市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

宮崎またも有名になった!

2007-02-14 | Weblog
 こんどは、日向市の漁船が当て逃げされ、乗組員3名(内1名はカメラマン)が3日ぶりに救助という社会面をトップで飾るニュースで全国の注目を集めた。こんな人の不幸をもとに有名とは不謹慎だが、これで広告価値はまた何億円になった。東国原知事の絶句するように、今、今、今こそ再起、売り込みのチャンス、これを逃したらもう無いという切迫した気持ちが、痛いようにわかる。なんとか知事を助けたいのが県民の心情ではないだろうか。

 さて、話はこの路線ではなく、今朝の朝日新聞の救助関係の記事を読んで疑問に思ったことがあったのだ。三人の命を救った救命ボートの記述が、社会面と宮崎面ではちがうのだ。救命ボートには一週間もちこたえられる食料、水が備えられ、釣り道具もあったという。社会面では、乾パンが6枚、水がボトルに2本あった、おまけに、そこに10円玉大の穴が2箇所開いたと、極限状況が報じられていた。

 一週間の食料が6枚の乾パンだけか、また10円玉の穴が漂流まもなく空くとはどういうことだろうか。このボートの製作会社は、人命に関わるミスを犯したことになるのではないだろうか。あるいは、管理がいい加減だったのか、あるいは、ぼくの読み取りに間違いがあったのか、つまり3日間で、三人で6枚だけの乾パンですごしたということなのか、それにしてもこのボートは6名用でありながら、3人は膝をおりながら窮屈だったという。

 救命ボート製作会社よ、あなたは、この記事、報道を読んでどう思われるのだろうか。ぼくの解釈違いだったら、記者諸兄もご容赦のほどを、たしかに一週間分の食料は備えられていたとありましたが、穴もなぜか空きましたが。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年金を考えよう | トップ | 東国原知事就任演説を視聴して »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事