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【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース 2024年3月29日 6:00 JSTブルームバーグ

2024-03-29 07:44:13 | 日記

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
西前明子
2024年3月29日 6:00 JSTブルームバーグ

デフレ脱却は正念場と岸田首相会見、FTX共同創業者に禁錮25年
ホームセンター業界で大型買収、消費者マインド、グロース氏の提言


Toronto Blue Jays' homecoming game at the Roger Centre in Toronto, Ontario, Canada. Photographer: Cole Burston/Bloomberg

大リーグ(MLB)公式シーズンが開幕し、人気チームが対戦する試合のチケット値上がりが報じられています。一方でそれぞれの開幕ゲームで買える一番安いチケットはいくらかという、ちょっと微妙な話題も。MLBオンFOXがインスタグラムの公式アカウントで掲載した転売業者情報によると、ピッツバーグ・パイレーツ対フロリダ・マーリンズ戦の最低価格は13ドル(約2000円)。最低価格が最も高いのがシカゴ・カブス対テキサス・レンジャース戦で285ドルだそうです。安いということは基本的に嬉しいはずですが、インスタグラムでの反応を見る限りファンは複雑な思いのようです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
千載一遇

岸田文雄首相は記者会見で、デフレ脱却に向けた「千載一遇の歴史的チャンスを手にしている」としながらも、「まだ道半ば」と指摘。デフレを後戻りさせないことに政権の存在意義があるとの見解を示した。先週の日銀政策会合を踏まえ「デフレからの完全脱却のための最大の正念場にあたって、政府と日銀は緊密な連携を継続していく」と強調した。為替動向については「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切な対応を取りたい」と述べたが、介入の可能性については明言を避けた。
禁錮25年

経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXの共同創業者、サム・バンクマンフリード被告に対し、ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁は禁錮25年を言い渡した。同被告に対しては昨年、陪審が詐欺や共謀など7件の罪で有罪評決を下している。禁錮刑に加え、110億ドル(約1兆6600億円)余りの資産没収も言い渡した。検察は最長50年を求刑し、バンクマンフリード被告の弁護団は6年6月を求めていた。
1兆ドル市場

米ホームセンター大手ホーム・デポは、建築資材販売の米SRSディストリビューションを約182億5000万ドル(約2兆7600億円)で買収すると発表した。自ら作業を行う一般のDIY消費者より利益が見込める専門業者の分野をさらに強化する。同社ならびに競合する米ロウズは、そうした専門業者の市場でのシェア拡大を目指し競っている。SRSは屋根工事業者や造園業者などにサービスを提供。47の州で760カ所余りの支店を持ち、2500人以上の営業スタッフを抱える。ホーム・デポは買収により対応可能な市場が1兆ドル規模に達すると説明した。
センチメント改善

米消費者のセンチメントは株高とインフレ鈍化が継続するとの見方が追い風となり、3月末にかけて著しく改善した。米ミシガン大学がまとめた3月の消費者マインド指数(確報値)は79.4。速報値に対する確報値の上昇幅としては2022年8月以来の大きさとなった。5-10年先のインフレ期待は昨年9月以来の低水準となった。現在の家計に対する見方は約2年ぶりの高水準。現在の経済見通しは2021年7月以来の高水準に達した。
「勇気のある投資家」

トランプ前大統領のメディア企業に関連したオプション取引が、ミーム株トレーダーやウォール街の専門家を魅了しているが、かつての「債券王」ビル・グロース氏もその一人だ。トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは株価のさらなる乱高下が予想されるため、デリバティブ(金融派生商品)で利益を得るには極端なコストがかかるようになっている。グロース氏はソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」への投稿でオプションの手じまいを推奨した。「天才とは、年率250%のボラティリティーでDJT(トランプ・メディアの銘柄コード)オプションを売る勇気のある投資家のことだ」と述べた。
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28日の海外市場 NYダウ・S&P500最高値 5カ月連続上昇 Market Morning Briefing 2024年3月29日 6:20 (2024年3月29日 6:30更新) 株式

2024-03-29 07:28:37 | 日記
28日の海外市場 NYダウ・S&P500最高値 5カ月連続上昇
Market Morning Briefing
2024年3月29日 6:20 (2024年3月29日 6:30更新)
株式

ニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比47ドル29セント高の3万9807ドル37セントで終えた。21日以来となる最高値を更新した。米経済への楽観や米利下げ観測が相場を支えた。ただ、29日からの3連休を控え薄商いとなるなかで、買いの勢いは限られた。ダウ平均は3月に810.98ドル(2.08%)上昇した。月間では5カ月連続の上昇となり、2020年4〜8月以来の連続記録となった。

スリーエム(3M)やシェブロン、ボーイングが買われた。一方、アップルやアムジェンは下げた。朝に四半期決算を発表したホーム・デポも売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小反落した。前日比20.063ポイント(0.12%)安の1万6379.458で終えた。アナリストの目標株価引き下げがあったテスラは2%安で終えた。メタプラットフォームズも下げが目立った。月間では287.536ポイント(1.79%)高となり、5カ月連続で上昇した。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日比5.86ポイント(0.11%)高の5254.35で終え、連日で過去最高値を更新した。月間では158.08ポイント(3.10%)高となり、5カ月連続で上昇した。
債券

ニューヨーク債券市場で長期債相場は3営業日ぶりに小反落した。長期金利の指標となる表面利率4.000%の10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は低い)4.20%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が27日夕の講演で利下げ開始を急ぐ必要はないとの見解を改めて示した。金融政策の影響を受けやすい2年債を中心に売りが出た。債券市場は29日が聖金曜日の祝日で休場となり、28日は午後2時までの短縮取引だった。
為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=151円35〜45銭で取引を終えた。米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を翌日に控えて様子見ムードが強く、小幅な値動きだった。

27日夕の米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事の発言を受けて米利下げ開始が想定よりも遅くなる可能性が意識され、円の重荷となった。日本政府・日銀による円買い介入への警戒感は円の下値を支えた。28日には岸田文雄首相が過度の円安について「あらゆる手段を排除せず、適切な対応を取りたい」と述べた。円安けん制発言が相次いでいることは円売りに一定の歯止めとなった。
商品

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比1.82ドル(2.2%)高の1バレル83.17ドルで取引を終えた。米経済の底堅さを背景とした需要の伸びが意識され、買いが優勢になった。

朝方発表の2023年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率3.4%増と、改定値(3.2%増)から上方修正された。週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、ミシガン大学が発表した3月の消費者態度指数(確報値)は速報値と市場予想を上回った。一方、米連邦準備理事会(FRB)は年央にも利下げに転じるとの観測が強く、経済を支えて原油需要の伸びが見込めるとみた買いを誘った。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比25.7ドル(1.2%)高の1トロイオンス2238.4ドルで取引を終えた。一時は2246.8ドルと1週間ぶりに過去最高値を更新した。
ワンポイント

28日のニューヨーク市場では翌日から3連休を迎えるため市場参加者が少なく、米指標も市場予想並みだったため、全体的に値動きが小さい一日でした。29日にはFRBが重視するインフレ指標である2月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えます。パウエルFRB議長が討論会に参加する予定もあります。物価指標やFRB議長発言を見極めたい参加者も多く、積極的に持ち高を傾ける動きは限られました。

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米国株、ダウ続伸し47ドル高 最高値更新 米経済への楽観が支え ナスダックは小反落 米国・欧州株概況 2024年3月29日 5:55

2024-03-29 07:26:53 | 日記
米国株、ダウ続伸し47ドル高 最高値更新 米経済への楽観が支え ナスダックは小反落
米国・欧州株概況
2024年3月29日 5:55

【NQNニューヨーク=稲場三奈】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比47ドル29セント(0.11%)高の3万9807ドル37セントで終え、1週間ぶりに最高値を更新した。米経済への楽観や米利下げ観測が相場を支えた。ただ、29日からの3連休を控え薄商いとなるなかで、方向感を欠く場面もあった。

朝発表の2023年10〜12月期の実質国内総生産(GDP、確定値)は前期比年率3.4%増と、改定値(3.2%増)から上方修正された。週間の新規失業保険申請件数は21万件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(21万1000件)を下回った。

市場では、「3連休を前に市場参加者が少なく、米指標も想定の範囲内にとどまり、値動きは小さかった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。あすは聖金曜日で休場となるが、米連邦準備理事会(FRB)が重視するインフレ指標である米個人消費支出(PCE)物価指数の2月分が発表される。内容を見極めたい雰囲気もあった。

FRBが年央にも利下げに転じるとの見方は引き続き相場を支えた。ウォラーFRB理事は27日の取引終了後の講演で、1〜2月の物価指標が上振れし「想定する利下げの回数を減らしたり、利下げをさらに先送りしたりすることは適切だ」と話した。早期の利下げを織り込むほどではなかった。

