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創立の十一月十八日を讃う

2021年11月17日 | 妙法

〈桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉第16回 創価の創立記念日2021年11月17日

 本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第16回は、創価学会創立記念日に詠んだ「創立の十一月十八日を讃う」(2003年)です。

晴れ渡る青空と太陽(池田先生撮影、2014年11月18日、都内で)。先生は「『創立の日』! この日は 我らの久遠の原点に 立ち還る 赫々(かっかく)たる光輝に 満ち満ちた日で
晴れ渡る青空と太陽(池田先生撮影、2014年11月18日、都内で)。先生は「『創立の日』! この日は 我らの久遠の原点に 立ち還る 赫々(かっかく)たる光輝に 満ち満ちた日で
勝利と栄光の11月18日 万歳!

 我らの
 十一月十八日!
 晴天であった。
 日本晴れであった。
  
 日本中の友が
 天を見上げた。
 世界中の同志が
 妙法を唱えた。
  
 十一月十八日!
 この日は
 我らの
 決意の誕生日!
  
 世界平和を誓い
 祈りゆく
 わが創価の
 創立の日である。
  
 我らの胸に
 抱いているものは
 名誉心でもなく
 ただひたすらに
 広宣流布!
  
 我らには
 大げさな話も必要ない。
 人々から
 いかなる非難を受けても
 動揺しない。
 胸の奥底には
 強い深い
 決心があるからだ。
  
 我らは
 荒れ狂う暴風雨にも
 負けなかった。
 我らは
 あの凄まじき大豪雨にも
 怯まなかった。
  
 我らの前途には
 常に大難を乗り越える
 壮大な勝利の
 輝く太陽が待っている。
  
 我らの永遠の道は
 英雄の道であり
 師子の道であり
 勝利の道である。
  
  ◆◇◆
  
 我々には
 常に豊かな
 活気に満ちた前途が
 待っている。
 つまらぬ悪評など
 眼中におかない。
  
 法華経の安楽行品には
 「智者は是の如く
  善く其の心を修せば
  能く安楽に住する……
  其の人の功徳は
  千万億劫に
  算数譬喩もて 説くとも
  尽くすこと能わじ」と。
  
 我々同志の交わりは
 いよいよ強く深く
 天上のごとく広々と
 調和していくばかりだ。
  
  ◆◇◆
  
 法華経二十八品の
 結びである普賢品には
 濁悪の世に
 広宣流布しゆく
 わが尊極の同志を讃えて
 こう記されている。
  
 「願う所は
  虚しからじ。
  亦た現世に於いて
  其の福報を得ん」
  
 「若し是の経典を
  受持せん者を見ば
  当に起って
  遠く迎うべきこと
  当に仏を
  敬うが如くすべし」
  
  ◆◇◆
  
 我らの創立の精神は
 世界の平和のためにある。
 世界の人類の
 連帯のためにある。
 そして
 晴れ晴れとした
 人間主義の勝利である。
  
 十一月十八日は
 仏意仏勅の
 創価の誕生日!
  
 我らの
 十一月十八日、万歳!
 勝利と栄光の
 十一月十八日、万歳!
 親愛なる尊き同志の
 十一月十八日、万歳! 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「日蓮大聖人御書全集 新版」あす発刊2021年11月17日

  • 監修した池田先生が序文を執筆
  • 「永遠に御書根本の大道を」
『日蓮大聖人御書全集 新版』は、日蓮大聖人の御聖誕800年の慶祝の意義を込め、11・18「創価学会創立記念日」に発刊
『日蓮大聖人御書全集 新版』は、日蓮大聖人の御聖誕800年の慶祝の意義を込め、11・18「創価学会創立記念日」に発刊

 「創価学会創立記念日」のあす18日、『日蓮大聖人御書全集 新版』が発刊される。
 
 監修した池田大作先生が「序」を執筆。「我ら創価学会は、永遠に『御書根本』の大道を歩む」「この一書とともに、『立正安国』『立正安世界』へ、『万年の外未来までも』、地涌の宝友が師弟誓願の不二の旅を歓喜踊躍して進みゆかれることを、私は心から願うものである」とつづった(全文を後日配信)。
 
 また原田会長は、発刊に当たり、談話を寄せた。
 
 御書新版は、青年をはじめ現代の人々がいっそう親しみをもって御書を心肝に染められるよう、文字を大きく、改行や句読点を増やし、現代仮名遣いを用いた。また、現在の御書全集の発刊後に発見・公開された御書32編を新たに収録した。
 
 配列は、十大部を冒頭に掲げ、次に法門・法理を示された「教理書」、諸宗比較や対外的な書、図表・抄録類、講義。門下に宛てたお手紙は所在地ごととし、主な門下はそれぞれ項目を立てた。そして、諸御抄、日興上人文書、伝承類と続く。

分冊第1巻も同時刊行
『日蓮大聖人御書全集 新版』分冊第1巻
『日蓮大聖人御書全集 新版』分冊第1巻

 御書新版と同時刊行の分冊第1巻には「序」を含め冒頭から教理書の前半までを収録。明年の2月に第3巻、9月に第4巻、11月に第2巻が刊行予定で、第2巻は教理書の後半から御義口伝などの講義まで。第3巻は富木常忍池上兄弟四条金吾はじめ安房・下総・鎌倉・伊豆の門下へのお手紙。第4巻は南条時光のほか佐渡・甲斐・駿河・遠江・尾張の門下へのお手紙から最後までが収められる。
 
