安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

先輩の郷で仏像撮影

2018年01月24日 15時19分48秒 | 日記
  職場の先輩で、かつて退職者の写真クラブでもお世話になっていた先輩の奥様が圧迫骨折等で半年以上
入院しており、2か月前からは付き添いのため先輩が病院の同じ部屋で寝泊りしているので息抜きのためと
考えて、3時間の暇を得て、隣町の美術館で開催されている同町文化協会主催の美術展に案内した

 美術展では予期しなかった全日写連の先輩が出展者として在席しており、案内して頂いた    写真鑑賞
に加えて写友との会話も楽しむことができた  

  美術展を出た後、病院に帰る時間に若干の余裕があったので、以前一人で美術館を訪れたあとに立ち寄
っていた喫茶店に立ち寄った    随分久しぶりだったが、城山に近い閑静な地にある喫茶店は以前と変わ
らず広い室内にどっしりとした椅子、落ち着いた室内装飾だった    私の団地の近くにこんな喫茶店が欲し
いものだと何時も考えている     学生時代はクラシックを聴きながら長時間本を読んでいたことを思い出し


  約束の時間に先輩を病院に送り届けて、何処に行くともなく地道を走っていると、池の向うに仏像が見えた
ので立ち寄ってみた    随分大きな寺で、境内のあちこちに古色蒼然とした仏像が安置されていた
撮影を始めたが、夕方の光線に加えて三脚、脚立などを持っていなかったので、思うような撮影が出来なかっ
たので、いずれ撮影に行くことにした   しかし、久しぶりの古色蒼然とした仏像に出会えて有り難かった

  しかし、これだけではなかった    撮影が終わり、暫く走っているときに思い出した      随分以前に霧
島連山から下山した時に何時も立ち寄る喫茶店の主が、仏像の在り処を教えてくれた寺で撮影した金剛力士
像は、先ほどの寺からそんない遠くないだろうと思い、カーナビにその寺を入力した

  案の定、その金剛力士像の寺には凡そ5~6分で着いた   駐車場から正面に向かって驚いた    以前
私が撮影した木造金剛力士像とは別の木造金剛力士像があった    その金剛力士像も以前と同じく古色蒼
然としていた   一部は後年修復したのではないかと思われる個所があった

  帰宅後に先輩に報告すると、先輩の生家はその寺の「檀家」だったそうで、中学校の時には遊びに行ってい
たそうだ

  有り難い    先輩に会いに行ったお陰様で、久しぶりに沢山の古色蒼然とした仏像に会うことが出来た
先輩からは、元県議会議員は以前市長をしており、周辺の整備をしていたので寺等に関しては詳しいだろうか
ら話を聞くようにと教えて頂いた    その元県議会議員とは在職中、退職後も交際があるので、いずれ撮影
に行くときには立ち寄って教えを乞うことにしよう

    2018年1月24日
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登り始めは霧島連山の大浪池

2018年01月20日 17時46分41秒 | 日記
  今年の「 登り始め 」は例年より大幅に遅れ、山も低山になった

  迷った挙句に1月18日、霧島連山の大浪池に登った

  14日に県道小林えびの高原牧園線経由でえびの高原に行った時には路面に積雪が残っていたので
時速30~40kmで慎重に走行した    そこで、18日は国道220号から高千穂河原を経由して大浪池
登山口に行った   前日から暖かい日が続いた影響で走行路面は殆ど積雪がなかった

  しかし、14日は日曜日のためか駐車場にほぼ満杯の車が駐車していたが、18日は四台の車が駐車し
ていた

  登山道も積雪がなく、軽快(?)に歩いた   有り難いことに駐車場に着いてストレッチをするときには
腰の周囲に痛みがあり、池まで歩くことができるか、確信がなかった   しかし、凡そ10分歩きながら、
腰の痛みが消えていることに気が付いた    11日に鵜戸神社に参拝した時は、途中で腰痛だけでなく、
左足もふらふらしたので途中で帰ろうと思ったが、我慢して歩き、不動明王像の所まで狭い道を登り、撮影
しているうちに腰の痛みや左足のふらつきは完全に消えていたので不思議に思っていた

  登る途中で、下山して来た若い女性にどちらから来たのか訊くと、「 台湾です 」   日本語は殆ど自由
に話すことができるようだったが、台湾から一人旅をしているとのことだった    ところが、池に着き、西廻
りで池巡りをしていると、ピンク色の髪をした青年と会ったので同じ質問をすると、「 台湾です 」

  彼は日本語をあまり理解できないようだったので詳しいことは訊くことが出来なかった   それにしても、
同じ山で台湾の単独旅行者二人にあったのは不思議な気がした   恐らく、日南市か鹿児島に客船が着
いているのだろう

  下山後は、恒例により旧有料道路料金所から2~3キロの所にある野菜店で直径が5百円玉より大きく、
長さが1mを超える「 白ネギ 」とブロッコリー、紫白菜(?)を買った   此処の主は阪神淡路大震災の被
災者で、小林市にやってきて野菜作りをしている    不揃いの板を何枚か並べた上に畑から取ってきた
野菜をそのまま置いているだけの店だが、とにかく新鮮だし、安い

