安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

行縢山の9合目

2016年12月20日 15時47分01秒 | 日記
 12月11日の日曜日は傾山に行く予定にしていたが、起床後に予定を変更して行
縢山に行くことにした

 行縢山はのべおかロイヤル山岳会所属時はよく登った山だが、平成4年頃の仲間
は既に高齢化しており、殆どの山友が山から離れているので最近は殆ど登っていな
い   ただ、初代会長は私より若干の先輩で、私が延岡単身赴任時はお世話になっ
た小料理店の経営者だったので、時折、足の遅くなった元会長と、”のんびり、ゆっく
く、ぼちぼち ”と、途中の滝まで、ある時は峠まで歩いている

 久しぶりに頂上まで登って延岡市内を眺めようと考えていたが、途中で仏像や庚申
塔が目についたので撮影していると、行縢山登山口に着いた時には昼を過ぎていた

 行縢神社の手前にある登山口( 正面登山口 )より少し上手にある駐車場に車を停
めて登り始めたのは12時過ぎだった

 40分ほどで滝への分岐に着いたが、今日は峠で遅い昼にするため滝には寄らな
かった

 峠に着いたのは13時20分頃    展望台も省略して「県民の森」との分岐で休
憩して昼にした   

 これから先は随分久しぶりなので、登山道周辺の記憶が殆どなかった    渡渉
の時は少し緊張した    大きな岩に鎖が付いていたが、以前は前日までの降雨で
谷の水流が厳しい時は上流まで行き、靴を脱いで対岸に渡ったことがあった

 下山者に頂上に居る人について情報を訊きながら歩いていると、頂上に居る人は
少なくなり、私を追い越して登る人は2人になった    下山時に私が最後になると
渡渉時などに転倒などの事故があると危険だと思いながら歩いた

 八合目辺りで下山してくる人に訊くと、頂上には2人    暫くするとその内の1人
が下山して来た    頂上には私を追い越した若い男性だけになっている

 時計を見ると13時58分    行縢山は森林が深いのでこの季節には14時に頂
上からの下山を始めないと、途中の登山道が暗くなる恐れがある     また、最後
に単独で下山することも避けたいと思ったので、頂上まで350メートルを残す九合目
で下山することにした

 九合目には14時09分着  
 そこから下山を始めて歩いていると、暫くして1人の男性が小走り気味で登ってきた
有り難い

 心配していた渡渉箇所を無事通過した所で、直ぐ後から若い青年が追いついてきた
しかも彼は、「これを落としませんでしたか」と私のカメラのレンズフードを渡してくれた
有り難い   暫く彼と離して分かれた

 また暫くして最後に降りてきた男性が追いついてきた    彼は、30歳代と思って
いたが、50歳代だったので驚いた   しかも、両脚膝の軟骨を損傷しているために
痛みを我慢しながら山に登っているそうだ   全く歩かないと症状が悪化するので、
時々行縢山に登っているそうだ    精神力の強さに敬服した

 表面は30歳代だと思っていたが、既に50歳を越えている彼の強健な姿に圧倒さ
れた   二人で話ながら歩いていると、正面登山口まで降りてしまい、彼は私を上
の駐車場まで連れて行ってくれた

 今日は楽しい一日を過ごすことが出来た    有り難い一日だった  
 仏像、庚申塔に出会い、頼もしい青年に会い、屈強な男性にも会った

    2016年12月11日
                                        風

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10時57分 行縢集落から行縢山を遠望

11時02分 庚申塔(神道)

11時22分 仏像

12時07分 行縢山 上の登山口

12時16分 正面登山口からの登山道に合流

12時19分 二本の橋で谷を渡る

12時21分 第2の沢  頂上まであと2800m

12時29分 滝見橋

12時30分 滝見橋から滝を遠望

12時38分 かつてこの辺りでカモシカの死骸を見た

12時41分 四合目

12時47分 滝への分岐

12時57分 五合目

木製階段の突き当りにロープ

13時20分 峠の標識

13時20分 「行縢山」の名前の由来など説明

13時37分  チエンを使って渡渉

13時52分 水飲み用のコップ

13時52分 水飲み場

13時57分 頂上まであと700m

14時09分 頂上まであと350m


                                      p



韓国岳から山友の郷土・桜島を遠望

2016年12月07日 20時00分44秒 | 日記
 12月3日の土曜日午前5時過ぎ、ベッドでストレッチをしながら、ふと「韓国岳に行
こう」と考えた  11月11日に白鳥山~六観音御池を周回したときには桜島方面が
霧のため見えなかったので、体力補強を兼ねて韓国岳に遊びに行くことにした

 早朝のベッドで行うストレッチは、両手の指~耳~頭部~両足( 特に足首と指 )を
撫でたり、揉んだり、引っ張ったり、叩いたりする   その後下腹部の丹田に息を吸
い込むと意識しての腹式呼吸    腹式呼吸では、丹田に息を吸い込む時に内臓
も下腹部に引き下がる   次に、口を細めて息を20秒~30秒かけて吐き出すと、
内臓が引き上げられることにより内臓のマッサージが行われ、腹筋が収縮して硬く
なるので筋肉が鍛えられる   これは、両手をついて行う腹筋運動より楽な運動だ   

 何時からこのようなストレッチを始めたのか忘れたが、ストレッチの方法は最初の
頃から今日まで、追加した項目や一部変更(改良?)したものもある    また、そ
の日の体調などに応じて回数を増減することもある   決して無理はしないで、
気持ちが良い状態で終わることにしている

 ストレッチが終わると、起床してうがいをした後にコップ一杯の水を飲む   以前
はその後で生ロイヤルゼリーを食べていたが、3か月前から止めている   
 
 トイレを済ませると郷里の大分から取り寄せる「黒大蒜」を食べ、皮付きのリンゴ
を食べると、朝食になる    朝食は、先ず具沢山の味噌汁を食べ、次に玄米混
入のご飯と梅干し、ショウガの黒酢漬け、その他の漬物を食べる    朝食が終
わると、「 黒酢のお湯割り 」を呑んで朝の行事が終わる

 急な思いつきで韓国岳に行くことになったので、自宅を出るのが遅くなった
 11時前にえびの高原に着き、登山口近くの県道は駐車、停車、歩行も禁止され
ているので、500円を払って駐車場に車を停めた     駐車している車は5~6
台と少なかった

 登山口から2キロ~3キロ程鹿児島方面に下った自然保護官事務所の近くか
ら登山道に入り、のんびり、ゆっくり久しぶりの韓国岳登山を楽しんだ

 頂上手前から、山友の郷土・桜島の頂上付近が見えだしたが、今日も霧が深か
った   

 頂上からは、中岳~御鉢~高千穂峰が見えるが、中岳では今も小さな噴煙が出
ていた   報道によれば、先日御鉢からも噴煙が出たそうだ   霧島は火山だ

    2016年12月
                                        風

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登山口に近い県道・小林えびの高原牧園線は、駐車・停車・歩行が禁止されている

有料駐車場に駐車している車は少なかった

登山届を出した人

四合目   標高 1,450m

五合目

五合目の案内板

六合目  標高 1,570m

七合目

八合目   標高 1,640m

遠くに桜島の頂上付近がかすかに見える

韓国岳では階段か岩場が多く、このような登山道は少ない

九合目

韓国岳頂上 1,700m

中岳~御鉢~高千穂峰

下山後に有料駐車場横の県道「小林えびの高原牧園線」から韓国岳を眺めた
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