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東証大引け 4日ぶりに反発、円安で投資家心理上向く 国内株概況 2024年1月5日 15:45

2024-01-05 21:36:16 | 日記
東証大引け 4日ぶりに反発、円安で投資家心理上向く
国内株概況
2024年1月5日 15:45

5日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、終値は前日比89円13銭(0.27%)高の3万3377円42銭だった。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことから投資家心理が上向き、株価指数先物主導で上昇した。ただ、日本時間今晩に発表される12月の米雇用統計を控え、大引けにかけては徐々に利益確定売りが増えて上げ幅を縮めた。

前日発表された堅調な米雇用指標などから早期の利下げ観測がやや後退したことで米長期金利が上昇。円相場は1ドル=144円台後半まで下落し、自動車などの輸出株が買われた。銀行株、不動産株も買われ、日経平均の上げ幅は一時270円を超えた。

朝方には下げに転じる場面もあった。高PER(株価収益率)のハイテク株には相対的な割高感が意識され、半導体関連株など値がさのグロース(成長)株の一角には売りが出て上値を抑えた。

楽天証券経済研究所の香川睦チーフグローバルストラテジストは「米長期金利の上昇でバリュー(割安)株を買いたいと考える投資家が増えている。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まっているのも日本企業には追い風だ」と指摘した。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、終値は14.75ポイント(0.62%)高の2393.54だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反発し、1.65ポイント(0.16%)高の1063.01で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆9358億円、売買高は16億3981万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は841。値下がりは777、横ばいは39だった。

みずほFGや三菱UFJが高い。コナミG、住友不、三菱商、野村、JTも買われた。レーザーテクや信越化、ニトリHDは売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ小幅反発し10ドル高 軟着陸期待が支え ナスダックは5日続落 米国・欧州株概況 2024年1月5日 6:22

2024-01-05 06:25:12 | 日記
米国株、ダウ小幅反発し10ドル高 軟着陸期待が支え ナスダックは5日続落
米国・欧州株概況
2024年1月5日 6:22


【NQNニューヨーク=矢内純一】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比10ドル15セント(0.02%)高の3万7440ドル34セントで終えた。4日発表の経済指標が労働市場の底堅さを示した。米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が広がるなか、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が株式相場を支えた。一時は2日に付けた過去最高値(3万7715ドル04セント)を上回ったが、次第に利益確定売りが増え、上げ幅を縮めた。

朝発表の2023年12月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月比16万4000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(13万人増)を上回った。週間の新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、いずれも米労働市場の底堅さを示したとの受け止めが広がった。

ダウ平均の上昇幅は280ドルを超え、過去最高値を上回る場面があった。ただ、持ち高調整や利益確定の売りが増え、ダウ平均は伸び悩んだ。米債券市場で米長期金利が上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感が意識されたことも重荷だった。

5日に12月の米雇用統計の発表を控え、内容を見極めたいとの雰囲気もあった。取引終了にかけては買い持ち高を減らす動きが広がり、ダウ平均は一段と上げ幅を縮小した。

製薬のメルクやバイオ製薬のアムジェンといったディフェンシブ株が上昇した。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと金融のJPモルガン・チェースも買われた。半面、大幅な減配を発表したドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが5%安だった。アナリストが投資判断を引き下げたスマートフォンのアップルも安かった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落した。前日比81.911ポイント(0.56%)安の1万4510.300で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムとネット検索のアルファベットが下げた。

モルガン・スタンレー、ドルの強気見通し取り下げ-円の上昇を予想 2024年1月4日 23:41 JSTブルームバーグ

2024-01-05 05:56:04 | 日記

モルガン・スタンレー、ドルの強気見通し取り下げ-円の上昇を予想
Alice Atkins
2024年1月4日 23:41 JSTブルームバーグ

モルガン・スタンレーはドルの見通しを「強気」から「中立」に変更
円に対するユーロのショートを推奨-ユーロ圏経済は軟化継続と予想


数少ないドル強気派の米モルガン・スタンレーは、ドルの見通しを下方修正した。米金融政策のハト派寄りへの転換で米国債利回りが低下することを理由に挙げている。

  モルガン・スタンレーは、これまで「強気」としてきたドルの見通しを「中立」に変更。その上で、季節的要因やショートポジションが一段の上振れをもたらす可能性はあるとも指摘した。同行は少なくとも昨年11月半ば以降ドル高を見込んできており、ドル・スポット指数についてこれまで、今年4-6月(第2四半期)に現在の水準から約8%上昇するとの予想を示していた。

  ヘッジファンドや、ゴールドマン・サックス・グループを含む金融機関は12月、ドルに対して弱気姿勢に転換。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2024年中の利下げ方向へのシフトを示唆したことが背景にある。ドル指数は当時、一時5カ月ぶり低水準に下げた。

FOMC、3会合連続で金利据え置き-24年に複数回利下げを予想 (3)

  デービッド・アダムス氏らモルガン・スタンレーのストラテジストは、4日公表したリポートで「ドル高に対するわれわれの確信は顕著に弱まった」と記述。「米国のデータに見られる減速により成長率の差は縮小、米国の金利は他国・地域と比較して一段と下がり、株式リターンを根拠に投資家の姿勢はディフェンシブからは程遠いように見受けられる」と指摘した。

Momentum Builds for Further Dollar Weakness | Morgan Stanley changes outlook to neutral from bullish



  フィデリティ・インターナショナルやJPモルガン・チェース、HSBCホールディングスなども、12月の時点でコンセンサスに反する見方を示す少数派の一部だった。これら金融機関は、24年は米経済が好調になるにつれてドル高が進み、サプライズをもたらすと予想した。ブルームバーグが実施したアナリスト調査では、ドル安が進むとの見方が大勢を占めている。

  モルガン・スタンレーはまた、ドルに対するユーロのショートの推奨を取りやめた一方、円に対するユーロのショートを勧めた。米金利が低下するにつれて円は上昇すると、モルガン・スタンレーは予想。またユーロ圏経済は軟化が続くとし、ユーロは値下がりするとの見通しを示した。

原題:Morgan Stanley Drops Contrarian Bet for Dollar to Rally in 2024(抜粋)

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