秋の間、美しく風になびいていた芒も、霜や雨風に打たれ、葉も穂も枯れつくしてしまう。
哀れをさそうけれど、冬の日がさして白く輝き、思わぬ美しさを漂わす。
尾花は芒の別名で、花穂を雄鶏の尾に見立てたもの。冬芒は枯芒のこともいうが、枯れ残っているものも含む。
”美しく芒の枯るる仔細(しさい)かな”(富安 風生)・・・
今日聴いたジャズ・・・
JONATHAN KREISBERG・・・「NIGHT SONGS」
1990年中盤、アメリカはフロリダ州を中心に活躍したジャズ・ロックグループ「WYSCAN」のギタリストだった、ジョナサン・
クレイスバーグのリーダー・アルバム。
所有している彼の作品の中でも、最も聴きやすく、愛聴している一枚。
バラード中心で、タイトルどうり、静かな夜に聴きたいアルバム。。
前回書いた、”冬のソナタ”でピアノを弾いていた、ゲイリー・ベルサーチは本作でもピアノを担当している。
同じ、クレイズバーグのリーダー作、「NEW AND NOW」ではオルガンを弾いている。実に器用な人で、アコーディオンも演奏するらしい。
1・LAURA・・・2・AUTUMN IN NEW YORK・・・3・SEPTEMBER SONG・・・4・PRELUDE TO A KISS・・・5・SPRING IS HERE・・・
6・I’LL BE SEEING YOU・・・7・BLUE IN GREEN・・・8・NEFERTITI・・・9・WARM VALLEY・・・
JONATHAN KREISBERG(g)
GARY VERSACE(p)
MATT PENMAN(b)
MARK FERBER(ds)
2008年6月13日録音・・・