イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マンチェスター大学理工学部(ユーミスト)の構内アート、など  ・

2014年11月06日 09時00分37秒 | マンチェスター
ニュートンのりんごの木と、アルキメデス大先生でおなじみマンチェスター大学理工学部( ユーミスト UMIST )構内のケーブル・アート。


調べてみました。

メビウスの輪をモチーフにした、Axel Wolkenhauer 作、Technology Arch。だそうです。
角度をかえて。


背景は1830年代年建造の、本校舎。

赤いケーブル・アートのむこう、鉄道橋のアーチの下には、浮体の原理を発見した歴史的瞬間のうれしそうなアルキメデス大先生の入浴像がみえます。


アルキメデスの原理(浮体の原理)を発見した瞬間のアルキメデス、再び。( 詳細は9月23日の本欄参照 )



まんなかの大きな木の下には、「近代科学の父、アイザック ニュートンに万有引力の法則のヒントをもたらしたりんごの木」の接ぎ木の悲しげな生き残り「 ニュートンのりんごの木 Newton's Apple Tree 」、があります。

鉄道橋ぞいにもう少し右に歩くとあるのが、ヴィントー Vimto を記念する木彫りアート。


ヴィントーは、かすかに薬湯の味のする、フルーツ・ドリンク。
100年以上も親しまれている、イギリスではおなじみの清涼飲料です。

材料はこれを見たらわかりますね。ぶどう、ラズベリー、ブラックカラント、長いのはヴァニラ。

この場所がヴィントー発祥の地、さいしょの工場があった場所だそうです。

木彫家 Kerry Morrison の1992年の 作品。Monument to Vimto というタイトルです。

木が腐り始めたり、酔っ払った学生に果物のいくつかが持ち去られたりと災難続きでしたが、最近修復され防腐加工と彩色もほどこされました。



明日は「ニュートンのりんごの木 Newton's Apple Tree」をご紹介します。


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