都井岬に翁草が咲いたとの新聞報道があったので、3月21日に和石集落に行った 国道から和石に
向かう道路が工事中だったので、都城市方面に大きく迂回して和石に入った 国道から左折して間もな
く、道路横の斜面に「里程標」があった 里程標は完全には読み取れない所もあるが、縦書きで次の通
り記載されている 道路工事のため遠回りしたお蔭で里程標を見ることができた 有り難い
距元標宮崎八里
有水駅弐里参拾壱町拾七間西
明治四拾五年二月改築
和石の里山に入ると、咲いていた 翁草が沢山咲いていた もっとも、昨年までは草地で翁草が咲
いていた細長く狭い畑の一部が耕されていた 農道から翁草が咲く段々畑までは丸太を使った真新しい
階段があり、農家の庭の一部を通して頂いて登る道も良く整備されていた 有り難い
初めて翁草を観たのは熊本の俵山だった 俵山は、10年以上前に九重連山で知り合った熊本の山友
が案内してくれた山で、翁草、野姫百合、肥後菫、千本槍、梅鉢草、姫野牡丹、葉場山火口、女郎花等々
の花々が咲く山で、毎年2~3度は通っている 蕨採りも楽しい
かつては宮崎市内の鉄道沿線にも翁草が咲いていたそうだが、今では都井岬など限られた草地に咲いて
おり、県版レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている 和石集落では地域住民が里山を守る活
動の一環として保護している
3月23日は、久し振りに北谷登山口・千間平ルートから祖母山(1,756.4m)に登った 積雪
期の千間平ルートは国観峠から頂上までの急坂が厳しいので風穴ルートも考えたが、前回風穴ルートから
登った時に、僅かな区間だが以前の登山道を一部付け替えた所があったので、無雪期に一度だけ通った道
を積雪期に通ることは避けたいと思い、千間平ルートから登った
祖母山の標識は、3合目の場合、3合目から2合目までの距離、3合目から4合目までの距離、3合目
から頂上までの距離、3合目から登山口までの距離などが記載されているので有り難い また、標高千
4百メートル地点の標識もあるので高度計の確認ができるのも有り難い
千間平を過ぎた所から積雪が始ったが、国観峠までは歩行に支障が生じるほどではなかった しかし、
案の定、国観峠から先は積雪が深くなり、傾斜も急になったので久し振りに手ごわい登りになった 特
に九合目小屋分岐の手前からは10秒前後の立休みの回数が増えた
頂上に着くと、風は左程強くなかった 昨年行き損ねた天狗岩には、今年こそ行こうと考えた 障
子岳、古祖母山、本谷、傾山、九重連山、阿蘇連山などの展望を楽しんだ後、岩陰で昼食を楽しんだ
下山は、積雪の急な坂道もアイゼンのお蔭で軽快に歩いた 最近、山友の中には私を「下山の風さん」
と呼ぶ方がいるので、「登りでは、事故や怪我の多い下山に備え、また下山後自宅までの4時間~5時間
の自動車運転を安全にするために必要な体力を保持する必要があるので、ゆっくり、のんびり登ることに
している」と説明している 私は「至言」だと思っているが、さて、山友たちはどのように受け取って
いるのだろうか 明らかではない ・・・・・
登山口に降りると、駐車場横の小屋にある水場で若い男性が登山靴を洗っていた 近寄ってみると、
水道の上に高千穂町役場企画観光課の注意書きがある 水道は川の水を引いているので、水道を止める
と給水パイプが詰まる恐れがあるから水は流したままにするようにとのことだ
水道の水を一時的にためる貯水槽には靴を洗うために使用する目的と思われる、無造作に結ばれた太い
荒縄が2個置いてあった この荒縄を使ってみると、靴を綺麗に洗うことができた お蔭様で雪解け
の泥濘で汚れた靴が綺麗になった 有り難い
高千穂温泉では、70歳以上の入浴料金は一般より200円安い 最近、このような制度の温泉が増
えているのは有り難い 良い気分で車を運転して無事に帰宅し、安全登山が終わった
2014年3月28日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する もう一度クリックすると更に拡大する
和石地区の里程標
和石地区の里程標
和石地区里山の翁草
大野川源流の碑
祖母山北谷登山口
千間平
標高1,400メートルの標識
3県境の標識
3県境の標識
登山道の積雪
国観峠から神原への分岐
国観峠広場のお地蔵さん
国観峠広場から祖母山頂上
9合目の標識
積雪が深くなる
九合目小屋への分岐案内
祖母山頂上 左側に石造りの小祠がある
何時ものことだが、降るときに坂道の厳しさが分かる
小屋の横にある「靴洗い場(?)」
p
