安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

釋迦ケ嶽 ( 830.6m 国富町 )

2017年02月28日 18時15分58秒 | 日記
 2月の中旬を過ぎると、各地で山開きが始まる

 先日、畏友から国富町山岳会の鬼玄丹会長の案内状をコピーした葉書で
釋迦ケ嶽山開きの連絡を頂いた  以前は式部岳の山開きを開催しており、
お世話になっていたが、最近は釈迦ケ嶽の山開きをしているそうだ

 山開きで下山した後では、鬼玄丹さんが参加者に絵を描いていただき、そ
の絵には即興の歌詞の添え書きが施される  以前私が頂いた絵には、次
のとおり、初対面の私の人生を見透かしたかのような歌詞が添えられている

   うさぎぴょんと跳ね
       ぴょんと跳んで
     月でゆっくり
          寝たそうな

    あんたの人生
       ゆっくりのんびり
          生きりゃよい
   
 この絵を自宅の欄間近くに飾り、毎日眺めるのを楽しみにしている

 昨秋、大銀杏を観に行った時、広場で大勢の人に囲まれて冗談を楽しみ
ながら絵を描いている鬼玄丹さんに挨拶すると、「また山に行こう」と誘って
頂いていた

 釋迦ケ嶽の登山道はよく整備されており、急な坂道もあるが「初心者用」
のルートが整備されている所もあるので、安心して歩くことが出来る

 生憎の曇天のため展望を楽しむことが出来なかったが、下山後は沢山の
手料理を馳走になり、紅白の土産餅まで頂いた

   2017年2月26日
                                  風

※ 写真はクリックすると拡大する
※ 今回は、下山中にカメラをザックに入れたことを忘れたため、その後は、
鬼玄丹さんが絵を描いている姿や昼食会などを撮影することも忘れた


鬼玄丹さん作成の「釋迦ケ嶽山開き」

参加者の受付

法華岳薬師寺で安全祈願

登山道の急坂

頂上で畏友と

※ 2013年2月の式部岳山開きの時に私が描いて頂いた絵

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仰烏帽子山の福寿草

2017年02月20日 08時38分12秒 | 日記
  2月18日の土曜日熊本県の仰烏帽子山に福寿草を観に行った

 当日は、午前四時頃に目を覚まし、恒例のとおりベットの中で両手、両耳、頭部
~両足の指などのマッサージとストレッチをして起床

 嗽をして白湯を飲み、お茶を入れて爺々達に供えながら、「今日は熊本に福寿
草を観に行ってくるよ」と挨拶

 大分の竹田から取り寄せる熟成黒大蒜、リンゴなどを食べて5時半過ぎに自宅
を出発した  積雪や凍結が考えられるのでこの冬初めてタイヤチェーンを積み
込んだ  

 えびの市からは、積雪などがあっても有料道路は除雪などの管理が出来てい
るだろうと考えて有料道路に乗ったが、結果としては国道、県道ともに積雪、凍
結もなく、車の外気温計測器では五木村までの最低温度は7度だった
 
 駐車場で登山準備を整えて登山口に向かうと、前方の舗装道路で2人の若い
女性が笑顔でこちらを見ていた   1人の女性は前髪を切り落とした「おかっぱ」
のように見えた   飾り気のない、清楚な好印象の彼女の顔を見た時、私は帽子
を車内に置いてきたことに気が付いた  

 早速車に引き返すと、帽子の隣にカメラもあった  有り難い   彼女の清楚
な顔を見なかったら、私は帽子だけでなくカメラも車内に置いたままで登ったこと
だろう 

 彼女の傍に行き、「有り難う」とお礼を言って握手すると、握手が終わった後に
彼女は手袋を脱いで、今度は彼女から握手を求めてくれた   礼儀をわきまえ
たその態度に、育ちの良さを感じ、ご両親が忍ばれた   有り難い

 このように、間もなく76歳を迎えて物忘れがひどくなった私が、その日は最初
から爽やかに山と花を楽しむことが出来た

 第二登山口から凡そ1時間足らずで福寿草の群生地に着いたが、時折太陽が
照る午前中は花が咲いている福寿草はごくわずかだった

 しかし、群生地から仏岩まで歩き、途中で昼食を食べて群生地に引き返すと、次
々に福寿草が咲いていた   その頃には鑑賞者も続々と増加していたので、撮影
に良い場所は譲り合うこともあった