個別では、ウォルト・ディズニーやインテル、ボーイングなどが高かった。一方、アップルやマイクロソフト、ナイキは売られた。朝に企業買収を発表したホーム・デポも下げた。

ダウ平均は3月に810.98ドル(2.08%)上昇した。月間では5カ月連続の上昇となり、20年4〜8月以来の連続記録となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小反落した。前日比20.063ポイント(0.12%)安の1万6379.458で終えた。アナリストの目標株価引き下げがあったテスラは2%安で終えた。メタプラットフォームズも下げが目立った。月間では287.536ポイント(1.79%)高となり、5カ月連続で上昇した。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日比5.86ポイント(0.11%)高の5254.35で終え、連日で過去最高値を更新した。月間では158.08ポイント(3.10%)高となり、5カ月連続で上昇した。

「一帯一路」で8.3兆円不履行 中国の対東南アジア援助 豪研究所調査 3/27(水) 20:36配信 時事通信

2024-03-28 21:33:49 | 日記
「一帯一路」で8.3兆円不履行 中国の対東南アジア援助 豪研究所調査
3/27(水) 20:36配信
時事通信



 【シドニー時事】中国が巨大経済圏構想「一帯一路」に基づき東南アジア諸国に援助を約束した大規模事業のうち、3分の2近い547億米ドル(約8兆3000億円)が履行されなかったことが分かった。


 オーストラリアのシンクタンク、ローウィー国際政策研究所が、27日公表の調査報告書で明らかにした。

 報告書によると、2015~21年の東南アジアの大規模インフラ開発事業で、中国は843億米ドル(約12兆8000億円)の支出を約束していた。だが、実際に支出したのは296億米ドル(約4兆5000億円)で、履行率は35%にとどまる。タイやフィリピンの鉄道建設、マレーシアのパイプライン敷設が中止されたほか、規模が縮小された事業もある。 

米投資家調査、投資したい国は日本40%でトップ 豊島逸夫の金のつぶやき 2024年3月28日 10:43

2024-03-28 21:28:01 | 日記
米投資家調査、投資したい国は日本40%でトップ
豊島逸夫の金のつぶやき
2024年3月28日 10:43

米国CNBCが発表するデリバリング・アルファ・ストック・サーベイによれば、投資したい国として日本が断然トップの40%になった。これほどの人気度を示す数字は見たこともない、とウォール街でも話題になるほどだ。ちなみに、2位が欧州で26%、3位が中国と南米でそれぞれ4%。外国株に興味なしが26%であった。

日本関連では34年ぶりの円安水準が現地メディアでも報道された。「ミスター・神田」(財務省の神田真人財務官)の名前も目立つ。「断固たる措置」がdecisiveと訳され、この表現が使われるときは介入の前触れと紹介されていた。米通貨投機筋もさすがに模様眺めに徹していた。NY時間でドル・円相場は小動きだった。

NY時間外では日本時間朝に、注目のウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が発言した。米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者のなかでも主導格で、トランプ氏との関係も良好なため、次期FRB議長候補の一人として名前が挙がっている。これまでもFOMC参加者として初めて「利下げ」に言及したかと思えば、「利下げは急がず」と論調を変え、そのたびに市場が振り回されてきた経緯がある。

今回は「利下げは急ぐことはない(no rush)」「遅らせるか回数減少も」と踏み込んだ内容であった。NY市場ではドル金利高止まり観測を強める内容で、ドル売りの為替介入をにおわせる日本金融当局には不都合な発言といえよう。

29日には米個人消費支出(PCE)物価指数が発表される。パウエルFRB議長が重視すると語ってきた重要経済統計ゆえ、注目度も高い。とはいえ、イースター3連休を控えるので、市場参加者も新たなポジションは取りにくい。4月1日月曜日には最初にオープンする東京市場時間帯が注目される展開となっている。


豊島逸夫(としま・いつお)
豊島&アソシエイツ代表。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラー。チューリヒ、NYでの豊富な相場体験とヘッジファンド・欧米年金などの幅広いネットワークをもとに、独立系の立場から自由に分かりやすく経済市場動向を説く。株式・債券・外為・商品を総合的にカバー。日経マネー「豊島逸夫の世界経済の深層真理」を連載。
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