高等学校時代から九重連山を楽しんでいるベテランの山友から6月14日早朝に電話があり、「今日から1泊2日
で九重に行きませんか」と誘いを受けた 当日の午後は最近始めたミニテニスの日だったので暫く迷った
ミニテニスには前回所用で参加しなかったので、2回参加した後に続けて2回欠席すると継続が難しくなるかもしれ
ないと考えたが、九重連山には長く登っていなかったので参加することにし、ミニテニスは午後1時から3時まで参加し、
その後に九重に向かうことにした
確か4~5年前頃から気候変動が始まり、日本アルプス付近も「ゲリラ豪雨」が襲うことがあったことなどから北アル
プスに行くことをためらっていた しかし、このままでは「少なくとも80歳までは北アルプスを楽しむ」と「公言」して
いることが実現できなくなると思い、3年前に以前登ったルートとは別のルートで北アルプスの剣岳に登る計画を立て
た
ところが、私が宿泊、航空券などの手配をしようとしているときに、計画ルートの沢をロープを使用して渡渉中の女性
2人が、前日までの大雨で増水していた水流に流された
このこともあり、その後は北アルプスだけでなく、霧島連山、九重連山などに行くことも稀になり、山友たちに対して
「私は男の更年期障害だ」、などと話していた 偶に登る山は、大浪池、白鳥山、韓国岳等々の低山だった
このままではいけないと思って九重連山を考えていた時の誘いだった上に、以前は午前2時半頃に起床して味噌汁
を作って朝食を食べ、握り飯を作って午前4時に自宅を出発 途中でトイレ休憩とストレッチをして牧ノ戸登山口に
8時頃に着いていたが、若い山友の配慮か、前泊をするというので、ミニテニスを途中で止めて九重に行くことにした
久住高原荘は移転改築されて快適な「高原の宿」になっていた 夕食と朝食の豪華さに驚いた しかも1泊
2食で1万円ちょっとだったので、また驚いた 下山後の入湯も2百円引きで300円だった
牧ノ戸登山口の駐車場は、予想通り満杯だったが、近くの広い路側帯に駐車して登山口に向かった 登山口に
向かう階段で「足が軽い」と思いながら快適に歩き、ふと足元を見ると、運動靴を履いたまま ・・・・・
登山口から最初の休憩所にある東屋までは長く急勾配の舗装路だが、広い路面は平面ではなく、ところどころにあ
る大きな凸凹が滑り止めになり、歩きやすい 特に積雪時は有難い この区間は、はやる心を抑えて「ゆっく
り、のんびり」歩いて、往時の自動車に必要だった「慣らし運転」をする
中岳、久住山等に登るときには「沓掛山」を通過することが多いが、久しぶりなので沓掛山に登った
沓掛山を過ぎると、登山道わきにコケモモ、ツクシドウダン、ベニドウダン、シロドウダン、舞鶴草等々の花が次々に
咲いていた
暫く歩くと、扇ガ鼻、星生山、肥前ガ城等の斜面は深山霧島の花のピンク色に染まっていた 九重連山は広大だ
どの方角を眺めてもピンクに染まっていた 久住山、中岳の斜面は少し色が薄かったので、峠を越えたのだろう
爽やかな風に吹かれながら、広大な広場から周囲の山々の斜面を眺めながら、至福の時を過ごした 有り難い
久しぶりの九重連山だったが、殆ど疲れを感じることなく、予想以上に快適に歩くことができた
鮮やかな明るい緑とピンクの織り成す山並みを楽しみながら軽々と歩くことの有り難さを感じた 今年の夏~秋
には北アルプスに行くことができるだろうと自信をもった
誘ってくれた山友に感謝しながら下山し、温泉で疲れを癒して「ヒゴタイ公園」の近くにある「うぶやま山野草園」に立
ち寄った 以前は下山後にこの「うぶやま山野草園」に立ち寄って食事をしていた 門限の午後4時までに間に
合わないときには、途中で電話で予約をしていた 忘れられないのは「藤の花の天ぷら」だ 美味しかった
当日は、以前購入した栽培品種の赤色大文字草が良く育ったので、2鉢に株分けしたこと等を報告すると喜んで頂
いた 女将さんが切ってくれた冷たいスイカをご馳走になり、翁草と釣舟草を買い、「黄釣舟」もいいなー、と言うと、
親父さんが「それはアンタにやる」と言ってくれた 有り難い
気分の良いことが続いた楽しい一日を振り返りながら、午後10時過ぎ、無事に帰宅した
折しも、14日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際会合で「祖母・傾・大崩」地域が「 生物圏保存地域 」 ( ユ
ネスコエコパーク )に登録されたので、まずは近日中に傾山に登ることにしたい
