イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

おなじみの文言いり靴下、かわいい動物のイラスト入りで脱力ダジャレの連続発言

2020年08月17日 09時00分00秒 | 気になる製品、気になるデザイン

ストックポートに大規模な支店のある安売り衣料店、プライマーク PRIMARK で息子が買った4足セットのバカな絵入り靴下です。
バカな絵入り靴下、シリーズ化決定です!

私も好きな動物のイラスト集

写真はすべて最初に履いて1度洗濯をした後撮りました。

呆れた時、びっくりした時に発する慣用句、Oh my god のシャレがかなり苦しい「OH MY COD」とつぶやいているサカナは....


もちろん、コッド( cod )です。
グーグルして実物写真を見てみると、たしかに実物も背びれがいっぱいありますがあまり似ていません。
辞書には「タラの一種」と書かれています。
「フィッシュ&チップス」のフィッシュ・フライにつかわれる、イギリス人にとってもっともなじみのあるサカナなのではないでしょうか。
たぶん、イギリス人のほとんどはコッドがどんなサカナなのか知らないはずです。気にもしないでしょう。
最大100kgの大魚、スーパーでも切り身しか売られていません。

ぐっすり寝ている老ネコ、ホレイシオの背中に載せてクローズアップを撮りました。



「TOUCAN PLAY THAT GAME 」とつぶやいているのは.....


南米産のエキゾチックなトリ、トゥーカン(オオハシ)です。
もとになった慣用句 Two can play that を私は実は知りませんでした。
「やられたらやり返す」復讐戦に挑む時などに使う言い回しだそうです。
子供たちがぶたれたらぶち返しワーワーはしゃぎまわる時にも掛け声として使われるそうです。
直訳は「2人でこのゲームができるね」ですし。

脚が黒いヨーロッパのキツネ( fox )、「NO FOX GIVEN 」と、言うことがお下劣です。


もとになった No f***s given というのは、憤っている状態で「どうなっても知るか」という意味でつかわれる、キタナイ単語入りの口語の常套句です。
用法はよく知られていますが、私が使ったことはもちろんありませんし、誰かが使っているのを目の前で聞いたこともありません。




個人的には一番好きなラーマ(llama) の 「NO PLOB-LLAMA 」


もちろん日常よく使う、No problem (問題なし、気にしないで)のもじりなのですが、おどけて(正しくない)スペイン語風にNo problema! といわれることが多いのです。
そう言えば、南米産のラーマが「ノー・プロブラーマ」というアイデア、この靴下デザインのオリジナルではないと思います。
「ノー・プロブラーマ」とかかれた吹き出しが書き加えられたラーマの写真をどこかでたしかに見たおぼえがあります。

それを言うならこのダジャレ靴下全部がすでによそで使わされたアイデアの借用かもしれませんね。

あくまでも、「も~しょうがない、くだらないシャレ!」と脱力感を伴う笑いを誘うことを狙いとしたシャレのはずです。
イギリスではこの手のジョークを「おやじギャグ」「サムい」「その場が凍り付く」とさげすむ風潮はありません。



私も日本語の「オヤジギャグ」大好きです!

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夫婦喧嘩は存在しない (浅井洋)
2020-08-17 11:24:07
江里さま

 英国の輸出品目の 最大は 英語と 言うから

言葉 遊びが 大事なのでしょうね

靴下の文字迄 読み取る のは ナカナカ 目の悪い

眼鏡の多い 学生さんには 可哀想かも
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