11月3日。文化の日。
本当に久しぶりに、懐かしいUNICORN/ユニコーンのビデオを観ました。昔、TVの音楽番組に出演した際のものを録画したものです。
ちょうど、(インタビューから察すると)アルバム『ヒゲとボイン』をリリースしたばかりのユニコーン!
日時を見ると、1991年10月・・・と言うことは何と17年前なので、いやぁ、メンバーはさすがにみな若い!
やはり、一人EBIはカッコ良いですね!
アルバム『ヒゲとボイン』・・・インタビューの中、でメンバー本人達も地味で、ヒゲが生えた(大人になったって意味か?)なんて言っていますが、まあ確かにこれ今聴いても地味なアルバムかも知れません。
でも個人的には、ユニコーンのアルバムの中でも結構好きなアルバムです。
当時は、洋楽を差し置いてよく聴いていました。
ターボ意味無し
ニッポンへ行くの巻
開店休業
ザ・マン・アイ・ラヴ
フリージャズ
家
Oh,What a Beautiful Morning
車も電話もないけれど
と、好きな曲を列記しましたが、あらら、アルバムの半分以上が好きな事に。あっ、あとタイトル曲の「ヒゲとボイン」!
後の、あのPUFFY「アジアの純真」に繋がる、この「ヒゲとボイン」!
思いっきりE.L.O.的なサウンドに乗せて、三角関係?を歌った曲ですが、男の悲哀を感じる歌詞を聴くと笑える&ちょっと考えさせられます。
ビデオに録画されているライヴでは、この曲をラストにやっていたけど、新曲の割にはそれなりに盛り上がっていました。
この頃、奥田民生はE.L.O.にハマっていたのでしょうね、きっと。名曲だと思う「車も電話もないけれど」は、よく言われているけど「Mr.Blue Sky」だし。(苦笑)
さて。
ビデオには2時間の内、インタビューの他に、1時間ちょっとライヴ映像が録画されていて、まずウニコーンなるコピーバンドの演奏の後、ユニコーンが登場「看護婦ロック」で始まるのだけど、ステージ中央で4人(ドラムの西川くん除く)が円陣?を組んであのイントロを演奏するシーンは、見ていて「あ~ユニコーンだぁ!」と思って嬉しくなりました。(笑)
でも、出たばかりの?『ヒゲとボイン』からのナンバーは、ラストの「ヒゲとボイン」以外はそう盛り上がった感じはなく、やはり「スターな男」や「おかしな二人」「大迷惑」といったそれ以前の曲の方が、観客は大盛り上がりでした。
ちなみに、この年は、プロ野球セ・リーグの広島東洋カープがリーグ優勝した年だったみたいです。
民生は、カープの帽子とユニフォームを着てインタビュー&ステージに上がっていたし、ライヴ途中で「カープ優勝!」と叫んでいたし!さすが広島人、気合い入ってます。
インタビューでも、広島出身じゃない阿部B以外は、カープ優勝で盛り上がったと言っていたし。(笑)
個人的には、「スターな男」(大好き!)で、アコギからレスポールに持ち換えた民生が、曲に入る前に適当に弾いて、弦との摩擦で熱くなったのか、
「あちぃ!」
と、左手指をズボンにこすり付けていたが、笑えて良かったです。
あと、相変わらずの阿部Bのパフォーマンス!やりすぎるとうっとうしいのですけど、この映像ではまだマシでした。
いやぁ、笑えました。
最後に。
本人達がインタビューの中で、『ヒゲとボイン』について、前の『服部』『ケダモノの嵐』というアルバムと比べて、規模縮小と自嘲気味に笑っていたのが可笑しくもあり、何か寂しくもありましたね・・・。
いやいや、ビデオ鑑賞、実に楽しかったです。
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