市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

ホリエモン

2006-01-25 | Weblog
 ドラエモンに似た丸顔のホリエモンをどうも憎めない。まさに蒸留水のように金銭賛歌を掲げ、行動し成功してきた。体制の権力機構のなかで、この蒸留水をぶっかけて神経を逆撫でするようなことを平然とやってのけることに、若者たちは変革の希望、夢、魔法をみせられたようだ。

 たしかに欲望を内に深く秘しならがほりえもんを批判した日枝久フジテレビ会長のほうが、何倍も悪党じゃないのかな。彼に会ったことはないが、前文芸春秋記者の中川一徳の「メディアの支配者」(講談社2005年6月発行)の主役、日枝久の人物像をみると、こんなのがメディアを支配するとは怖いよ、ほんと!!

 それに比べると、武部のあの絶叫、幼児顔の竹中のくしゃくしゃの抱擁「ホリエモンはわが弟です。わが息子です!!」のテレビシーンは何度見ても寅さんより笑えた。その台詞にホリエモンは、茫然自失、そりゃちょっと違うんじゃなあい」という凍りつく表情。違う世あんたは。まだ若い。今のままじゃ、かれらと、同族で、役者ぶりは大根以下。
 
 ほりえもんよ。聞き給え「幸いなるかなムイチモンよ、天国は汝ものなれば、人はパンのみによって生きるにあらずや」である。
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