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東証大引け 続伸し33年ぶり高値 一時3万4000円接近 国内株概況 2024年1月9日 15:28

2024-01-09 15:52:34 | 日記
東証大引け 続伸し33年ぶり高値 一時3万4000円接近
国内株概況
2024年1月9日 15:28

祝日明け9日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前週末比385円76銭(1.16%)高の3万3763円18銭だった。2023年7月3日に付けた昨年来高値(3万3753円)を上回り、1990年3月以来33年10カ月ぶりの高値を更新した。8日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇し、幅広い銘柄に買いが入った。朝方に上げ幅は一時600円を超え、心理的節目の3万4000円に接近する場面があった。もっとも上値では利益確定売りに押され、上げ幅を縮小した。

8日の米株式市場では米長期金利の低下を受けてハイテク株が大きく上昇し、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3.27%高だった。きょうの東京市場でも日経平均への寄与度が高い東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連株が買われ、相場を押し上げた。

買い一巡後は伸び悩んだ。11日に23年12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、結果を見極めたいとの雰囲気も強かった。日米とも個人投資家が新年に入って益出しの売りを出していたことも重荷だった。市場では「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの年金基金が株式保有比率の調整を目的とした売りを出していたのではないか」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)との声も聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は19.55ポイント(0.82%)高の2413.09だった。JPXプライム150指数は続伸し、12.04ポイント(1.13%)高の1075.05で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆1349億円、売買高は16億6160万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1315。値下がりは311銘柄、横ばいは31銘柄だった。

ソフトバンクグループ(SBG)やダイキンが高い。ソニーGや日立、テルモが上昇した。ファナックや安川電も買われた。一方、信越化や京セラ、三菱商が安い。川崎汽や商船三井、郵船など海運株が売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日経平均株価の6か月間、一目均衡表チャート及びストキャスティクスのチャートです。

【米国市況】ハイテク中心に株上昇、国債利回り低下-ドル144円台前半 2024年1月9日 6:37 JSTブルームバーグ

2024-01-09 07:55:59 | 日記
【米国市況】ハイテク中心に株上昇、国債利回り低下-ドル144円台前半
Rita Nazareth
2024年1月9日 6:37 JSTブルームバーグ


ボーイングは大幅安、737MAX-9型機の運航停止を嫌気
NY原油は大幅反落、サウジによる原油販売価格引き下げを意識
8日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続伸。大型ハイテク銘柄が上げを主導した。今週は重要なインフレ指標や銀行決算が発表される予定だ。

株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4763.54 66.30 1.41%
ダウ工業株30種平均 37683.01 216.90 0.58%
ナスダック総合指数 14843.77 319.70 2.20%
  ハイテク銘柄中心のナスダック100指数はアウトパフォーム。エヌビディアが高い。同社は人工知能(AI)搭載パソコン(PC)の機能を強化する新たな半導体を発表した。ボーイングは大幅安。米当局は737MAX-9型機を一時的に運航停止とした。

アラスカ航空の737MAX-9、吹き飛ばされた一部を回収-米当局

  S&P500種は先週、経済データが強弱まちまちな内容となる中、週間ベースで昨年10月以来の大幅下落となっていた。米利下げ観測が後退した。

  シルバークレスト・アセット・マネジメントのマネジングディレクター、ロバート・ティーター氏は「昨年末に見られたバリュエーション主導の値上がりは、2024年に見込まれる上昇分を先取りした面があり、それが24年の相場予想を難しくしている。データが強弱まちまちな様相を強め、先物市場で米利下げが既に織り込まれている状況を踏まえると、先を見通すのは特に難しい」と述べた。

  個別銘柄では、衣料小売りのルルレモン・アスレティカとアバクロンビー・アンド・フィッチ、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが上昇。3社はそろって売上高見通しを引き上げた。2023年11-24年1月期(第4四半期)のホリデー商戦が好調で、高インフレや金利高を背景とした個人消費の弱さを巡る懸念を振り払う格好となった。

ルルレモンやアバクロが売上高見通し引き上げ、ホリデー商戦が好調

  医療器具メーカーのボストン・サイエンティフィックも上昇。同社は医療テクノロジー会社アクソニクスを1株当たり現金71ドルで買収すると発表した。

ボストン・サイエンティフィック、アクソニクスを買収-37億ドル規模

国債
  米国債は上昇(利回りは低下)。原油急落のほか、消費者調査で短期のインフレ期待が低下したことが手掛かり。

国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.18% -2.2 -0.51%
米10年債利回り 4.02% -2.9 -0.70%
米2年債利回り 4.36% -1.7 -0.38%
米東部時間 16時36分
  この日は全年限で利回りが一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)以上低下。5年債利回りは一時9bp近く下げて3.92%を付けた。同利回りは、5日には一時4.09%を上回り、昨年12月13日以来の高水準となっていた。12月の米雇用統計を受けて年内の米利下げ観測が後退したことが背景にある。

