安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

福寿草は岩宇土山で

2013年02月12日 12時52分50秒 | 日記
 福寿草が咲いていた   昨日は、昨年より10日早かったので福寿草が咲いているか懸念しながらの岩宇土山
だったが、福寿草は咲いていた   9日は、万作を見るために大浪池に登ったが万作は咲いていなかったので、
下山してえびの岳に登ったが、やはり万作の蕾は硬かった   今年は、昨年の豪雨のため仰烏帽子山は6月まで
林道工事が行われるので、福寿草は岩宇土山だけで楽しむことになる   福寿草が咲いていて良かった

 それにしても、岩宇土山は年々厳しい山になっているように感じた  4~5年前の台風と昨年の豪雨の影響、
加えて人災もあるのだろうと考えた 

 事前の情報で急斜面のトラバースが危険であることは覚悟していたが、トラバースの途中に、多分、拳大の落石
を含むと思われる砂利などがガラガラと音を立てて落ちてきた   危険を感じたので、二人を残して一人が先に
15メートルほど歩き、振り返って後方を確認しながら一人づく落石箇所を通過した

 その後、暫く歩いて標高差約30メートル登った時、狭いガレバを歩きながら、落石箇所は、その狭いガレバの
石や砂利を落としていることに気が付いた   狭いガレバの岩を上り下りするときは、危険防止の為に注意しな
がら登ることは当然のことだが、足元の石や砂利を落とさないように注意することも必要だ   私たちが下の登
山道で落石にあった時は、若い二人連れが先に登っていたことを思い出した   私たちは、落石を起こさないよ
うに注意しながら歩いた   休日などで登山者が多いときは、特に注意しなければいけない

 それでも、急傾斜地のトラバース中に仲間が福寿草を1輪見つけた   気を付けて探すと、あちらにも、こち
らにも、足元にも1輪、2輪の福寿草が咲いていた   有り難い   気を抜けない急斜面で、ひととき息を整
えることができた 

 岩宇土山の頂上を過ぎて上福根山への道から「お花畑」(白崩平)に降る道の一部は凍結しており、軽アイゼン
があれば・・・と思いながら歩いた   以前の登山道は途中で変更されているので、慎重に歩く必要がある

 お花畑には真新しいロープが張られていた   10年以上前に山友が五木村役場に「仰烏帽子山のようにロー
プを」と要望したが、やっと実現した   しかし、岩場の途中で終わっているので、そこから「何も考えずに、
自然に」、「いつの間にか」花畑に入ってしまうようになっていた   一考して頂きたい

 下山は問題なく、気分爽快に駐車場まで歩いた
 
 今後も、3月初旬までには何回か鑑賞に行く予定だ

   2013年2月12日
                                             風  太郎  
※ 写真は、クリックすると拡大する  もう一度クリックすると更に拡大する


お地蔵さま

広いガレバ

このガレバを登り、鹿除け網の横を通ると頂上は近い

岩宇土山の頂上は、うっかりすると気がつかないで通り過ぎる

此処から上福根山への登山道と分かれて福寿草群落地へ下る







以前より3~4メートル下流側に渡渉箇所がある

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2 コメント

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ブログ読んでます (宇戸田 貞世)
2013-02-14 14:02:10
福寿草、名前はよく聴きますが、初めて見ます。(スミマセン。)こんなにも寒いのに、しかもきれいな黄色で元気よく咲いているのに驚きです。
気の効いたコメントでなくて御免なさい。
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コメントありがとう (風 太郎)
2013-02-14 21:28:33
コメントは、「思ったことを、思った通りに、自分の言葉で」が一番うれしい  大分弁だと、また格別かもしれない
「途中で〝おじい所”があった。ほじゃけんど、花を見たき、嬉しかったんじゃが」
早朝、雪の中から頭を少し覗かせていた福寿草が、弁当を食べ、コーヒーを飲んだ後行ってみると、すっかり顔が出ていることもあります
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