イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

パンデミックを一時忘れて暖かい午後の散歩、春はもう間近2月の終わりのクロッカスの花盛り

2021年02月26日 09時00分00秒 | 英国の動物
天気がよかったので、散歩に行きました。


あ、そうでした。
ステイ・ホームのロックダウン中です。

近所の商店街のコンビニエンスストアまで、「買い物」に、といいなおします。
散歩=運動はいずれにしてもロックダウン下の外出の理由としてちゃんと認められています。

外を歩いたのは本当に久しぶりです。
一時本当に寒い日が一週間ほど続いたのですが、ここ一週間ほどは気温が高く穏やかでした。

生きた木のクリスマスツリーが(勝手に)植わっているおなじみの空き地です。





いつの間にか、クロッカスが花盛りでした。
いちばん最初の写真も同じ空き地で撮りました。

てっぺんがだらしなく二つに分かれて Vサインのような形になってきた「クリスマスツリー」が目立つ位置に生えています。



先月までクリスマスツリーだった華々しい過去などなかったようなボサボサぶりですが、11月まで点灯されることのないフェアリーライトがあいかわらずぐるぐる巻きつけられています。



花壇ではなく、人が歩いて通る芝生のそこかしこからニョキニョキ出てくるクロッカス、人の手によって植えられているはずなのですが、特に手入れもされていないようです。



テタテットという、小型のスイセンも咲き始めています。

商店街を通って毎年、クロッカスの花盛りが楽しみな公園に行ってみました。


クロッカスの大河。




ここまで満開になるともちろん誰も踏んで通る人はいませんが、芽が出たばかりのクロッカスを知らずに踏んで通る人はけっこうたくさんいたと思われます。
つぼみの出る前に踏みしだかれて倒れ伏したクロッカスの茎もけっこう見つかりました。

本当にあたたかい日でした。
暑がりの私は綿のコートで出かけたのですが、10分も歩く間に暑くなってきました。
うっかり着て出たモヘア入りのセーターが肌にチリチリし始めました。
セーターを脱いで、袖なしのティーシャツの上に綿のコートを羽織っただけで約一時間屋外を歩き続け....うっすらと汗をかきどおしでした。

おなじみの、木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる低い柵に囲われた角の空き地です。


スノードロップの盛りはギリギリすぎちゃったところでしょうか。


まだ十分華やかですが、開ききってしまった花がほとんどです。

先週あたりがスノードロップの最盛期と咲き開き始めたクロッカスが同時に見て楽しめるつかの間のクロスオーバーの時だったかもしれません。

なぜか、スノードロップとクロッカスは道路に近い柵ギリギリのところにかたまって群生しています。
イースターまでには、イギリスの春の野の花、黄色いラッパズイセンでこの空き地が埋め尽くされます。
....「自然保護区域 Nature Conservation Area」なんて書かれていますが、球根はすべて人の手によって植えられたものです。

好き勝手に増え続けているみたいですが。

空き地を離れた位置から撮ってみました。


晴れた屋外から家を出た時より薄着で家に帰ってみると、家の中は外より寒かったのです。
コートを脱いで、モヘア入りのセーターをまた着ました。

クロッカスの花盛りを見て外を歩いて汗をかいて、もう春はすぐそこまで来ている、なんて思っていたら一昨年は3月に大雪が降ったのを思い出しました。
油断はできません。







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