飛行機&WRC&競馬ファンのてきとーな日々

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログです。

ソウルエアショー②・・・10/24(土)のフライト編

2009-11-03 20:43:10 | 2009航空祭
会場のソンナム空軍基地のランウェイは南北に伸びていて、会場は東側にあるので
午前順光、午後逆光になります。
ちなみにソウル市内にある基地だと思っていたんですが、今調べてみたらソンナム市
という町がありました。

過去の傾向から、土日のフライトプログラムは同じだろうなと思っていたのですが、
今年はなんと、日曜午前のフライトが全くありませんでした・・・
これには当日ガックリきましたよ・・・
ということは、順光の写真がありません。

しかも、空は土日とも終日霞み空ですっきりとした写真は全く撮れませんでした。
GUNPEEさんが教えてくれましたが、黄砂の影響があったようですね。
空模様だけは行ってみないとわからないので、仕方がありませんが。

そうそう、プログラムが記載されている小冊子も配布されていたのですが、
たいしてあてになりませんでした。
ゲートの近くで、当日のフライトが記載されているコピー用紙が配布されている
と思うので、次回以降行く人は、ここも気をつけたほうがいいですね。


午後一のフライトはA380でした。
これもプログラムの時間と違ったからあわてて撮った1枚です。
まだ望遠レンズをバッグから出していませんでした。

1台目の40Dをバッグから出した時に、Scottから「日本人に見えるよ(笑)」的
なことを言われたのですが、2台目の40Dを出した時には「マジかよ(笑)」って
いう感じで見られました(笑)。
今回の海外遠征も500mmは持っていかず、フライトの写真は100-400です。


A380は日曜のほうがうまく撮れたので、また今度貼りますね。


プログラムには載っていなかったんですが、アパッチロングボウが軽く飛びました。
操縦していたのはボーイングのテストパイロットのようです。


韓国産練習機のKT-1です。
見た感じT-7よりも飛行性能は良さそうで、COIN機にもなるようです。


T-50ゴールデンイーグルです。

T-4に相当する機体だと思いますが、エンジンがアフターバーナ―付きなので
かなり迫力があります。
練習機にバーナーかよと最初は思いましたが、T-2にもバーナー付いてましたね。
というかF404単発を積んでいるということは、グリペンと同じなのね。


先が切れてますが(笑)、KF-16です。2人乗りですね。


フライト内容は米軍のデモチームにとても似ていたと思います。

ただし、空の状況が悪い上に、遠く、高くで、写真的にはどうにもなりません。
たぶん滑走路の上じゃなくて、さらにその先で飛んでたんじゃないかなあ。


F-15Kスラムイーグルです。
KF-16よりも余剰推力が多いのか大分手前で引き起こしました。


4ポイントロールとかでこの程度しか撮れません。

ベースがF-15Eなので、エンジンパワーが空自のイーグルよりも3割増くらい
あると思うんですが、フライトを見ても違いはよくわかりませんでした。
競争してくれるとわかりやすいんですけどね(笑)。
そこからループに持っていくのかよ・・・というシーンはありましたが。


そしてブラックイーグルスです。韓国空軍はイーグルが好きですね。

ブラックイーグルスはT-50×8機の編成です。
ちょうど航空ファンの今月号に徳永さんの記事が載っていましたね(買ってないけど)。
まだブラックイーグルス専用の機体はデリバリーはされていないということで、
練習機用の塗装、そしてスモークワインダー装備の暫定使用です。


どちらかというとヨーロピアンスタイルというやつでしょうか。
初めは8機での編隊飛行が続きます。
科目構成はレッドアローズに似てるな~と思いながら見ていました。


ハイ&ロースピード・ローパスの改良版で、ハイスピードの機体は2度ループを
しました。なかなか面白い。

ボントンロール後に編隊を分割。
基本的には4機+2機+2機のエレメントでの演技でした。


レベルオープナ~ ここは6機ですね。
この日はローショーだったようです。


カリプソは両日とも背面の機体がちょっと傾いているように見えました。


それにしても空がなあ・・・
ポジショニングしたところはちょっとショーセンターからずれていました。


なんと会場正面からローリングコンバットピッチ。
でもこれで着陸ではありませんでした。

この他の技はまた明日。


帰ってきてウォークダウン。

日本とは違って、韓国ではサンダーバーズよりもブラックイーグルスのほうが
人気が高かったように思いました。
我らがヒーローといったところでしょうかね。


サイン会会場へカートでお帰り。
パイロットたちは興奮した様子でデブリーフィング?してました(笑)。


サイン会はすんごい行列でした。
ここだけではなく、韓国人は行列を見ると並んでしまう習性があるようです。


スモークワインダーにオイル補給中。


このカラーリングになるのは来年かな?