  一方で8日には利下げに対する見方が一部復活。あるケースでは、短期金利先物が3月の0.25ポイントを完全に織り込むことを予想するオプションの買いが増加。同オプションは8日時点で、連邦公開市場委員会(FOMC)が今年2回目の政策決定を発表する3月20日に金利を約16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げるとの見方を織り込んでいる。


  8日はサウジアラビアの原油価格引き下げを受けてウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が一時5%近く下げたことを受け、インフレ鈍化が継続するとの見方が強まった。またニューヨーク連銀がこの日に公表した調査結果によれば、米消費者の短期的なインフレ期待は昨年12月に低下し、2021年1月以来の低水準となった。

1年先の米インフレ期待が低下、2021年1月来の低水準-NY連銀調査

外為
  外国為替市場ではドルが下落。原油急落を受けて、米国債利回りが低下した。主要通貨では円がアウトパフォームした。

為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1221.97 -2.17 -0.18%
ドル/円 ¥144.21 -¥0.42 -0.29%
ユーロ/ドル $1.0951 $0.0008 0.07%
米東部時間 16時36分
  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は、先週は週間ベースで0.9%上昇となっていた。この日は主要10通貨のほぼ全てがドルに対して値上がりした。重要な米インフレ指標の発表を週内に控え、活発な資金の流れは見られなかった。

  ドルは対円でも下げ、一時1ドル=143円66銭を付けた。市場は、9日朝に発表される昨年12月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)に注目している。

  オフショア人民元は反発。中国人民銀行(中央銀行)は経済全体のファイナンス規模と与信の適切な伸びをしっかりと支えるため、預金準備率など多様な金融政策ツールを活用すると表明した。国営新華社通信が人民銀貨幣政策局の鄒瀾局長を引用して報じた。

中国人民銀、預金準備率などの金融ツール活用へ-与信の伸び支援 (1)

原油
  ニューヨーク原油先物相場は大幅反落。サウジアラビアによる原油販売価格引き下げが意識された。市場では需給ファンダメンタルズ悪化の新たな兆候と受け止められている。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油は一時5%下げ、日中の下落率としては約1カ月ぶりの大幅安となった。

サウジ、アジア向け原油販売価格を大幅引き下げ-需給軟化を反映か
  サウジ国営石油会社サウジアラムコは、アジア向けアラビアン・ライトの2月積み原油公式販売価格(OSP)を1バレル当たり2ドル引き下げた。2021年11月以降で最も低い水準となる。


  紅海の安全な通航を巡る協議で一部の海運会社が親イラン武装組織フーシ派と合意したとの報道も、原油相場を圧迫した。しかし、大手2社はこうした取引の存在を即座に否定している。

  燃料卸売業者TACエナジーのアナリストは「週明けのエネルギー市場は激しい売りに見舞われ、相場は最近の取引レンジ下限近くまで下げている。テクニカル面でのサポートが崩れてさらに大幅下落する恐れがある」とリポートで指摘した。  

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は前営業日比3.04ドル(4.1%)安の1バレル=70.77ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は2.64ドル(3.35%)安の76.12ドル。


  ニューヨーク金相場は下落。トレーダーは米金融政策の見通しに関する手掛かりを得ようと、今週発表の米インフレ統計に注目している。金価格は通常は金利と逆相関の関係にあり、金利が低下すると上昇する傾向にある。

  サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は、上場投資信託(ETF)を通じた売りも金相場を圧迫していると指摘。ブルームバーグがまとめたデータによると、ETFが保有する金は5日の取引で10万5259オンス減少。4営業日連続の減少となり、保有量は2020年2月以来の低水準となった。


  積極的な米利上げの局面が終了したとの観測から、金価格は昨年12月中旬以降1オンス=2000ドル台を維持してきた。金相場を動かす次の主要材料は、11日に発表される12月米消費者物価指数(CPI)となる可能性がある。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前営業日比16.30ドル(0.8%)安の2033.50ドルで終了した。

原題:Big Tech Leads US Stock Rebound; Boeing Tumbles: Markets Wrap(抜粋)

Treasury Yields Resume Slide Aided by Oil and Inflation Outlook(抜粋)

Dollar Eases With Yields Amid Lower Oil; Yen Rises: Inside G-10(抜粋)

Oil Slumps as Saudi Price Cuts Underscore Softer Market Outlook(抜粋)

Gold Pares Losses as Investors Await Key US Data For Cues on Fed(抜粋)

