イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

秋の終わり、冬到来の12月初日、落ち葉の掃除とクリスマスの飾り解禁

2020年12月02日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
昨日は12月1日、コロナウィルスのパンデミックで荒れた2020年、最後の月の始まりです。


「年々早くなっている」と言われ始めて久しいクリスマスの飾りつけの解禁日です。



(☝医療従事者への感謝と支援を表明する虹のアートまでかかっていて道行く人へのアピールが盛んな家庭のようです)

とは言え11月の最初の週に厳粛な戦没者追悼日が終了し次第ショッピングセンターや商店などはクリスマスムードを盛り上げようといっせいに飾りつけを始めるのです。
それにつられて「12月まで楽しみはとっておこうよ」という伝統が年々うすれ最近は12月前にはじめる気の早い一般家庭もけっこうあるのです。
60代の夫が子供の頃はクリスマス・イヴ(12月24日)になるまで飾りつけはしないものだったそうですが。

久々に快晴の上天気でした。



木々の葉もこのあたりでは散りつくしてスッキリ。
そう言えば歩道いっぱいに散り積もって雨に打たれてドロドロしていたぬれ落ち葉をこのあたりでは見かけませんでした。

ああ、これこれ。


落ち葉の吹き集め作業。
大きな音を立てて管から噴き出す教風で歩道にへばりついたぬれ落ち葉を浮かせて一か所に集めています。



落葉が始まったころにカサカサと音を立てる色鮮やかな落ち葉を踏んで歩くのはなかなか楽しいものですが、雨が続く秋の終わりごろにはキタナイ茶色に変色してドロドロ腐り始めて踏んで歩くのがウンザリ、になります。
そのままでも滑りやすくてじゅうぶん危険ですが寒くなってくると凍って始末が悪くなることこの上なし。




お年寄りが転んで骨折して寝たきりにでもなれば賠償問題です。
市から請け負って作業をしている造園業者のようです。



集めて伴走のトラックに積み込むようでした。


腐葉土にでもするのでしょうか。
どうするのか聞きたかったのですが、騒音を遮断するヘッドギアを装着していたので邪魔するにしのばず声をかけませんでした。

そばに立っていた私の存在に気がついたようなのでスマートフォンを見せて身振りで写真を撮ってもいいか聞いてみたら無言で親指を立てた了承の合図をもらえました。

作業が終わったスポットはスッキリ、この先にはまだ落ち葉でべっとり覆われた歩道が限りなくのびていました。


ジェット噴射の落ち葉の吹き寄せ作業は晩秋、初頭の風物詩です。


空気は冷たく、正午前でしたが歩道沿いの日が当たらない部分に吹き寄せられた車に踏まれていない濡れ落ち葉にまだ霜が残っていました。






















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