安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

気儘に走り気儘に撮る

2016年07月20日 19時38分26秒 | 日記

  記憶力の減少が進むことは止むを得ないことだろうが、山から遠ざかる日が続くと、
「行かなければ」、「行きたい」と考える  しかし、記憶力の減退は、記憶力だけでなく
行動力の減退を伴うのではないかと思うようになる   考えることを実行に移す「行動
力」も減少しているのではないだろうかと迷う

 勿論、例えば最近日本アルプスに行かなくなったのは、近年は気候の変動が大きい
だけでなく、突発的な豪雨など危険な状況もあるので事前に航空機や山小屋の予約が
困難なことも関係する   

 3年前に、久しぶりに北アルプスの剱岳に前回とは別のルートで登る計画をたてたが
危険が予測できたので直前になって中止したところ、「雨天の後に谷を渡る場合は十分
な安全確保が必要だ」と注意書きのある箇所で事故が発生したことを知った

 その後は、慎重になったのか「臆病になった」のか、北アルプスに行っていない
 今年は比較的安全とされている北アルプスの山を選んで、楽しみたい
 その為には、退会したスポーツジム通いを再開し、低山から鍛え直すつもりだ

 ところで、宮崎日日新聞総合美術展、県美術展、宮崎市美術展のほかに今年から
「ギャラリー新富コンテスト」にも応募することにしたので、当面、7月9日から募集が
始まるギャラリー新富のコンテストに応募する写真を撮ることにした

 仏像は、以前偶然に見つけていたものを三脚や照明などを持って行き、撮影する
のだが、殆どの場合、林道など山間地が多いこともあり、最近は途中で道を間違う
ことがある   すると、そこでまた新たな仏像に出会うことがある

 私は、仏像を探して撮影に行くことはしないが、気の向くままに走り、気の向くまま
に花や仏像などを撮影することはある

 そんな仏像は、公募展だけでなく、所属しているクラブや個展でも一般の方に見て
頂いている  今月末まではクラブの作品展に展示しているが、来年秋には延岡市
のサロンで3回目の個展を開催する予定だ 

    2016年7月
                                   風

  
山道の峠にある祠を除くと、大きな「招き猫」が鎮座していた