  かつて親父さんから「 貴重な水性花なので、誰かにやっておけば私の花が枯れても何とかなる 」と言
って貴重な花を頂いたことがある   今も夏季には奇麗で小さな白花を楽しんでいる

  白ネギを7cmほどに切って焼いて食べると、咬むほどに甘さが滲む美味しい野菜だ

  18日も、山仲間に土産の野菜を買って夕方明るいうちに帰宅した    
  今日の低山登りで、山に行くきっかけが出来た    これで今後順次高山に登る日が帰ってくるだろう
有り難い

     2018年1月20日

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大浪池登山口

大浪池

大浪池の岩  高い岩があると登りたくなる癖がある

凍結していたと思われる大浪池
 
【 松月桜は健在だった 】
1月14日にえびの高原に行った時、途中で公園に立ち寄り松月桜を見た   県道には積雪があった


松月桜

松月桜の名札が着いている

松月桜に蕾が着いている

県道の積雪

県道の横に雪ダルマ

韓国岳登山口の近くには「歩行禁止」の案内板

えびの高原駐車場近くの草原で雪遊びをしていた

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1月~2月のブログに載せた花

2018年01月10日 16時50分45秒 | 日記
  9日は寒かった   昼食の準備をしているときに、義妹が先日持参してくれた玄米で作った甘酒を食べようと
思い、冷蔵庫を開けると先輩に届ける心算だった濁り酒の小瓶が目についたので、つい養命酒を飲むときに使う
小さな入れ物で1杯飲んだ

 飲んだ後、直ぐにこれは失敗だったと気が付いた   昨日は、昨年暮れの「 安らぎと戒め 第3回個展 」の作
品と資料を県外の友人と作品鑑賞者に送付する作業をしており、午後には近くの郵便局に持っていく心算だった

 昼食後に郵便局に行くとき、明日にしようかとも考えたが、先日、「 男の更年期障害から立ち直った 」と思って
いたこともあり、作品等送付は個展閉会から随分と経過しているので、今日中に郵便局に持ち込むことにした   
しかし、郵便局は思ったより遠かった   低温に加えて、団地の坂を登るにつれて風が強くなった   途中で
会った三人のグラウンドゴルフ仲間の女性たちは、「 上は風が強いから今日は下を歩こうと思って降りて来た 」
と言っていた

  疲れた   とにかく疲れた   坂道の疲れと強風の抵抗で疲れた

  その疲れを癒すために花の写真を観ることにした   それも、過去のブログに使用した登山時撮影した写真
を見ることにした   

  かつては殆ど毎週山に行き、殆どの休日に山に行き、花を撮影していたので花の写真は大量にあった  
そこで、今日はその中から1月~2月の登山時に撮影した花の写真を掲示してみよう

  なお、今年の賀状の中に、楽しい励ましの言葉を頂いた鹿児島の山友からの賀状があったので、その一部
を掲載する

       「 男性の更年期障害 」ですか ?
       きっとそれは「 老 い 」だと思います
       お互いにありのままの「 老 い 」と受け入れつつ、ゆっくりと生きて行きましょう
       山が大変になったら、里山歩きでもしましょう

 
     2018年1月10日
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 2003年1月25日に仰烏帽子山の帰途に小高い公園で撮影した 「 松月桜 」

 ※ 松月桜は本来3月に咲く桜だが、公園の桜の木には「 松月桜 」と書いた古い名札が着けてあった

 ※ 撮影後、凡そ5~6年くらい後から花が咲かなくなった

 2003年2月12日 雪の中で目覚めつつある福寿草の蕾

 2003年2月12日

 2008年2月13日  

 2003年2月15日 

 2010年3月8日 仰烏帽子山では3月上旬まで福寿草が咲く

 2007年2月18日 楮(こうぞ)の花  
 前回の1月7日付けブログに掲載した母の歌集に楮を使った紙漉(かみすき)の歌がある
       
 2007年2月18日 楮の花

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体組成表によれば 体内年齢は 51歳

2018年01月07日 11時25分58秒 | 日記
   NHKの早朝ラジオ番組によれば、後期高齢者は体重減少にならないように注意すべきだとのことだが、
一昨年の後期高齢者入りから今日まで、私はむしろ体重が増加しているようなので、久しぶりに体組成計
で計算してみた

  3年前頃は、体組成計によれば「体内年齢」は47歳だった    ところが、昨夜に計測した結果は51歳
だった   勿論、実年齢より若いが、3年前より4歳増加しているので要注意だろう

  但し、昨年との比較では体重、体脂肪、内臓脂肪が若干減少しており、基礎代謝が1,272と、これも若
干減少している  骨、筋肉の量は全く同じだったので、まだまだ取り返すことは困難ではない

  一昨年の夏頃から山に登ることが少なくなったが、早朝と就寝前のストレッチだけは殆ど欠かしたことが
ないので、来月からトレーニングが始まることと、急速に以前のような「毎週登山」は無理だろうが、先ずは
毎月3回以上の登山を心掛けることにする

