はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「かがみの孤城」

2018-11-20 00:08:09 | 本・映画・ドラマ
辻村深月さんの「かがみの孤城」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。


554ページと、結構読みごたえがありそうな本が手元にやってきた。
いつ読もう?と思っていたら、「明日は練習日ではありません」とお知らせメール。
てっきり練習日だと思っていたので、拍子抜けして、、練習意欲が少し削がれ、
よーし読むぞ~と、読み始めた。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、
ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所に?
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
一気読み必至の著者最高傑作。

という、紹介文のとおり、、、一気読みだった。
晩御飯を食べるのも忘れて、夢中になって読み終えてしまった。

7人の中学生がお城に集められてから、ほぼ1年間の物語。
人と接するのが苦手な子供たちなので、ゆっくりゆっくり話せるようになって、
心を開いていって、、、助け合いたいと思うようになって、、と
成長していく様が、よく描かれています。
そして、3月、、、終わりの日が近づいた頃から、、、涙が止まらなかった。

やっぱり、誤解を招かないように、気持ちをちゃんと伝えることって大事・・
と、改めて思った。
いろんなことに悩んでいても、、それを乗り越えて行けるパワーをもらえそうな本だと
思いました。
コメント
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