安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

霧島連山 矢岳で見返り草鑑賞

2016年09月25日 21時29分39秒 | 日記

 久しぶりに矢岳の見返り草(大丸場の天人草)と筑紫蝙蝠草(つくしこうもりそう)
を見に行った  見返り草は一部に虫害があったものの、ほぼ満開だったが、筑紫
蝙蝠草は虫害のため広大な繁殖地では葉が網状になっていた

 自宅を午前7時前に出発して、途中で狭野神社に参拝した   狭野神社の駒犬
は真っ黒だったので驚いた  私の知る範囲では初めての狛犬だった
 
 皇子原公園の駐車場で山学校一期生の5人に会い、登山口に向かった  鹿児
島の一期生には随分久しぶりの方がいたので、名前を思い出せない人もいた  
私が霧島のガイドクラブを辞めたのは何時の事か忘れるほどに遠い昔(?)のこと
に思えた

 しかし、皆さんは元気だった  5人に会った時、「今日は宜しくお願いします」
と言ったのは、彼らに迷惑を掛けなければよいが、と思ったからの挨拶だった

 案の定、皆さん健脚だった   1人、小林市の仲間が体調を壊したので私が気
功、ヨーガ、スポーツマッサージを取り入れた独自の「手当」で体調を回復したが、
他の四人は私が付いていくのに苦労した  体調を壊した人が居たおかげで私は
手当てに要する時間に「休憩」することが出来た  また、彼女に「ゆっくり歩き
ましょう」と言って頂上手前では暫く4人より遅れて歩くことが出来た

 昼食後、龍王に向かう途中の「南面ルート」分岐付近で1人が休憩し、5人で歩く
ことになると皆さんはまるで「速歩」を楽しむかのように軽々と歩いたので、後期高
齢者は追歩が大変だった  しかし、暫く山から遠ざかっていたにも関わらず、彼ら
と同行で来たことは有り難い   これを機会に以前のように「週一登山」に復帰す
ることが出来そうだと思う   有り難い

 今日は、久しぶりに見返り草の群生や虫害で花の数が少なかったとはいえ筑紫
蝙蝠草、天人草、また沢山の実を着けた山法師、花は咲いていなかったが亀甲白
熊の蕾などをを見ることが出来たことで、楽しい1日を過ごすことが出来た

 同行してくれた山友の皆さんに感謝する

 なお、高千穂河原~皇子原の縦走路は南面ルートとの交差から皇子原方面に
向かう登山道は一部変更されているので、久しぶりにこのルートを使用する場合
は注意が必要だ  私たちを追い越したグループが、その後しばらくして私たち
の前方で苦笑いをしながら引き返していたことを付記しておきます
 
        2016年9月26日
                                   風

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登山口の駐車場で準備体操

アスファルト舗装の林道を歩いて矢岳に向かう

直ぐに「南蛮煙管」を見つけた

アスファルト舗装林道からススキが繁茂する登山道に向かう

間もなく右手の谷に下る

急な坂道が続くのでストックはたたんでザックの横におく

慎重に下る

岩場のロープは補助として使用する

谷では下山者が待っていてくれた

対岸の岩を登る

崩壊地を登る

矢岳の頂上までは殆ど林内を歩くが、風がないと汗が出る

今日、最初に見る「見返り草」が一輪

やや疲れが出たころに、沢山の実がなっている「山法師」が5~6本あった

この山では数少ない「天人草」を見つけた これを「白花見返り草」と呼ぶ人もいる

登山道の両脇に見返り草が咲いている

見返り草(大丸場の天人草)

見返り草が群生している  群生箇所は幾つかある

矢岳(1131.6m)の頂上は大勢の登山者がいたので、「昼食会場」へ急いだ

筑紫蝙蝠草(つくしこうもりそう) 葉の形が蝙蝠に似ている

恒例に使用している「昼食会場の広場」で今日も昼食

五人の仲間からおかずを頂いた  私には今季初物の柿も頂いた

昼食後は龍王に向かう  登山道には薄が繁茂していた

龍王手前の最後の急登

龍王の頂上

引き返して「南面ルート」を下る

ススキが茂る登山道の前方に高千穂峰が見える

明るい林内を気持ちよく歩く
 
枯れ谷を渡り越す

次の枯れ沢を渡り越す

高千穂河原~皇子原の縦走路に出た 

亀甲白熊(きっこうはぐま)の蕾

登山口の駐車場には火山に関する注意  霧島連山は火山です

ストレッチをして解散  無事に帰宅して今日の登山が終わる


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