つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

仏手柑(ぶっしゅかん)

2012-12-17 17:06:37 | ジャズ

 ミカン科の常緑低木。インド原産の熱帯性の柑橘。日本へは中国を経て、江戸時代のはじめに入ってきた。

 枝は屈曲して棘が多い。葉はやや大きく、幅10センチぐらいで、花は淡紫色。花弁は四、五枚で内側が白く、雄しべが分離している。

 鮮黄色の果実は、重さ500グラムくらい、長さは約20センチ。
 心皮が分裂して果頂が仏像の揚げた掌の指の列に似ているので、仏手柑の名がつけられた。
 輪切りにし砂糖漬けにすると美味しい。


 ”仏手柑 置きて手のあく 机かな”(手塚 美佐)・・・


  今日聴いたアルバム・・・

  マイケル・イン・ボサノバ・・・

 本作は、マイケル・ジャクソンのベスト・ヒットのボサノバ・カヴァー・アルバム。
 プロデュースは、ボサノヴァ界の師匠、ホベルト・メネスカルで全曲ブラジルでの録り下し。

 マイケルの曲がボサノヴァ・カヴァーになると、どんな感じなんだろう?・・と予想も出来なかったけど、これがなかなか良かった。
 全14曲、リラックスして聴ける、とてもいかした一枚。

1・ビート・イット・・・2・ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ・・・3・ヒューマン・ネイチャー・・・
4・ロック・ウィズ・ユー・・・5・ビリー・ジーン・・・6・ベイビー・ビー・マイン・・・7・ザ・レディー・イン・マイ・ライフ・・
8・オフ・ザ・ウォール・・・9・スリラー・・・10・ワナ・ビー・スターティング・・・11・マン・イン・ザ・ミラー・・・
12・ザ・ガール・イズ・マイン・・・13・リメンバー・ザ・タイム・・・14・アイ・キャント・ヘルプ・イット・・・


 何かと慌ただしい師走の時期に、こんな寛げるアルバムを聴くのも、温まる。

 2度、日本公演に出かけたマイケル・ジャクソンの素晴らしい歌と踊りを鮮やかに思い出してしまう・・・