ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

30年もの

2009-01-04 02:37:01 | その他
2007年11月に作家のノーマン・メイラーが亡くなったとき、このブログで、「月刊プレイボーイ」日本版が創刊された当時(1975年)に連載されていた「ザ・ファイト」という作品のことにふれたことがある。

→ ノーマン・メイラー (2007/11/11)

この作品は、メイラーが、1974年10月にアフリカのザイール共和国(当時。現在はコンゴ民主共和国)で行われたジョージ・フォアマンとモハメッド・アリによるボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチの模様を描いたものである(このときのアリの勝利は、後に「キンシャサの奇跡」と呼ばれる)。

昨年8月1日に、「月刊プレイボーイ」日本版が2009年1月号をもって終刊すると集英社から発表された。同誌が創刊された1975年当時の売れ行きは好調で、最高90万部ほどの部数を売ったというが、終刊発表のときの売れ行きは平均5万5千部ほどだったという。

以前のブログ記事で、私は、「当時の私にとっては、(今の印象に比べて)アメリカは心理的に遠いものだった」と書いているが、考えてみれば、それは、アメリカに限らず、外国(文化)というものの存在がというものが当時の自分にはひどく漠然として遠いものだった、という要素もあったわけだ。

昨日の「ミスター・ロンリー」の30年物ネタの関連でふと思い出した、という次第。

(注:「ジェット・ストリーム」の放送開始がFM東京の開局と同じ1970年なので、番組自体はおよそ40年ものであるが、私の聴取体験を基準にすると30年ちょっと、ということである。こんな注をいちいちつけなくてもよさそうなものだが。)

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