イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

戌年の新年あけましておめでとうございます!イギリスでは現在大人気、プードル混の新犬種!

2018年01月04日 22時42分30秒 | 英国のイヌ

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


今年は戌(犬)年、ストックポート日報 の新年最初の号は犬の話題で始めたいと思っていました。

まず、コッカプー cockapoo


飼い主が買い物をすませて出てくるのを店の前で待つ忠犬です。
名前は聞いたけど忘れました。






プードルと、コッカースパニエルの混血です。



イギリスでは、プードルと掛け合わせた「新犬種」が大人気です。

掛け合わせで作り上げたイヌのことは「デザイナー・ドッグ designer dog 」というそうです。

プードルは毛が抜けにくく、動物の毛のアレルギーがある人にもアレルギーが起こりにくい毛質だとか。
しかも賢く、気立てがよい犬種として昔から知られています。
じゃ、プードルを飼えば?と思いますよね。

他の人気犬種とわざわざ掛け合わせる理由は、雑種のほうが丈夫で長生きしやすいから、だそうです!
純血種にはその犬種特有のかかりやすい病気がそれぞれあるそうですし。

隣の家の、ラブラドゥードル labradoodle、まだ1歳未満のトミー。




プードルとラブラドールの混血です。



動き回るので立った静止写真は撮れませんでした。

クマのようにとびかかってくる 落ち着きのないやんちゃ犬ですが、表情におじさんぽさがにじみ出ています。


最後にカバプー cavapoo


友人の飼い犬、デクスターはカヴァリエー・キング・チャールス・スパニエルとプードルのかけ合わせです。

兄弟同様に育ったルーファス(左)・・・


・・・は、純血(と言っても血統書はなし)のコッカー・スパニエル。


写真撮影用になぜか頭頂の毛を櫛で梳き上げ、おすわりポーズをつけてくれました。

コッカー・スパニエルとプードルの混血は、一番上の写真を見てください。

以上の三種はイギリスで今、とても人気のある犬種です。
ラブラドールとスパニエル系は、イギリスでは昔から「知的な」中流家庭に人気の犬種です。
今では、プードル混ざりのへんてこりんな名前の犬種のほうが人気があるそうです。

他にも、プードルとあらゆる犬種の混ざった「半プードル」が次々と生まれているそうです。

プードルといっても、抱き犬タイプのミニチュアー・プードルやパリジェンヌが連れているイメージのトイ・プードルではなく、体高が1メートルぐらいある猟犬のスタンダード・プードルとの混血です。

プードル混は犬種としてまだ登録されていないそうです。
たとえば、スパニエルとの混血だとスパニエルのような中型の成犬になるのかスタンダード・プードルほどの大型犬になっちゃうのか仔犬の時の見かけからは予測できず、大きさも見かけも統一されていないからだそうです。

毛の質は、プードル特有の硬めのクリクリした巻き毛が多いようですね。

健康のためのトリミングは不可欠です。
となりの家のトミーは、冬なのでトリミングをさぼっているとのこと、むさくるしいですね。

イギリスでは干支のことを誰も話題にしないので、すっかり忘れていました。

旧正月(太陰暦の1月1日)が近づく2月になるとはじめて中国系移民の経営する中華料理レストランなどで、干支の動物モチーフを飾りはじめます。
中国系移民を多数擁するロンドン、マンチェスター、バーミンガムなどの大都市では異文化を融合させる意味もあって地域をあげて祝う行事の一つになっています。


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コメント (3)
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