 なお、創価学会公式サイト「SOKAnet」では、御書新版の全文検索コーナーが本年12月下旬に開設される予定となっている。

〈原田会長の談話〉 世界広布の未来記を実現した創価三代の広宣勝利の結晶

 日蓮大聖人御聖誕800年を寿ぐ『日蓮大聖人御書全集 新版』の発刊、誠におめでとうございます。
 
 この御書新版は、池田先生にご監修いただきました。表紙をめくると、本扉には書名とともに「池田大作先生監修」「創価学会」の文字が明記されています。
 
 仏意仏勅の創価学会は、永遠の師匠・池田先生ご監修の御書を携え、いよいよ末法万年の広宣流布へとまい進します。監修の労を執ってくださった池田先生に満腔の感謝をささげつつ、さらに本格的な世界宗教への飛翔を「空飛ぶ者の王たり、鷲のごとし」の勇壮さと力強さで、192カ国・地域の同志と共に開始していきたいと思います。
 
 また、発刊に当たり、池田先生は、巻頭へ「序」を寄せてくださいました。
 
 この中で、初代・牧口常三郎先生、第2代・戸田城聖先生の「不惜身命」「死身弘法」の闘争を仰がれながら、「御書に展望された『仏法西還』さらに『一閻浮提広宣流布』の未来記を遂行してきたことは、創価の師弟の誉れである」と記されました。
 
 そして先の御書全集の「発刊の辞」で、戸田先生が「この貴重なる大経典が全東洋へ、全世界へ、と流布して行く事をひたすら祈念して止まぬものである」と記されたことに触れ、「恩師の念願は、まさに現実のものとなった。先師と恩師が微笑み合われる会心の笑顔が、私の胸に迫ってならない」とつづってくださいました。
 
 牧口先生の生誕から150周年、戸田先生の会長就任から70周年、権力の魔性、権威を笠に着た聖職者の陰謀、紛然と競うあらゆる障魔を厳然と勝ち越え、池田先生が先師・恩師にささげられた、この御書新版の発刊こそ、創価三代の広宣勝利の結晶であります。
 
 さらにページを読み進めて諸御抄を拝すと、大きくなった活字、読みやすく工夫された振り仮名と句読点、現代的に改められた送り仮名、改行の多さなど、万人に親しみやすくなったことが一目瞭然です。
 
 全ては、池田先生から刊行委員会に「正確さ」「読みやすさ」「学会の伝統」を重んじるようにと、幾度となくご指導をいただいた賜物です。
 
 学会の同志はこれまでも、老若男女が常に寄り集まって御書をひもとき、いかなる困難が眼前に襲い掛かっても「冬は必ず春となる」と寒風に胸を張り、「賢者はよろこび愚者は退く」と前進を貫き、“一切は御書に仰せの通りなり”との大確信で広布とわが人生の勝利を切り開いてきました。この「御書根本」「大聖人直結」の仏道修行の在り方を、一人一人が、いっそう強固にしていくことこそ、御書新版発刊の「画竜点睛」です。
 
 「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」――戸田先生以来の「信行学」にわたる「実践の教学」の伝統を、さらに強め、深めるために、私たちは御書新版を常に座右に置き、幸福の軌道、勝利の大道をあやまたず歩み抜いてまいりたい。
 
 「日蓮、仏法をこころみるに、道理と証文とにはすぎず。また道理・証文よりも現証にはすぎず」――この御聖訓の正しさをわが研さんと実践で厳然と示しながら、自他共の絶対的幸福の境涯を確立し、仏法の人間主義の大哲理によって、全人類の宿命の転換を成し遂げゆこうではありませんか。

〈出版案内〉

 【御書新版】2288ページ、A5判。8000円(税込み)。
 【分冊第1巻】656ページ、B6判。1200円(税込み)。
 
 全国の書店で購入・注文できます。聖教ブックストアでも受け付け中。ウェブサイト=bookstore.seikyoonline.com 電話=(0120)983563(午前9時~午後5時、土・日・祝日を除く)。※電話の場合、支払いは代金引換のみ。FAXでの注文はできません。
 
 コンビニ通販サイト「セブンネットショッピング」「HMV&BOOKS online」での注文、受け取りも可能です。
 
 ※『分冊第1巻』はご注文後すぐに発送となりますが、『御書新版』は7月の予約開始から多くの方にご注文いただき、在庫不足となっております。お手元に届くのが12月下旬になる場合もあります。ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

〈社告〉

 『日蓮大聖人御書全集 新版』の発刊に伴い、本紙は2022年の新年号(1月1日付)から、大白蓮華、創価新報、未来ジャーナル、少年少女きぼう新聞は2022年1月号から、御文を御書新版の表記で掲載します。ページ数については、御書新版と共に原則、『日蓮大聖人御書全集』のページ数も併記します。今後とも、さらなる読者サービスに努めてまいります。引き続いてのご愛読をよろしくお願いします。聖教新聞社 

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