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若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

悪党とはいえ相当な玉である

2007年01月17日 | Weblog
小沢征爾氏を指揮者に 金総書記が要請と韓国紙(共同通信) - goo ニュース

 フセイン大統領も去年の暮れ処刑され、世界の悪者番付のトップに躍り出たのが金正日氏であろうが、日本が誇る小沢征爾氏に北朝鮮の交響楽団の指揮者を要請するとは、座興とはいえ、よくも思いついたものである。

 かつて、小泉順一郎前首相が貴乃花に優勝杯を授与したときに「とても感動した」と土俵上で叫んだのを彷彿とさせる。・・・・悪党とはいえ金正日は大した玉である。金正日的愛嬌表現方法なのであろう。

 これには、当の小沢征爾氏も大いに苦笑したことだろう。一度ならず二度も要請したというところがこの話のオチなんだろう。「もしや私も拉致されるのではないか?」とご本人は本気で心配したかもしれない。

 確か小沢氏は旧満州の生まれではなかったか?・・・・無論日本を代表する数少ない国際的著名人の一人であることは疑う余地は無い。彼が中国で生まれたというキャリアも影響しているのだろうが、中国人で指揮者を志す人たちの見習うべき目標=小沢となっている人物でもある。
 だからこそ、金総書記は心底小沢氏を北朝鮮交響楽団の指揮者として招聘したかったのだろう。・・・・中国に対して『俺は世界の小沢を招聘した』音楽愛好家(文人)でもあると胡錦濤氏に一泡ふかせてやろうという夢を見たとしても無理からぬ話か?。・・・・こういう、愛嬌があるなら不当に拉致した日本人を返すことに情熱を使ってもらいたいものだ。