 その時に上流のダムが放流されそれが洪水の原因ではないかと言われています。今、その時の放流を、井原前市長が許可した、といううわさがまことしやかに流されています。そこで、私は5日の県議会土木建築委員会で、ダムの放流の許可権は、誰にあるのか聞いてみました(知ってはいましたが)。回答は、管理者である県に権限があります、首長には放流権限はありません、とのことでした。 ネガティブキャンペーンには、あきれてしまいます。