安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

大銀杏と庭の花

2016年11月30日 11時32分00秒 | 日記
 高岡の大銀杏が見頃を過ぎようとしていると聞いたので11月23日に鑑賞に行った 
 午前9時頃に着くと、駐車場には車が駐車していなかったので、大銀杏の西側広場
まで上がってみると、まだ太陽は大銀杏の東側にあり、広場から見る大銀杏は影だっ
たので、大銀杏を囲む柵の周囲を回りながら撮影した  

 太陽がもう少し高くなるのを待とうと考えて歩いて市道に降りた    市道を東側に
歩くと、太陽を浴びた大銀杏が見えた    この方角から大銀杏を観るのは初めてだ
ったが、早く来たために面白い景色に巡り合えた
 その後、広場に戻るとかつてお世話になった大淀川堤防の近くにあった喫茶店・画
廊経営者が来ていた    閉店後、貴重な写真集を頂いたことに対し、改めてお礼を
言うことが出来た

 また、人の群れが出来ていたので覗くと、「鬼玄丹」こと大西正國さんが椅子に座り、
談笑しながら墨絵を描いていた   久しぶりなので声をかけると、「 何時ものとおりや
っていますね 」と答えて頂いた   

 かつて私が大西さんから頂いた墨絵には、次のような詩が添えられている
 
      うさぎぴょんと跳ね
         ぴょんと飛んで
            月でゆっくり
              寝たそうな
      あんたの人生
         ゆっくりのんびり
            生きりゃよい 
                       平成23年2月27日  式部岳山開記念
 
 私は毎日この墨絵を観ながら「 ゆっくりのんびり」生きることが出来る喜びを感じて、
いる   
 
 墨絵が一段落したところで「 また式部岳に行きましょう  花が咲く頃に 」と誘ってい
ただいたので、大西さん(当時は国富山岳会会長)を紹介して頂いた先輩に携帯電話
で報告した

 当日は、気持ちの良い、有り難い日になった

     2016年11月
                                   風

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東側から見た大銀杏

西側から見た大銀杏

鬼玄丹こと大西正國さんは、編み笠と作務衣を着て県内全市町村を巡回中


















  


平成2年~3年の単身赴任時から山芋、人参、南瓜、牛蒡、玉葱、韮、和布等10種以上の味噌汁を継続している

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奴草再鑑賞

2016年11月13日 20時13分29秒 | 日記
 早朝グラウンドゴルフ仲間の女性たちの要望で、11月3日に続いて6日に高房山
に奴草を観に行った

 当日は、グラウンドゴルフが終了した後で出発して昼食の弁当は途中で購入した
ので、登山口に着いたのは10時半を過ぎていた   晴天の日曜日だったが、駐
車場には車が1台も駐車していなかった  

 登山口を出発して直ぐに「 『遊夕の森』遊歩道ルートMAP 」が入っている箱の扉
を開けてみたが、先日は沢山入っていた遊歩道ルートの地図はなかった   土曜
日と日曜日に大勢の鑑賞者が来たのだろうか

 鉄塔の敷地でストレッチをして奴草群生地に向かった    
途中の4箇所に休憩のベンチがあるので、休憩しながらゆっくり、のんびり歩いた   
もともと、私は ”のんびり、ゆっくり”歩くのが習性だが、今日は山遊びを始めるため
の試行をする参加者がいたので、坂道の歩き方などを確認しながらの山歩きになっ


 奴草は、若い花から老齢の花まで沢山咲いていた   参加者は、「 山登りは楽し
かった 」と奴草を観ながらの山歩きに満足したようだった   いずれ、近日中に霧
島連山の1,300メートル級の山に行くことにした

       あの山の
          彼方に逝きし母に告ぐ
             奴草なる花が咲いたと

   2016年11月
                                         風
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登山口を出発

「『 遊々の森 』遊歩道ルートMAP 」はなかった

鉄塔敷地でストレッチをして奴草群生地へ向かった

岩を抱く樹木の根

案内板は「右には岩がある」と書いているが、現在は岩の手前で左からの道に合流

奴草の群生地

全員集合

2人でダンス、ダンス、ダンス

登山口から2,000m

携帯電話で撮影中


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高房山の奴草

2016年11月09日 10時46分54秒 | 日記
  11月3日の文化の日、元ガイド仲間と高房山の奴草を観に行った   
 同行者の内、1人とは時々会っているが、もう一人の同行者は随分長い間会って
いない大先輩だった

 私より高齢の先輩は、未だに花の名前などをよく記憶しており、当日も歩きながら
花を探し、花木を撫でていた   その中には私が既に忘れていたり、名を知らない
花木も幾つかあった   ガイドを辞めた今でも時々霧島の山を散策しており、もう
一人の同行者とは住まいが近いので時折行き来しているそうだ

