高倉健さん:国民栄誉賞を検討 政府が年内にも判断
政府は19日、今月10日に83歳で死去した俳優の高倉健さんに、国民栄誉賞を授与する検討に入った。政府関係者が明らかにした。
高倉さんの国民的な知名度や国内外での俳優としての長年の実績、日本社会に大きな影響を与えたことなどが授与にふさわしいとみている。
今後、高倉さんの遺族や関係者の意向も聞き、年内にも判断する。
国民栄誉賞の表彰規程は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった」人が対象と定めている。
高倉さんに国民栄誉賞が授与されれば、2011年のサッカー女子ドイツ・ワールドカップの日本代表チームを除く個人としては23人目で、
13年5月に受賞したプロ野球巨人の長嶋茂雄・終身名誉監督と元米MLB・ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜さん以来。
俳優では09年12月に受賞した森繁久弥さん(09年11月に死去)以来5人目となる。
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