今日もまた天気が良く、心地好い1日でした。そこまで暑くならなかったのが良かったです。これが平年並みなんでしょうけど。
明日からは、どうやら天気は下り坂みたいですが、たまには雨が降らないと困りますからね。
何せ、福岡地区は『水不足』という危機と、常に隣り合わせですから・・・。(汗)
さて。
たまには、音楽記事を書かないとダメだ!と思い、久しぶりに書きたいと思います。
昨日。
いつも全曲シャッフル再生しているウォークマンから流れて来た、ジョージ・ハリスンの「過ぎ去りし日々」・・・久しぶりに聴いたので、ついつい何度も繰り返し聴いてしまいました。
「過ぎ去りし日々/All Those Years Ago」
この曲、何と言っても、1980年12月に非業の死を遂げたジョン・レノンへの追悼曲として有名ですね。
その録音には、ビートルズ時代の盟友であるリンゴ・スターと共に、ポール・マッカートニーも参加して話題になりました。
当然、シングル・カットされて、全米2位!と、ジョージとしては久しぶりに大ヒットを記録した曲でもあります。
収録アルバムは、1981年に発表された『想いは果てなく~母なるイングランド/SOMEWHERE IN ENGLAND』です。
アルバム自体は、正直言って・・・地味。というか、収録された楽曲自体もあまりパッとしない、ジョージの作品としてはあまり出来が良い方ではないと思います。
レコード会社から、アルバムジャケットの変更・収録曲の差し替えを求められたりとか、発表に際して色々ゴタゴタもあったからでしょうかね...。
そんなアルバムの中で、ジョンの追悼曲でもあり大ヒットした、この「過ぎ去りし日々」が最も有名な曲でしょう。
私。
ジョージの楽曲、当然のように好きな曲は多いです。「過ぎ去りし日々」も好きな曲の1つです。
そして、私にとって、嫌っていうほど聴きまくった最初のジョージの曲が、恐らくこの「過ぎ去りし日々」だと思います。
発表当時、ジョンへの追悼曲であり、かつ、リンゴとビートルズ解散後初めてジョージの曲にポールが参加したとあって、FMとかで頻繁にオンエアされていたし、曲が気に入ってエアチェックして繰り返し聴いていたのを覚えています。
元々は、リンゴのソロ・アルバム用に提供する予定の曲だったらしく、ジョンの悲劇を受けて、歌詞を替えて自ら録音したとか。
その録音に、ギター演奏を頼みにジョージの元を訪れたポール&リンダ、デニー・レイン(当時ウイングスのギタリスト)が、逆に頼まれてバック・コーラスをオーバーダビングしたとか。
ちなみに、ジョージ・マーティンとジェフ・エメリックもクレジットされていて、この曲に参加しているみたいです。
ジョンの追悼曲に、ビートルズの残るメンバー3人と、ビートルズを支えたプロデューサー&エンジニアが参加しているのだから、解散時のゴタゴタを考えると、何とも感慨深いものがあります。(そのきっかけが、ジョンの死、というのが何とも悲しいですが...)
歌詞はそれなりに重い、かつ皮肉も混じったものですが、サウンドはジョージ“らしい”ポップ・ソングです。
明るいようなちょっと暗いような雰囲気の、それでいて聴いていてとっつきやすい曲ですが、歌詞の内容もあるのでしょうけど、ジョージの歌声がどこか無常さをも感じさせます。
リンゴがドラムを叩いていて、ポール(&リンダさん、デニー・レイン)のコーラス部分はあまり目立ちません。他人の曲では、何かしら目立とうとするポールですけど、この時はさすがに自制が効いていたのでしょうか。って、ジョージのソロ曲だから昔と違ってもはや好き勝手に口出しは出来ないでしょうけど。(笑)
でも、ポールらのコーラスがあまり目立たないのが、個人的には良かったような気がします。
ただ、正直言って・・・「過ぎ去りし日々」は、そんなにいい曲だとは思いません。ジョンへの追悼曲じゃなかったら、シングル・カットされても、そこまでヒットしなかったのではないでしょうか。(おいおい)
でも、私にとってもの凄く思い入れがある曲のため、絶対に忘れられない曲だと言えます。
あの当時、本当にしばらくの間、繰り返し繰り返し、飽きもせず聴いていたのを思い出します。
もう32年も前なんですね...。
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