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1分で読める海外市場(8日) NYダウ3日続伸、原油は下落 Market Morning Briefing 2024年1月9日 7:01

2024-01-09 07:41:48 | 日記
1分で読める海外市場(8日) NYダウ3日続伸、原油は下落
Market Morning Briefing
2024年1月9日 7:01

株式

8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前週末比216ドル90セント(0.57%)高の3万7683ドル01セントで終えた。米長期金利の低下を受け、高PER(株価収益率)のハイテク株が買われた。一方、航空機のボーイングが機体の破損事故を受けて大幅安となった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前週末比2%高となった。
債券

8日のニューヨーク債券市場で長期債相場は反発した。長期金利の指標となる10年物国債利回りは前週末比0.02%低い(価格は高い)4.03%で終えた。ニューヨーク連銀が8日発表した2023年12月の消費者調査で1年先の予想物価上昇率が20年12月以来の低さとなった。インフレの鈍化傾向が改めて意識され、米国債が買われた。
為替

8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、1ドル=144円20銭近辺で取引されている。米長期金利の低下を受けてドル買いが一服し、円を買い戻す動きが優勢となっている。
商品

8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2月物は前週末比3.04ドル(4.1%)安の1バレル70.77ドルで取引を終えた。サウジアラビアが原油の輸出価格を引き下げると伝わったことを受け、原油先物は売りが優勢となった。ニューヨーク金先物相場は続落した。
ワンポイント

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは代表油種「アラビアンライト」の2月積みのアジア向け調整金を2ドル引き下げ、2021年11月以来の低水準にすると決めました。これを受けて、原油先物相場ではWTIが70ドル割れ寸前まで下落しました。中国などの景気不安で需要が弱含み、産油国の協調減産にもかかわらず需給の緩みが意識されています。主要金融機関の予想では今年は原油価格に上昇圧力が強まるとの見立てが目立ちますが、前提となる景気見通しの修正には警戒が必要です。

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米国株、ダウ続伸し216ドル高 ハイテク株高が押し上げ ナスダックは続伸 米国・欧州株概況 2024年1月9日 6:25 (2024年1月9日 6:46更新)

2024-01-09 07:39:17 | 日記
米国株、ダウ続伸し216ドル高 ハイテク株高が押し上げ ナスダックは続伸
米国・欧州株概況
2024年1月9日 6:25 (2024年1月9日 6:46更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前週末比216ドル90セント(0.57%)高の3万7683ドル01セントで終えた。米長期金利の低下を受け、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入り、指数を押し上げた。半面、航空機のボーイングが大幅安となり、ダウ平均の重荷となった。

米債券市場で長期金利は一時3.96%と前週末終値(4.05%)から低下した。ニューヨーク連銀が8日発表した2023年12月の消費者調査で1年先の予想物価上昇率が20年12月以来の低さとなった。インフレの鈍化傾向が改めて意識され、米国債が買われた。

長期金利の低下を受け、株式の相対的な割高感が薄れた。市場では「前週末にかけてハイテク株は売られすぎていたため、押し目買いが入りやすくなった」(ダコタ・ウェルス・マネジメントのロバート・パブリック氏)との声が聞かれた。スマートフォンのアップルは2%高で終え、6営業日ぶりに反発した。顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトも高い。主力株に買いが戻り、相場全体を支えた。

朝方は売りが先行し、ダウ平均の下げ幅は一時200ドルを超えた。値がさ株のボーイングが8%安で終えた。同社の製造した旅客機が5日に米西海岸の空港を離陸した後に機体の一部が吹き飛んだため、緊急着陸した。米連邦航空局(FAA)が6日、同型機「737MAX9」の一時運航停止と緊急一斉点検を命じた。ダウ平均の構成銘柄ではないが、同機の部品製造を担ったスピリット・エアロシステムズ・ホールディングスも大幅安となった。

前週末発表の23年12月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想以上に増え、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測がやや後退した。6日に金融団体の会合であいさつしたダラス連銀のローガン総裁は「我々は追加利上げの可能性をまだ排除するべきではない」との考えを示した。市場の想定ほど大幅に利下げしないとの見方は相場の重荷となった。

個別銘柄では、主力ハイテク株のほか、半導体のインテルやバイオ製薬のアムジェン、ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスの上昇が目立った。一方、米原油先物相場が大幅に下落し、石油のシェブロンは売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比319.695ポイント(2.20%)高の1万4843.768で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムやネット検索のアルファベットなど主力株が総じて高い。

画像処理半導体のエヌビディアは6%高。中国向けの人工知能(AI)用半導体を24年5~7月期にも出荷すると伝わったほか、新製品の発表なども好感され、上場来高値を更新した。