 瓜田ダム駐車場で待ち合わせて高房山駐車場に行くと、熊本からの先客が登山
準備を終えたところだった

 高房山に登るのだから「登山」だが、案内表示には「遊歩道」と記載している 
確かに道は十分に整備されており、危険個所は殆どない   しかし、狭い尾根筋
の落ち葉が降り積もっている所などを歩をくときは、足を踏み外せば左右どちらか
の斜面に転落することになるので、慎重に行動しなければいけない

 今年は、以前に比べて奴草の見える箇所が多かった   しかし、これは喜ぶべ
きことではない   湿気が必要な奴草は、落ち葉のない所には咲かない

 至る所の落ち葉を掻き除けて奴草を「裸」にするのは如何なものか   鑑賞箇
所だけ落ち葉を除くことはできないだろうか

 周囲には落ち葉が降り積もっているのに、かつて奴草群生地だった斜面が痛々
しく裸地になっており、奴草が全く見当たらないのを見るのは辛かった

   2016年11月8日
                                  風
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登山口の駐車場  4台~5台ほどだが、手前にも駐車可能な空き地がある

登山口

山の神  

最初の群生地は遊歩道の中央部分にも咲いている

奴草は、「イタジイ」、「スダジイ」等の椎木の根に寄生している

山の神

群生地

案内板

密を吸う蟻の群れ

土砂の流失を守る樹木の根

孤独な奴草

四人組

二股になっている箇所の案内板  
登りには「急」、下りは「ゆるい」を利用したほうが安全だ

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岳麓寺登山口から大船山

2016年11月07日 10時27分03秒 | 日記
  
  情報によれば、大船山の紅葉は10月20日頃が見ごろとのことだったが、
30日に岳麓寺ルートで登ることにした    体調が良くなかったので板切ま
での登山バスを利用しようと考えて予約を済ませていた   ところがその後
参加者に変更があったためバスの予約を取り消して岳麓寺登山口から登る
ことにした

  午前3時半に目覚ましをセットしていたが、2時半前に目が覚めたので起
床してストレッチを凡そ20分    お茶を入れて祖父や両親などに「 山で遊
んでくるよ 」と話しかけながら供え、熟成黒大蒜、柿、味噌汁等で簡単な朝食
を済ませて4時過ぎに自宅を出た

  延岡でトイレ休憩と簡単なストレッチをして大分の仲間と7時前に清川町
の「 道の駅清川 」で合流した  道の駅清川は、以前は8時開店だったが、
最近は7時頃から販売してくれる   但し、弁当などは8時前にならないと
入荷しないので昨日から入荷している食品に限る

  岳麓寺登山の為の駐車場は既に殆ど満車状態だった   四輪駆動車
の強みを活かして、「 でこぼこ 」の草が茂る駐車場の片隅に車を停め、車
体が移動しないように車輪に留め具をセットした

  岳麓寺ルートは、駐車場を出ると舗装牧野道を50分ほど登るのだが、
今回は牧野道の両側に背の高いススキが茂っていた   ススキが途切
れたあたりで、仲間が梅鉢草を見つけた   以前は牧野道を凡そ20分
歩いた所に沢山咲いているのを見るのが楽しみだったが、今回はその後
も登山道に入るまでのあちこちで梅鉢草を見た   有り難い

  当日は寒かったが、標高が高くなるにしたがって寒さは厳しさを増した
第1展望台の前5百メートルほどの処で眩暈と耳鳴りがあった。特に耳鳴
りはかつて経験したことがない異常な音が聞こえた   今考えると、僅か
な時間、瞬時、失神したのかもしれない    暫く休むと落ち着いたので
歩き続けたが、その後、仲間と同じ速度で歩くことは無理だと考えて私は
単独行動をすることにした   当日は登山者が多かったので、グループ 
を分けても危険はないと判断したので、仲間には先に頂上を目指すように
してもらい、私はゆっくり歩いた

 第1展望所で昼食をとり、暫く歩いた所で山頂を目指す仲間と携帯電話
で連絡をとり、その後も何回か連絡を取った    最終的に仲間は頂上に
ついて昼食を済ませたら、私を待たずに下山するようにした

  頂上手前で下山して来た仲間と合流し、「 もう少しだから頂上まで 」と
行ってくれた仲間に、「4時までには下山したいので 」と言ってそこから4
人で下山した

  残念なことに、目指した4時の下山時間を30分ほど超えたが全員無
事に下山した

  頂上は大勢の人がいたそうだが、御池の紅葉は既に終わっていたようだ

    2016年11月
                               風

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駐車場から牧野道に向かう

登山届を提出

最初に見つけた梅鉢草

牧野道のススキ

風穴、黒岳、大船山への登山道へ入る

柳ケ水 ( 風穴、黒岳、大船山の分岐  大船山へは左折する )

板切登山口分岐

入山公廟( 御霊廟 )入口の説明

鳥居窪





鳥居窪で記念写真

牧野道のゲート

ゲートの横に鉄線で「ダブル U 字形」に囲まれた出入り口がある

鉄線の出入り口は狭いので慎重に歩く



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