 ともあれ、午後は太陽も照り続き、福寿草もあちこちに咲き、十分に楽しむことが
出来た  有り難い

 今年は、西側斜面に新しいロープが張られていたので緑の苔に覆われた岩に咲
いている花を撮影するためには長いレンズが必要だったが、福寿草保護のために
は止むを得ないことだろう

 温泉で疲れを癒して、安全運転に徹しながら無事に帰宅した
 人と花と山の爽やかさに浸ることができた、有り難い一日を過ごすことができた
 有り難い

      2017年2月
                                    風

※ 写真は、クリックすると拡大する


9時01分 第二登山口  近くに移動式トイレがある

9時45分 前方に見える嶺の東斜面が福寿草群生地

9時47分 右は直接頂上へ  左は福寿草群生地~仏岩を経由して頂上へ

10時02分 午前中は殆どが蕾だった

12時40分 まだ小さな福寿草

13時00分 沢山の花が咲きだした

13時10分 大きな福寿草も咲きだした

13時41分

13時52分 登山口まで降りた

13時53分 朝より車が増えていた

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登り初めは行縢山

2017年02月01日 08時43分04秒 | 日記
  昨年の暮れ、2度にわたって行縢山に向かったが、最初は途中で庚申塔等の撮影に時間
をかけたために登山口着が遅くなり、下山時の日暮れを考慮して9合目で下山した

 2度目はまた、途中の仏像、庚申塔、神社の狛犬撮影に時間をかけたため、登山口に向か
う時間がなくなった

 近日中に応募が締め切られる県美術展については、応募を始めた時以来昨年まで仏像の
写真で連続入選しているので、今回も入選を目指して作品作りをしている

 幸い、帰省時に撮影し、その後再三撮影のため帰省した貴重な庚申塔を含めて応募する予
定作品に目途が付き、仲間との日程調整が整ったので、1月21日に「三度目の正直」で行縢
山頂上に登った  有り難い

 昨年春先頃から「男性の更年期障害」のために山から遠ざかっていたこともあり、行縢山に
登るのは随分久しぶりだったことと、忘却係数高騰の影響か頂上手前20メートル付近でルー
ト選択に迷った

 なお、忘却係数に関しては、予てから懸念があったので先輩が奥様の診察を受けた医師の
お陰で好転したと教えて頂いた医師の病院で私も先日診察を受けた  

 診察の前に看護師から幾つかテストを受けた   自分の生年月日、当日の年月日、桜と
猫、汽車と看護師が読み上げ、しばらく間を置いて、その名前を訊かれた   またスプーン
鍵、鉛筆など6個を私の前に並べ、暫くしてその名前を訊かれた   算数(数学ではない)
の問題は私が最も不得意とすることだった

 医師の診察では、「 順調に老いています  問題ないので、今後経過を観察しましょう 」と
言われた   
 春先に免許更新があるので心配だと言うと、「 更新できます 100パーセントです 」 
 有り難い  グラウンドゴルフ仲間の先輩に診察を受けるように勧めた

    2017年2月1日
                                          風

※ 写真は、クリックすると拡大する


行縢山登山口

綺麗な木橋に ・・・・・

爽快な気分

二連橋を渡る

3合目の標識 山頂まであと2,750m

滝見橋  

滝見橋の前方に行縢山雌岳の壁 ( 橋を降りて直ぐ左折する )

登山道には峠の手前まで大きな石が多い

大勢の登山者グループに道を譲る

大きな一枚岩に金属製の滑り止めがある

4合目標識   山頂まであと2,350m

行縢の滝への分岐

行縢の滝  水流が少なかった

5合目標識   山頂まであと2,100m

板の階段前方にはロープがある  ロープは補助的に使う

足は長いんですが ・・・

山は足と手を使って登るのが基本だ

峠  近くに展望台がある

県民の森への分岐   県民の森を経由して登るのも楽しい 

谷を渡る  今日は水が少ないので比較的に楽だが ・・・

慎重に渡る







最後の水場 登山道横の木に柄杓とコップがある

谷に簡易水呑場がある

9合目の標識   山頂まであと350m

「岩の汗」   山頂まであと100mの案内板

登山道の突き当りに「 山頂は左折 」を意味する案内板

行縢山山頂  山頂では福岡からの夫妻が下山するところだった

今年初めての雪山

谷を渡る  今日のルートでは唯一(?)の危険個所













瀧見橋まで降りてきた

上の駐車場( 回転場 )


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