安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

仰烏帽子山の福寿草は満開だった

2018年03月17日 18時16分11秒 | 日記

 2月の中旬から福寿草鑑賞登山を検討していたが、やっと3月13日に仲間と五木村の仰烏帽子山に行った

 仰烏帽子山には以前椎葉谷登山口か元井谷登山口から登っていた  しかし、4~5年前の台風で両登山道が荒れたた
め、最近は第2登山口から登っている   しかし、今回は元井谷登山口を過ぎた辺りで林道上下斜面の樹木が大幅に
伐採されていたので、斜面が崩壊するのではないかと不安だった   林道の上側斜面から僅かに土砂が落ちていたので、
帰るときに無事通過できるか一抹の不安を感じた

 駐車場で準備体操を済ませて登り始めると、頂上と仏岩の分岐を過ぎて間もなく、登山道周辺にのあちこちに福寿草が
咲いていた   気が付くと、従来は登山道から元井谷方面に林内を通って行くことができた所に新しいロープが張られ
ていた   そのロープの向こう側には、小さな福寿草が沢山咲いていたので驚き、かつ嬉しかった

 福寿草群生地の斜面には以前からロープがあったが、群生地手前の斜面にはロープがなかったので登山者が立ち入るこ
とができた   そのため、福寿草は僅かしかなかったが、今回はロープの向こう側に沢山の福寿草が咲いていた

 群生地斜面にも以前より多くの福寿草が咲いていた   当日は曇天だったが、奇麗な福寿草を見つけて撮影し、太陽
が顔を出すのを待っていると、やがて一瞬だったが太陽が顔を出し、福寿草が輝いた    有り難い   久しぶりに
太陽を浴びて輝く福寿草の花を撮影することが出来た

 あまり嬉しかったので、つい「 今日は久しぶりに頂上に行こうか 」と言ったところ、同行の二人も同意してくれた
この時期に仰烏帽子山に来るのは福寿草を見るのが目的なので、群生地の斜面 ~ 仏岩周辺で福寿草を見て、昼食を食べ
ると、そのまま下山するので、このところ数年間は仰烏帽子山の頂上には行っていない   当日の登山者の殆どが群生
地の斜面から下山していた

 仰烏帽子山の頂上は遠かった   幾度か登り下りがあり、幾つかの山の周囲を迂回するので、途中で「 誰が頂上に行
こうと言ったのかなー 」等と冗談を繰り返しながら、それでも途中であきらめないで頂上に着くと、懐かしい景色に感動
した

 同行してくれた仲間に感謝しながら下山した

    2018年3月17日
                                                           風 
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9時31分  登山口

















13時15分  仰烏帽子山 頂上 ( 1,302m )



16時17分  登山口

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卒業式のシーズンに考える

2018年03月03日 10時42分18秒 | 日記

 看護関係の学科を持つ2学校と看護専門学校の卒業式が昨日までに無事終了した
 
 田野町と日南市にある高等学校の看護科卒業生は、まだ何処かあどけなさが残るが、座学と看護実習などを
通じての3年間の学習で頼もしさも感じる   卒業生の殆どは看護専攻科に進学して更に2年間の座学、看
護実習をすることになる 

 高等学校を卒業して看護専攻科で更に2年間の学習を終えた卒業生には、さすがに力強さが感じられる 
卒業の歌を合掌する間には、顔を見合わせながら涙する姿や、うなづき合う顔等などの卒業生に対して、おめ
でとうという言葉とともに「頼むぞ!」と言いたい   私や私の友人、知人、その他病む人達が信頼する看
護師として育って欲しい

 看護専門学校では、卒業生の中に入学の前に社会人として働いていた入学生がいたが、その10人がすべて
卒業したことは素晴らしい   

 大学卒業後に就職していた生徒、子供を育てながら通学した生徒、途中で経済的理由などで退学を考えた生
徒などもいたそうだが、幾度もあった困難に当たっては専任教員は言うに及ばず、校長や理事長までが懇切な
助言、支援などを行った結果、無事に卒業することができたそうだ   そのような経験をもつ看護師の将来
が楽しみだ  

 田舎の高等学校を卒業して東京で昼に働き、夜間大学に通い、その後夜の仕事に変えて頂いて昼間の大学に
通ったことから6年間かかって大学を卒業した私は、幸い古郷の隣の県で働くことが出来たことを思い出した    
 この6年間には職場で昼間の仕事から夜間の仕事に変えて頂いた職場のほかに、家庭教師など幾つかののア
ルバイトを紹介して頂くなど沢山の人達にお世話になったことを思い出した    

 人の優しさと暖かさを身に染みて感じたであろう卒業生たちは、看護師試験に合格して、立派な看護師とし
て多くの人に喜んで頂く看護の仕事に従事することになることだろう    卒業生の成長が楽しみだ

   2018年3月3日
                                                            風

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鉢植えのサクランボは少し盛りを過ぎた

薄いピンクの椿が花弁を開いた

沈丁花はピンクと白がある




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