この日のフライトはブラックイーグルスでおしまいです。


ソウルエアショー①・・・1泊3日でソウルエアショー

2009-11-03 11:13:37 | 2009航空祭
今年2度目の海外遠征、ソウルエアショーに行ってきました。

通称ソウルエアショーと呼ばれていると思いますが、正式名称は
「Seoul International Aerospace and Defense Exhibition 2009」

Yahoo翻訳で日本語に訳すと・・・
「ソウルインターナショナル航空宇宙と防御展示2009」

わけわかんなくなっちゃいましたが、まあ、航空だけではなくて、兵器全体の
見本市といったような位置づけになっているショーのようです。
会場が航空基地でもありますし、航空の比重が高いことは間違いないですけどね。


さて、今回も読売旅行で行こうかなと最初は考えていたのですが、出発日の金曜日
にどうしても会社が休めなかったので、土曜早朝発の羽田―仁川チャーター便を
利用して行ってみました。

アシアナ航空利用、羽田土曜5:30発、仁川月曜2:00発、ホテルに宿泊するのは土曜日
だけという週末弾丸ツアーですが、値段は28,800円+一人部屋追加代金8,000円なので、
金額で言うと読売旅行の半分くらいで行くことが出来ました。
HISだと23,800円なんていうのもあったのですが、僕が電話した時点では満席でした。

仕事を終えて、羽田国際ターミナルに着いたのは23時ちょっと前。
両替所が空いている時間に付きたかったのでギリギリセーフ、10,011円が125,000
ウォンになりました。

数少ない椅子に座って集合時刻の4:15までやり過ごそうとしていたら、警備員が
パイプ椅子を並べ始めました。


ここはLCC空港ですか?

チェックインが3:30くらいからしかできないので、それまでは空港ロビーで
待つしかできないのですが、いかんせん座る場所がないので空港側のサービスの
ようです。
早く新国際線ターミナルビルがオープンしてくれるといいですねえ。


ウトウトしつつ4時間ほど経過したらこんなんなってました。
なんだかんだ2時間くらいは寝たかな。


搭乗待合室には椅子がいっぱい。ちゃんと免税品売場もオープンしていました。

アシアナの機材は767でした。ほぼ満席だったと思います。
シートモニターもイヤホンもなかったけど、どうせみんな寝るだろうから必要
ないんだろうね。ドリンクとスナックのサービスはありましたよ。


7:45頃無事に着陸しました。
今までで一番凄い「ドスン」という音とともに降りたので、みんなビックリしてま
したが、僕もちょっとドキッとした(笑)。

韓国は撮影禁止のところが多いらしいと書いてあったので、空港ターミナルビル
での撮影は控えていたんですが、そういった表示は見当たらなく、まわりでも
けっこうパチパチ撮ってたので、到着出口を出てから1枚撮りました。

ここでも日本のパスポートの力は大きいのか、特に質問もされずに入国OKでした。


ツアーのバスに乗ってソウル市内のホテルへ・・・17人中男は2人だけでした。
その人も夫婦らしかったので、一人の僕にはつらい時間だったな~(笑)

ここで残念なことに渋滞に巻き込まれてしまいました。
普段は60~70分くらいらしいのですが、30分以上遅れちゃったかな~。
会場のソンナム基地は午前中順光なので、しっかり取りたい人は金曜入りした
ほうが間違いないです。


ハングルわかんね~

ホテルからは地下鉄で会場へ向かいます。
クァンナル駅という所から乗継を一度して、最寄りのモラン駅まで40分位でした。
地下鉄料金は1,100ウォン、日本円で90円くらいです。激安です。
地下鉄の表示は英語も併記してあるので、ICカードのT-MONEYカードを一度
買ってしまえば普通に乗る事が出来ると思います。

モラン駅を出ると、さっそく爆音が聞こえます。
F-15Kかな?、KF-16かなと思って見上げると、バーズじゃないですか(笑)。

あ~あ、間に合わなかったのか~、ま、明日もあるからしょうがないかと思って歩き
始めると、道に迷っていたのがScottでした。
最初はどこか外国からやってきたと思ったんですが、ソウルで英語教諭をしている
シアトル出身のアメリカ人でした。
結構ミリタリーに詳しく、結局ブラックイーグルスが終わるまで一緒に行動しました。


帰り際に撮った写真ですが・・・

モランからは徒歩20分くらいで入口に到着です。
その時ちょうどバーズはピッチアップブレイクでした。カッコよかった。
入場料金は9,000ウォン。日本円で1,000円にも満たないんだなあ・・・と思いながら、
つい1,000ウォン札を窓口に出してしまいました。Scottに突っ込まれた(笑)。

入口では金属ゲートを通って、金属探知棒で検査されますが、ピーピーなっても
何にも調べられませんでした。なんのためにやってたのかよくわからん。
かばんの検査もなかったので、スムースに入場できました。


これも帰り間際の写真ですが・・・

エプロン(というか、滑走路?)の広さはどのくらいかな・・・三沢よりは狭いです。
左手の滑走路側には手前が韓国軍機、真ん中にブラックイーグルスとサンダーバーズ、
奥にアメリカ軍機という感じに並んでいました。
右手には陸の装備、モックアップ展示機、民間ビジネス機などが並んでいました。
一番奥にA380がこっち向いて駐機してます。

次回からフライトの模様をレポートします。