イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

気に入っているのは毛糸を取られた私だけ、みんな迷惑うちのアーティストネコ、ティブの新作

2021年01月15日 08時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ
おなじみ、ストックポートうちのネコ自慢日報です。

母ネコ、リヴィーはあいかわらず太っています。


そんなことはどうでもいいのです。

昨日の朝、起きて一階に降りて見つけた息子ネコ、ティブのインスタレーション・アートです。





どちらも夜に撮った写真ですが。

題して「運命の赤い糸」。

玉の先端は、一階のキッチンにおいてあるこのソファーの裏にまわっています。



その前日、2階のリビングルームで細めのあまり糸の整理をしました。

春に編んだあまり糸のスヌードの配色が気に入らずほどいてまた別の糸をくわえて編みなおしはじめました。
もちろん毛糸玉に異常な執着を持つティブは部屋への立ち入り禁止です。



作業が一段落したあと、手元の毛糸玉を片付けてネコ2匹をリビングルームに入れた時のことです....

私がヨーグルトを食べ終わってコーヒーテーブルの上に置きっぱなしにしていたお茶碗をなめるリヴィー。


(ティブの耳がテーブルのふちからのぞいています)

母親がお行儀悪いつまみ食いを終えてソファーに寝に戻ったあと、ティブがテーブルに上がりました。
使用中の毛糸玉が入っているバケツからこっそり赤い毛糸玉をつまみ上げる一連の動作を写真におさめました。
本人は誰にもみられていないはずだと思っています。







ちなみにこの赤い毛糸は階段のインスタレーション・アートの素材とは違う玉です。
慌てて追いかけて取り返しました。

寝る前にすべての玉を口の閉まる袋か、バケツ(ヨーグルトが入っていた容器)に入れてフタを閉めて部屋を出たのですが、翌朝、発見したのが上の写真のインスタレーション・アートです。

どうやら、バケツのふたがパッチンと閉まっていなかったらしく、利口なティブは手(前脚)を使って上手にこじ開けて大きな赤い玉をほじくりだしたようです。


階段を降りると私の目の高さにピンと張られた赤い糸がジャマでかがまないと通れません。
夫と息子には「素晴らしいアート作品なのでそのままにしておくように」と言い渡してあります。

2人ともイヤそうな顔をしましたが、うちのネコのアート表現に敬意を払って1日中赤い糸の下をくぐって階段を上がり降りしています。






糸の始まりは2階のリビングルームのソファーの裏に小さな玉として転がっていました。
夜遅くに拾って巻きなおしかけたのですが、テレビに気を取られている間に、アーティストのティブに分捕られました。



巻き取るのは難しそうです。
今日の昼過ぎには片付けるつもりです(実は作品はまだあります)


.....なんとかコロナウィルスのパンデミックの話を避けられました!




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