  ところで、早朝グラウンドゴルフから帰宅すると、なぜか母の歌集2冊を読んでみたいと思った
  母は、1989年12月に歌集「冬の川」、2000年6月に2冊目の歌集「初雪草」を刊行した

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     今もなほ楮に三椏の和紙を漉く日向市美々津にその人を訪ふ(初雪草)

     頑なに純粋の和紙漉く日向市の伝統工芸士佐々木寛治郎(初雪草)

     漉き舟も漉き簀も天日の干し板も昔ながらの紙漉き道具(初雪草)

     紙漉かずなりたる今を咲き出でし三椏のはな花瓶に活くる(初雪草)

 我が家も祖父と母が和紙を漉いていた  季節により、養蚕をして絹糸を作っていた 
 自宅を新築したとき、祖父は蚕の餌のために育てていた桑の木を床柱に使った        
 桑の実を食べることは禁止されていたが、食後は口内が紫色になるので直ぐに嘘がばれた 
 しかし、祖父( 爺々)は私を叱らなかった

     唐突に送られて来ぬこはれし時計貯金通帳添え書きもなく(冬の川)

     雨風にさらされながらマリアナのいづれの島に眠れるや夫(冬の川)

     六歳の我を残して母逝けり六年経ずして父も逝きたり(初雪草)

 母は酒店を経営していた父の死後、田舎の叔父に引き取られて育てて頂いた

  
     生まれ来て七十日目の末の子を兵舎の庭に夫は抱きしむ(冬の川)
   
     依怙地にて輸血拒みし故なるか息子は貧血の眩暈に耐ふる(冬の川)

     朗々と息子の素謡きこえきて静御前はまなうらに顕つ(冬の川)

     未熟児の孫を湯桶に懇ろに洗へば小さき鼓動伝わる(冬の川)

 私が生まれて2か月足らずで父が出征した  その後、兵舎に連れて行ってくれたそうだ
 口頭蓋膿胞手術に立ち会ってくれた母は、術後口内からの大量出血で輸血を勧める女医
の意見を拒否して点滴だけにした私を「 頑 固 だ 」と言った   祖父(父)に似ただけだ
 未熟児で生まれた私の長男を母は特に可愛がってくれた


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今年も仏像と山と花を楽しんで遊ぶ

2018年01月04日 13時17分26秒 | 日記
  今年は快晴の元旦を元気に迎えることができた    有り難い
  看護師として病院に勤務している孫娘の母親は元日出勤のため、昨年暮れは夕食後例年より早く帰宅したので、
2人には蕎麦を持たせた    母親は風邪気味なので「 蕎麦はパパが作ってくれる 」と言っていたが、長男は玄関
を出るまで「 蕎麦を食べてから帰ろう 」と言っていた   その後どうなったのかは、確認していない

  昨年暮れから今年にかけて年越し蕎麦を食べた私は、凡そ30分ほどでベッドに入ったが、妻はその後に風呂に
入り、二人の孫はその後も暫くテレビを観ていたそうだ   孫娘達が時々私の家に泊まりに来るのは、我が家では
ケーブルテレビに加入しているので、テレビ番組が多く、漫画専門番組も3局あるのが魅力とのことだ

  元旦は何時もの通り4時頃に目が覚め、ベッドで20分ほどのストレッチをして起床した   祖父や両親にお茶を
供えて新聞を読んでいると、妻、二人の孫が起床してきた

 ともあれ、妻、宮崎に長男夫妻と孫二人、広島に長女夫妻と孫一人が元気に正月を迎えたことは有難い

 長男から神社へ行くのなら車で送るとの電話があったので、出迎えを頼んで長男と孫、私と妻の5人で近くの生目
神社に参拝した

  生目神社にはかつて神社敷地内に寺があったが、1868年に時の政府が制定した「神仏分離令」などの神道国
教化政策の下で、神道家などを中心に各地で寺院、仏像、仏具、仏典などの破壊や僧侶の還俗強制などが行われ
た「 廃仏希釈 」の時に地域の住民が仁王像の破壊を避けるために生目神社手前の道路反対側の山裾に移設した
仁王像を見せに行った

  今年は、日本だけでなく、世界中の国民が平和に暮らせるようになることを祈りたい

     2018年1月4日
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【 生目神社 】

生目神社参拝

孫のお籤は大吉と中吉だった

金剛力士像に参拝

金剛力士像

生目神社の狛犬

【 102段階段 】

車道から階段を登る  左側に民家がある  右上に犬の散歩で左折個所を歩いている人がいる

最初の踊り場を経て左折する

踊り場から市街地が見える

踊り場から少し登って左折すると階段の終わりが遠くに見える

下りでは暫く階段の縁(幅凡そ18cm)を歩く

この辺りは階段の縁を歩く

急角度の下りでのバランス感覚を維持するために、階段の狭い縁を慎重に歩く

最後の下り  さすがに、この急坂ではストックなしで縁を歩くことは危険だ  山では安全第一

【 庭の花 】



















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