安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

岩宇土山の福寿草が回復へ

2016年03月29日 17時34分46秒 | 日記

 随分前のことだが、台風のため通行できなかったオコバ谷~白崩平の間の登山道が回復し
た後に岩宇土山に登ってみると、期待に反して白崩平の福寿草は激減していた 

 オコバ谷から白崩平までは殆ど危険個所がなく、凡そ1時間で行くことが出来たためか、ゴ
ザ等の敷物を持参した団体が福寿草が咲く広場で宴会をしているのを見かけることがあった
ので、暫く登山者がなければ福寿草の痛みがなくなり、回復するのではないかと期待していた

 ところが、白崩平の福寿草は絶滅に近い状況だった   盗掘と思われるスコップで掘った穴
が至る所に残っていた   

 白崩平には、岩宇土山登山口から上福根山に向かう途中の登山道が白崩平への分岐を過
ぎた所にある林道から行くことができる   林道は自動車も通るので、自動車で林道を通り、
上福根山~岩宇土山の登山道から白崩平に降りて、登山者がほとんどいない白崩平の福寿
草を盗掘したのかもしれないと思った

 その後、福寿草が順次回復しているが、3月12日、久しぶりにオコバ谷から白崩平らに登っ
た   鹿児島からの同行者は、白崩平の福寿草を鑑賞するのが目的で、その後はオコバ谷
に降りると考えていた   しかし、福寿草が広場にも咲いていたのでそれらの花を楽しんでい
るうちに、岩宇土山に登ることにした

 ところが、白崩平から岩宇土山への登りは以前私が登っていたルートとは違い、急な坂道
の連続で、上福根山との分岐までに凡そ1時間を要した

 また、岩宇土山の尾根を歩き、暫くすると不安定な坂道が連続したので写真撮影は控えた 
 特に危険な斜面のトラバース(横切り)では、低姿勢で殆ど「腹這い」に近くなって、柔らかく、
触ると滑り落ちる地面を両手で掴んで進みんでいると、前を歩いていた鹿児島の若い仲間が
「風さんが『ヘッピリ腰』になっている」と言った !

 ともあれ、岩宇土山から岩宇土山登山口への下りは、急斜面の地面が柔らかく、掴む岩や
樹木のない所が何か所か続くので、十分に注意が必要だ

  下山後の13日(日曜日)に会ったグランドゴルフ仲間の女性が「友達が福寿草を見に行っ
て滑落して顔面などに大ケガをし、ヘリコプターに救助してもらった」と言っていた

 先日の仰烏帽子山・椎葉谷登山口ルートの登山道も一部は登山道が完全に崩壊し、谷を
通るようになっていた  

 久しぶりに登る山の登山道は、慎重に歩く必要があると考えた

   2106年3月29日
                                      風

 ※ 依然として新しいパソコンには手こずっている
 ※ ポケットカメラのJPEGで撮影した写真はパソコンに取り込むことができるが、
   ニコンD810のLAWとJPEGで撮影した写真はパソコンに取り組むことができない
 
 ※ 写真はクリックすると拡大するものがある  
 


岩宇土山登山口の近くに車を停めてオコバ谷の上流に向かう

09:58 オコバ谷登山口

登山道に入ると暫くは「ゴロ石」

10:07 少し歩いたところでストレッチ

10:27 谷を渡る

10:47 最初の福寿草

10:51 亀さん手作りの「後5分」

10:54 白崩平まであと100歩

10:56 鹿避けネットの扉を開ける 

11:04 岩場に咲く福寿草

11:43 岩場で休憩 ( 岩づたいに花を踏まずに歩く )

11:53 ネットから離れた草原に福寿草が群生

13:02 オコバ谷( 白崩平 )と上福根山との分岐( 尾根 )

13:26 岩宇土山の頂上 











椎葉谷登山口から仰帽子山の福寿草

2016年03月07日 15時15分56秒 | 日記
  前回仰烏帽子山第二登山口から登った時に、第二登山口から1キロほど手前の林道山側斜面から
小石などが落ちており、左側斜面の一か所が崩れ落ちていたので危険だと思っていたところ、その後2
回にわたり斜面などの崩壊で改修工事が行われた

 2月27日には改修が終わり、第二登山口までの林道は通行できるようになったので、福寿草群生箇
所と仏石までが目的であれば、40分ほどの歩きで目的が達成されるので、第二登山口から登ることに
した

 しかし、第二登山口までの林道は崩壊の恐れのほかに日当たりが悪いために残雪や凍結の恐れもあ
るので、二日前に椎葉谷登山口から登ることに変更した   これは、好判断だったことが当日仏石前の
広場で会った第二登山口からの登山者から「第二登山口手前で林道が凍結していたので、他の車に牽
引して貰った」と聞いて分かった

