安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

時雨の霧島連山で花を鑑賞

2016年10月31日 20時32分34秒 | 日記
 10月27日、霧島連山の元ガイド仲間と霧島連山で花を楽しんだ  
 時折霧雨の降る中で、花を探して霧島連山をあちこちと歩いた 
 随分以前に「 忘却係数高騰 」と書いたことがあったが、後期高齢者になったこの頃は
忘却係数がまた一段と高騰したと思われるので、地元の元ガイド仲間に案内してもらっ
て霧島連山のあちこちを歩きながら花を鑑賞した
 
 10月の下旬になると、夏の花は既に花期は終わりつつあった
 目的は我が家の家紋、梅鉢草だったが、まだ蕾が沢山あった  周辺のススキの中に
まで沢山の花が咲いていた

 亀甲白熊(キッコウハグマ)は、他の個所で見たものより全体が随分小さな花だった 
亀甲白熊は、半円形の花が2個集まって一輪の花のように見える珍しい花だ
 
 帰途、高岡の公園に立ち寄ったところ、季節外れの「 松月桜 」が3輪咲いていた
季節外れの松月桜は以前沢山咲いていたが、最近は殆ど咲かなかった  松月桜は山
桜の突然変種と言われているそうだ

   2017年10月29日
                                         風

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梅鉢草  ( 我が家の家紋 )

個々の亀甲白熊は、全体が小さかった
      
椿の原種で、一重の椿

僅かに残っていた曙草

鳥兜( トリカブト )1本だけ残っていた花は、色が浅かった

南蛮煙管



シラネセンキュウ

帰途立ち寄った公園の松月桜

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白鳥山 ~ 六観音御池

2016年10月16日 22時35分55秒 | 日記
  先日は、キバナノツキヌキホトトギスを観たいと思って山友と尾鈴山に向かったが、
台風16号の豪雨で尾鈴山登山口は閉鎖されていたので、止むを得ず川南湿原でタ
ムラソウ、シロイヌノヒゲ、スイランなどを楽しんだ

 10月12日に、久しぶりに旧友から連絡があり、新人を含む仲間と3人で霧島連山  
の白鳥山に登るので同行しないかと誘いがあったので「 山登り復帰 」の訓練の為と、
長い間山に同行していない旧友との山行を楽しむ為に翌日、白鳥山に向かった

 旧友が同行して来た仲間2人のうち1人は全くの新人だったが、もう1人は10年以
上前に何度か私と登ったことがあるそうだが、後期高齢者の私には記憶がなかった
( 御免なさい )途中の行動や話を聞いて彼女は今では山のベテランに成長している
ことが分かった  

 新人を同行しての山なので、準備運動をしっかり行い、ゆっくり、ゆっくり歩いた
 しかし、若い新人は私の予想を超える元気な歩きだった   それでも、森林限界
になったところで振り返って鹿児島の桜島などを見ると、感激していた 
 
 午前中に会った登山者は殆どが外人だったことに驚いた   欧米人と思われる
彼らは、私たちの挨拶に「 お早うございます 」と笑顔で答えてくれた   霧島連山
でこれほど沢山の外人に会ったのは初めてだった
 
 六観音御池から不動池に向かう途中で小鹿2頭を連れた雌鹿など2組の鹿に出
会った   何れも私たちを恐れる様子はなく、子鹿は暫くの間私たちを見つめてい
たので、皆さん、撮影に熱中していた

 新人の彼女は下山後、旧友に「 北アルプスは何処にあるのですか 」、「 富士山に
登ったそうですが、酸素タンクはどうしたのですか 」等と質問をしていたそうだ  
どうやら、今後も山に登ることを楽しみにしていたようだ   なお、彼女は歩行中に
「 懸案について検討する日々を過ごしている 」と私に言っていたが、下山後に解散
の挨拶で、「 私は前に進むことが出来る 」旨の短い言葉を話したので、旧友は喜ん
でいた

 午前中は曇天だったが、午後は時折太陽が顔を見せてくれた   私たちも笑顔で   
解散することができた   有り難い

   2016年10月16日
                                     風

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黒椿の蕾

2016年10月01日 09時43分34秒 | 日記
  
 先月20日の早朝、庭の黒椿に小さな蕾が付いているのを見つけた  黒椿は
この春先、先輩から頂いたので、早速電話で報告したところ、「 肥やしをやった
りするなどの世話をしなかったな 」とぶっきらぼうな声が飛び込んできた   

  1967年に就職した時の職場の先輩で、事務職の私と茶の指導技師だった
先輩とは今も時々山の帰りなどに立ち寄って休憩し、奥様から御馳走になって
おり、先輩からはその季節の珍しい花の苗などを頂くこともある  そんなときで
も、先輩は現役時代と同様に「宮崎弁」の中でもごく「厳しい」表現で話しかけて
くれるので、私は意識的に「 今のはなんちゅう意味ですか」と聞き返すこともある  
 奥様は、台所で忍び笑いをする

 「 お茶の木も今花が満開ですよ 」と余計なことを言うと、「 お茶は椿と同じじゃ
から、肥しをやるとズンズン伸びち、そんかわり花は咲かん 」と教えてくれた 
確かに、黒椿にも茶にも肥料(肥し)は施さなかったようだ   多分40年以上
前に先輩から手に入れて頂いた優良品種の茶ノ木でお茶を作る心算だったの
だが、その後仕事が忙しくなったこと等(?)で殆ど手入れはしなかった。それ
でも、今でも背丈は1m足らずだが、毎年綺麗な花を楽しませてくれている   
有り難い  

 お茶の花が好きだというグラウンドゴルフ仲間が欲しいと言うので先輩に話す
と、直ぐに苗を手に入れてくれた

 先輩の言葉だが、今後は時々椿とお茶に少しだけ肥しをやることにしようと考
えた  しかし、狭い庭に94歳で8年前に逝った母に頂いた花木や最初の職場
でお世話になった課長( 故人 )の記念品など沢山の花があるので、余り大きく
ならないようにしなければいけない

 黒椿の花が咲くのが楽しみだ

        2016年10月1日   
                                   風
   
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黒椿

白椿

藪椿















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