東京国際芸術祭のリージョナルシアター・シリーズ、トリコ・Aプロデュース「潔白少女、募集します」を観に行った(8日、東京芸術劇場小ホール1)。
芝居の作り方は面白かった。実際に影響関係があるのかどうかわからないが、ちょっと三条会のスタイルを思わせるところもあるし。
(参考)三条会「若草物語」についての批評より
現代演劇ノート~〈観ること〉に向けて(執筆=松本和也氏)
「潔白少女、~」の舞台が設定されているのは、劇団員同士が延々話し合いをしているだけで、肝心の舞台公演をまったく行わないアマチュア劇団の話、である。
素直な感想としては、この設定はどうだったのだろうか、と思う。もう少し、観客が積極的に興味を持ちそうなことを題材にするのがよかったのではないだろうか。ワクワク感とか、いつのまにか見ている側が巻き込まれてハラハラする、というような展開になると面白かっただろうと思う。実際は、若干の起伏はあっても、ずっと淡々と舞台が進んでいく感じ。
走り高飛びを棒高跳びの棒で跳んでいるようなぎこちなさがあった、という感じかな。観ていて、ややとまどいを覚えた。
(参考)私の以前のブログ→「20分で爆笑王になる方法」
でも、繰り返しになるが、芝居のつくりはシンプルだし、ストレートだし、いかにも「現代演劇」っぽいところにも好感が持てた。
芝居の作り方は面白かった。実際に影響関係があるのかどうかわからないが、ちょっと三条会のスタイルを思わせるところもあるし。
(参考)三条会「若草物語」についての批評より
現代演劇ノート~〈観ること〉に向けて(執筆=松本和也氏)
「潔白少女、~」の舞台が設定されているのは、劇団員同士が延々話し合いをしているだけで、肝心の舞台公演をまったく行わないアマチュア劇団の話、である。
素直な感想としては、この設定はどうだったのだろうか、と思う。もう少し、観客が積極的に興味を持ちそうなことを題材にするのがよかったのではないだろうか。ワクワク感とか、いつのまにか見ている側が巻き込まれてハラハラする、というような展開になると面白かっただろうと思う。実際は、若干の起伏はあっても、ずっと淡々と舞台が進んでいく感じ。
走り高飛びを棒高跳びの棒で跳んでいるようなぎこちなさがあった、という感じかな。観ていて、ややとまどいを覚えた。
(参考)私の以前のブログ→「20分で爆笑王になる方法」
でも、繰り返しになるが、芝居のつくりはシンプルだし、ストレートだし、いかにも「現代演劇」っぽいところにも好感が持てた。
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