今日から3月に入りました!
わりと暖かい日中でしたが、どんより曇り空から雨へ。
雨が降ると、どうしても憂鬱な気分になりますね。おまけに、PM2.5の影響なのか、空は霞んでいたし・・・やれやれです。
さてさて。
最近、また読書熱が復活中の私。1冊読み終えました。
それも、今回は珍しいことに外国小説に手を出してみました。
「ボートの三人男」 ジェローム・K・ジェローム 著 丸谷才一 訳 中公文庫
ブログ上で何度も書いていますが、偏ったジャンルの書籍しか読まない私・・・。
おまけに、児童文学にジャンル分けされるような作品以外は、外国人作家の小説など、これまでに10冊も読んでいない無知な男。
そのため、この小説が昔から読まれている、人気がある有名な作品とは全く知りませんでした。(汗)
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお供に、テムズ河をボートで漕ぎ出した。歴史を秘めた町や村、城や森をたどり、愉快で滑稽、皮肉で珍妙な河の旅が続く。数々のオマージュ作品を生み、いまだに世界で愛読されている英国ユーモア小説の古典。
(内容紹介文より)
この小説を知ったきっかけは、某新聞の本を紹介する面に掲載されていた、短いコラム(エッセイ?)でこの「ボートの三人男」が紹介されていたから。
それを読んでいたら、何となく「面白そうだなぁ」と思い、読んでみたくなったわけです。
しかし・・・手に入れるのが大変でした。(汗)
今回は、始めからネット通販を利用するつもりでした。この手の外国文学の本は、市街地の大きな書店へ行かないと手に入らないからです。
なので、いつものネット通販で注文しようとしたら、取り寄せで入手まで約1ヶ月かかるとか!
ならば仕方ない、市街地まで出たついでに購入するか・・・と、全国展開の大手書店の地元店舗の在庫をチェックしたら、うゎ~無いじゃん。(でも、ネットで店舗の在庫の有無を調べられるようになって、本当に有り難い世の中になりました)
すると、その書店のウェブストアに在庫が!
すぐに会員登録して、注文しました。
が、翌日。
“手違いでウェブストアに在庫がなく、現在急ぎ取り寄せています。入手出来たらご連絡します・・・”との、お詫び&連絡メールが届きました。
入手出来ないかも知れないとあったので、あちゃーと思いましたが、3日後に再びメールが届き、何とか入手見込みが立ち5日後を目途に発送出来るとの連絡が。
その連絡通り、5日後に発送連絡のメールが届き、無事に購入する事が出来ました。
私の注文後、この小説は注文不可状態のまま・・・ラストチャンスだったんだな、ラッキー!と思いました。(笑)
見れば2010年に改版が出たみたいで、それからまだ4年(もう4年?)しか経っていないのに、ネットで調べてもどこも在庫なしの状態なんて、そんなに人気があるの、この小説?!と思った私です。(単に、刷数が少なかっただけなんでしょうね)
こうして、手に入れるまで苦労した?小説「ボートの三人男」です。
肝心の感想です。
それなりに面白く読む事が出来ました。
登場人物にもそれぞれ共感出来る点も多く、読んでいて時々俺みたいだなぁ・・・と思ってしまうぐらい。(笑)
ただ、面白くはあるものの、それほど小説の世界に入り込めたわけではなく、読んだ後の満足感という点においてはちょっと・・・という感じです。
外国人のユーモアセンスや、こういう流れの内容を含めて、多分苦手なんでしょうね、私。
合う合わない、と言えば・・・やはり合わないです。
今回の「ボートの三人男」は、小説の内容よりも、この文庫本を手に入れるまでの過程の方が印象に残ってしまいました。(苦笑)
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