向かう道路が工事中だったので、都城市方面に大きく迂回して和石に入った 国道から左折して間もな
く、道路横の斜面に「里程標」があった 里程標は完全には読み取れない所もあるが、縦書きで次の通
り記載されている 道路工事のため遠回りしたお蔭で里程標を見ることができた 有り難い
距元標宮崎八里
有水駅弐里参拾壱町拾七間西
明治四拾五年二月改築
和石の里山に入ると、咲いていた 翁草が沢山咲いていた もっとも、昨年までは草地で翁草が咲
いていた細長く狭い畑の一部が耕されていた 農道から翁草が咲く段々畑までは丸太を使った真新しい
階段があり、農家の庭の一部を通して頂いて登る道も良く整備されていた 有り難い
初めて翁草を観たのは熊本の俵山だった 俵山は、10年以上前に九重連山で知り合った熊本の山友
が案内してくれた山で、翁草、野姫百合、肥後菫、千本槍、梅鉢草、姫野牡丹、葉場山火口、女郎花等々
の花々が咲く山で、毎年2~3度は通っている 蕨採りも楽しい
かつては宮崎市内の鉄道沿線にも翁草が咲いていたそうだが、今では都井岬など限られた草地に咲いて
おり、県版レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている 和石集落では地域住民が里山を守る活
動の一環として保護している
3月23日は、久し振りに北谷登山口・千間平ルートから祖母山(1,756.4m)に登った 積雪
期の千間平ルートは国観峠から頂上までの急坂が厳しいので風穴ルートも考えたが、前回風穴ルートから
登った時に、僅かな区間だが以前の登山道を一部付け替えた所があったので、無雪期に一度だけ通った道
を積雪期に通ることは避けたいと思い、千間平ルートから登った
祖母山の標識は、3合目の場合、3合目から2合目までの距離、3合目から4合目までの距離、3合目
から頂上までの距離、3合目から登山口までの距離などが記載されているので有り難い また、標高千
4百メートル地点の標識もあるので高度計の確認ができるのも有り難い
千間平を過ぎた所から積雪が始ったが、国観峠までは歩行に支障が生じるほどではなかった しかし、
案の定、国観峠から先は積雪が深くなり、傾斜も急になったので久し振りに手ごわい登りになった 特
に九合目小屋分岐の手前からは10秒前後の立休みの回数が増えた
頂上に着くと、風は左程強くなかった 昨年行き損ねた天狗岩には、今年こそ行こうと考えた 障
子岳、古祖母山、本谷、傾山、九重連山、阿蘇連山などの展望を楽しんだ後、岩陰で昼食を楽しんだ
下山は、積雪の急な坂道もアイゼンのお蔭で軽快に歩いた 最近、山友の中には私を「下山の風さん」
と呼ぶ方がいるので、「登りでは、事故や怪我の多い下山に備え、また下山後自宅までの4時間~5時間
の自動車運転を安全にするために必要な体力を保持する必要があるので、ゆっくり、のんびり登ることに
している」と説明している 私は「至言」だと思っているが、さて、山友たちはどのように受け取って
いるのだろうか 明らかではない ・・・・・
登山口に降りると、駐車場横の小屋にある水場で若い男性が登山靴を洗っていた 近寄ってみると、
水道の上に高千穂町役場企画観光課の注意書きがある 水道は川の水を引いているので、水道を止める
と給水パイプが詰まる恐れがあるから水は流したままにするようにとのことだ
水道の水を一時的にためる貯水槽には靴を洗うために使用する目的と思われる、無造作に結ばれた太い
荒縄が2個置いてあった この荒縄を使ってみると、靴を綺麗に洗うことができた お蔭様で雪解け
の泥濘で汚れた靴が綺麗になった 有り難い
高千穂温泉では、70歳以上の入浴料金は一般より200円安い 最近、このような制度の温泉が増
えているのは有り難い 良い気分で車を運転して無事に帰宅し、安全登山が終わった
2014年3月28日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する もう一度クリックすると更に拡大する
和石地区の里程標
和石地区の里程標
和石地区里山の翁草
大野川源流の碑
祖母山北谷登山口
千間平
標高1,400メートルの標識
3県境の標識
3県境の標識
登山道の積雪
国観峠から神原への分岐
国観峠広場のお地蔵さん
国観峠広場から祖母山頂上
9合目の標識
積雪が深くなる
九合目小屋への分岐案内
祖母山頂上 左側に石造りの小祠がある
何時ものことだが、降るときに坂道の厳しさが分かる
小屋の横にある「靴洗い場(?)」
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