桐野夏生さんの『だから荒野』を読みました。

46歳の誕生日。
自分のために予約したレストランでの家族の言動に、何かがぷつんと切れ、食事の途中、
レストランを出て、そのまま家に帰らず、2度と帰らないつもりで、長崎への旅に出た、主婦。
高速道路に乗り、旅をする途中、いろんなことを経験し、たどりついた長崎で暮らし始め、、
出した結論とは?
身勝手な夫、息子2人と4人家族。
最初の方は、そんな不満があるなら、正面から向き合って話せばいいのよ。お金も何も持たず、
車ひとつで、家を飛び出して生きていけるほど、世の中甘くない。
なんて、世間知らずな、無謀な、甘い考えの人なのかしら?と、思ってた。
それが、道中、それみたことかと言わんばかりに、だまされたりして、やっと自分のことや、
家族のことが冷静に考えられるようになり、結果的には、冷静になるために、その人には
必要な時間と経験だったのかな?と思いました。
家族のあり方は、人それぞれで、どういう形が正しいかなんてのは、よくわからないけれど、
不満を貯め込んだまま生活をするなんて、よくないし、それを爆発させて、逃げていても、
何も解決しないのだから、現状が嫌で、なんとかしたいなら、行動を起こすしかない。
それが、家出だなんて、どうよ?と思うのは、私の感覚だけど、そこまでしないと、
家族の再生ができないところまで行ってしまっている家族だってあるのかもね~と、
私には、あまり共感を感じることなく、読み終わってしまいました。
逃げてちゃ、何も解決しないよ~ ってのが、心に残りました。

46歳の誕生日。
自分のために予約したレストランでの家族の言動に、何かがぷつんと切れ、食事の途中、
レストランを出て、そのまま家に帰らず、2度と帰らないつもりで、長崎への旅に出た、主婦。
高速道路に乗り、旅をする途中、いろんなことを経験し、たどりついた長崎で暮らし始め、、
出した結論とは?
身勝手な夫、息子2人と4人家族。
最初の方は、そんな不満があるなら、正面から向き合って話せばいいのよ。お金も何も持たず、
車ひとつで、家を飛び出して生きていけるほど、世の中甘くない。
なんて、世間知らずな、無謀な、甘い考えの人なのかしら?と、思ってた。
それが、道中、それみたことかと言わんばかりに、だまされたりして、やっと自分のことや、
家族のことが冷静に考えられるようになり、結果的には、冷静になるために、その人には
必要な時間と経験だったのかな?と思いました。
家族のあり方は、人それぞれで、どういう形が正しいかなんてのは、よくわからないけれど、
不満を貯め込んだまま生活をするなんて、よくないし、それを爆発させて、逃げていても、
何も解決しないのだから、現状が嫌で、なんとかしたいなら、行動を起こすしかない。
それが、家出だなんて、どうよ?と思うのは、私の感覚だけど、そこまでしないと、
家族の再生ができないところまで行ってしまっている家族だってあるのかもね~と、
私には、あまり共感を感じることなく、読み終わってしまいました。
逃げてちゃ、何も解決しないよ~ ってのが、心に残りました。