 椎葉集落の谷川沿いにある畑に2~3本の三椏が咲く   当日も三椏の花が咲いていた   まだ
少し早いと思われたが、大分の生家では冬季に和紙の「紙漉き」をしていたので、三椏の花は懐かしい

 宮崎県で唯一和紙製造業を行っている佐々木さんは、先日伺ったところ「注文は来ているが、体調が
悪いので仕事はしていない」そうだ  大分の母が生存中に日向市の佐々木さん宅に案内したところ、
大変喜んで頂いたことが懐かしい

 鹿児島からの同行者の一人が持病で体調がすぐれなかった時期があったので、私の山登りの「のんび
り、ゆっくり、ぼちぼち」に従って慎重に、彼女を先頭にして歩いた  思いのほか、彼女が快調に歩
いたので、参加者一同、安心した

 椎葉集落から登山口までの林道は路側の一部に残雪があったが、危険な所はなかった  駐車場には
5台の車が駐車していた  2基のトイレがあるが、紙はなかった  山に行くときには、こんな場合
に備えて車の中にトイレットペーパーを用意しておき、紙がないトイレには寄付する心算だが、つい、
忘れる  忘却係数は、益々低下しているようだ

 登山道は台風のために荒れていると聞いていたが、最初の谷に降りる所から仰烏帽子山頂上と仏石と
の分岐までは大荒れに荒れていた  以前は谷の左側(西側?)の斜面に登山道があったが、今は登山
道が崩壊して谷になっていた    

 特に、仰烏帽子山頂上と仏石との分岐するあたりは谷が大きく崩壊されていた  以前は谷の山側斜
面にある登山道から谷の支流に架かる橋を渡って対岸に渡り、そこで左折すれば仰烏帽子山頂上、右折
すれば仏石に向かうことになっていた  しかし、今は遡上してきた谷から分岐の所に行かず、その手
前から谷に沿って登ると仏石へ通じる登山道に出会う

 そこから仏石までの登山道はほとんど以前と変わりがなかったので、迷うことなく歩くことができる 
 仏石前の広場に着くと、福寿草が咲いていた

 展望広場で昼食を食べて、福寿草の群生箇所に行ってみると沢山の花が咲いていた  
 中には、残雪の中から顔を出している花もあった

 下山時には、急傾斜の登山道に残雪があるところは慎重に歩くことを申し合わせていたが、有難い
ことに、今朝登るときに慎重に歩いた残雪のあった登山道の急傾斜箇所には,全く残雪がなかった
不思議なほどに、登山道の中央部分には残雪がなかったので、快調に下山した  有難い

 ところが、駐車場から椎葉集落までの林道では、一部凍結しかかったところがあったので、低速で
慎重に運転した  当分の間、椎葉谷登山口には午後4時ころまでに下山したほうが良いのではない
だろうかと考えた   因みに、私たちは午後3時半過ぎに駐車場に降りた

   2016年3月1日   
                                         風

                                       
※ 先月の下旬頃にパソコンが不調になり、3月上旬に「リカバリー不能」になった

※ やむを得ず、パソコンを更新したところ、以前のWindows7とは使用勝手が随分と違う
  70歳前後から、カメラ等の器機に付属の説明書はほとんど読まない(読めない)ので、
  やっとこのブログ更新になった  
  読みずらいブログになったが、しばらくは「研修」期間になるだろう

※ 写真は、クリックすると拡大する  もう一度クリックすると更に拡大するものもある


三椏( みつまた )の花

三椏の花

三椏は、和紙の原材料になる

路側帯にある駐車場  右端にトイレがある

林道から登山道に入る

登山口から凡そ300メートル ?

牛の鼻ぐり岩

10年ぶりか ・・・・・

中央部分までは乾燥した岩だが、後半は湿った土だった

ホッ!

これから急傾斜で谷に降りる

左手の樹木に赤いテープ 

赤いテープの樹木を通って10メートル付近右斜面に赤いテープがあったので右折して登る

右斜面に上ったが、その先に踏み跡がないので引き返して谷を直進遡上

谷の左側斜面に「仰烏帽子山」の標識

谷の右側巨岩に「仰烏帽子山」の標識

谷を遡上中に左前方に「頂上と仏石」分岐の標識 手前の橋はなくなっている

仏石の手前左側に尖がった巨岩

仏石前の広場

広場の福寿草

展望広場で昼食  登山用の軽い三脚が使えない ・・・・・











下山途中の仏石前広場で全員の集合写真を撮影しようとしたが、三脚は完全に故障 ・・・・・

np