安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

学校法人の卒業式が終わり、庭の花を眺めた

2019年03月06日 18時33分07秒 | 日記


 学校法人の日南市内の中学校高等学校、田野町の高等学校と日南市内の看護専門学校の3回の卒業式
(卒業証書授与式)が全て終了した

 例年のことだが、高等学校の看護科、高等学校内にある看護専攻科、看護専門学校の卒業生に関して
は、今後国家試験の結果を待つことになるが、全ての卒業生は入学式の時と違い、頼もしい成長をして
いる   卒業生の記念作文集には、教師、学友、家族などへの感謝の気持ちと心強い決意が溢れている

 私は毎年、素晴らしい卒業生を見送る機会を頂いていることに感謝している

 さて、自分のことを振り返ると、まだ自称「男の更年期障害」から完全には抜けることが出来ていな
いようだ   あれをしよう、これをしようと考えるのだが、実行が伴わないことが多い

 福寿草が咲いている山に行こうと随分前から考えているが、双子の孫が入学試験を受けに行く手伝い
をしたり、グラウンドゴルフ場の芝手入れ等々をしており、山に行く日程が決められない   しかし、
先ずはこの福寿草鑑賞を手始めに、山野草鑑賞登山を継続してみよう

 庭には色々な花が咲いているが、中でも昭和42年に就職した時の先輩から昨年頂いた「黒椿」の花
が咲いたのは嬉しい   同じ先輩から以前「黒椿」として頂いた椿は奇麗だったが、実はあの椿は
「孔雀椿」だったそうで、昨年「これが本当の黒椿だ」と言って頂いた椿の花が先日開花した

 さすが「黒椿」というだけに、今まで見たことがない「赤黒い」色で、輪計が11cmほどの大輪だ
った   今は2番目の花が咲いているが、この花はやや小ぶりだ   それにしても先輩からは白椿、
薄い桃色の椿など沢山の花木を頂いている

 先輩は徳用作物の技術職員で、私は事務職員だが退職後も山からの帰途などに立ち寄ってお茶を頂い
ている  有り難い

 大学を卒業して、県外の公務員として働きながら職員や関係業務の方々、謡の先輩、山の仲間、写真
の指導者、仲間等々大勢の人から指導して頂き、親しくして頂き、お世話になってきた

 昨年、郷里の中学校、高等学校の喜寿同窓会を迎えたこの頃は、上記のようなご指導いただいた方、
お世話を頂いた先輩や仲間の中には、会えることが出来なくなった方が少なからずあるのは寂しい限りだ   

 先日も、昨年逝った山の先輩宅に行き、奥様と山の話など2時間ほど話した   先輩は、私の仏像
写真の個展を鑑賞して頂き、「よくぞ世に埋もれた仏を、世に出してくれた」と言って頂き、「この本
は私が持っているより貴方が居っている方が良い」と「廃仏稀釈百年」と題した貴重な本を届けて頂い
た   有り難い

 3年毎に開催してきた仏像写真の個展は、3回目の終了日、サロンの経営者に3回の個展開催のお礼を
申し上げ、今回で最後にすると伝えたところ、「何を言っている 4回、5回と続けなさい」と言って
頂いた   有り難いことだが、全紙サイズなど大きな写真25枚前後を展示するサロンを2週間無料
で貸して頂いているので、あまり継続することは遠慮すべきだろう

 しかし、第1回目の時は、たまたま私の仏像写真を観て頂くと、直ぐに事務室に引き返して手帳を持
参してきて、「この作品の展示は何時からにするか」と言って頂いた    驚いた私は当時全紙サイ
ズの写真は所属クラブの作品展用に作成した3枚だけだったこともあり、断った   しかし、その後
も自宅に電話を頂いたこともあり、急遽開催した

 この作品展で多くの方の意見を聞かせて頂いたことで、私はその後本格的に仏像撮影をするようにな
った  有り難い   私がその後、県美術展、宮崎日日新聞美術展、宮崎市美術展などで幾度か入選
できたことは、あの個展開催が切っ掛けとなっている

 とりとめのない文章になったが、毎日就寝時にはこれらの方々に「有り難い」と感謝するのが習わし
になっている

    2019年3月6日
                                                風
※ 写真は、クリックすると拡大する


黒椿 1月21日撮影(この写真はこれ以上拡大しない)

黒椿 2月26日撮影(この写真はこれ以上拡大しない)

黒椿 3月4日撮影( この写真はこれ以上拡大しない )

孔雀椿 ( 昨年4月撮影 )





































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