2017年6月17日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/85/46121806e4d13e4f0c6be5ccdc68f82a_s.jpg)
6月15日早朝、久住高原荘206号室の窓から九重連山を眺めた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/50/870f54a5e5b5ca546c32a8e1682bd73d_s.jpg)
牧ノ戸登山口
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舗装された坂道
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東屋から遠望
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沓掛山
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竹の花は60年~100年に一度開花し、その後枯死すると言われている 登山道沿いにあれほど沢山咲くのは初めて見た
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で九重に行きませんか」と誘いを受けた 当日の午後は最近始めたミニテニスの日だったので暫く迷った
ミニテニスには前回所用で参加しなかったので、2回参加した後に続けて2回欠席すると継続が難しくなるかもしれ
ないと考えたが、九重連山には長く登っていなかったので参加することにし、ミニテニスは午後1時から3時まで参加し、
その後に九重に向かうことにした
確か4~5年前頃から気候変動が始まり、日本アルプス付近も「ゲリラ豪雨」が襲うことがあったことなどから北アル
プスに行くことをためらっていた しかし、このままでは「少なくとも80歳までは北アルプスを楽しむ」と「公言」して
いることが実現できなくなると思い、3年前に以前登ったルートとは別のルートで北アルプスの剣岳に登る計画を立て
た
ところが、私が宿泊、航空券などの手配をしようとしているときに、計画ルートの沢をロープを使用して渡渉中の女性
2人が、前日までの大雨で増水していた水流に流された
このこともあり、その後は北アルプスだけでなく、霧島連山、九重連山などに行くことも稀になり、山友たちに対して
「私は男の更年期障害だ」、などと話していた 偶に登る山は、大浪池、白鳥山、韓国岳等々の低山だった
このままではいけないと思って九重連山を考えていた時の誘いだった上に、以前は午前2時半頃に起床して味噌汁
を作って朝食を食べ、握り飯を作って午前4時に自宅を出発 途中でトイレ休憩とストレッチをして牧ノ戸登山口に
8時頃に着いていたが、若い山友の配慮か、前泊をするというので、ミニテニスを途中で止めて九重に行くことにした
久住高原荘は移転改築されて快適な「高原の宿」になっていた 夕食と朝食の豪華さに驚いた しかも1泊
2食で1万円ちょっとだったので、また驚いた 下山後の入湯も2百円引きで300円だった
牧ノ戸登山口の駐車場は、予想通り満杯だったが、近くの広い路側帯に駐車して登山口に向かった 登山口に
向かう階段で「足が軽い」と思いながら快適に歩き、ふと足元を見ると、運動靴を履いたまま ・・・・・
登山口から最初の休憩所にある東屋までは長く急勾配の舗装路だが、広い路面は平面ではなく、ところどころにあ
る大きな凸凹が滑り止めになり、歩きやすい 特に積雪時は有難い この区間は、はやる心を抑えて「ゆっく
り、のんびり」歩いて、往時の自動車に必要だった「慣らし運転」をする
中岳、久住山等に登るときには「沓掛山」を通過することが多いが、久しぶりなので沓掛山に登った
沓掛山を過ぎると、登山道わきにコケモモ、ツクシドウダン、ベニドウダン、シロドウダン、舞鶴草等々の花が次々に
咲いていた
暫く歩くと、扇ガ鼻、星生山、肥前ガ城等の斜面は深山霧島の花のピンク色に染まっていた 九重連山は広大だ
どの方角を眺めてもピンクに染まっていた 久住山、中岳の斜面は少し色が薄かったので、峠を越えたのだろう
爽やかな風に吹かれながら、広大な広場から周囲の山々の斜面を眺めながら、至福の時を過ごした 有り難い
久しぶりの九重連山だったが、殆ど疲れを感じることなく、予想以上に快適に歩くことができた
鮮やかな明るい緑とピンクの織り成す山並みを楽しみながら軽々と歩くことの有り難さを感じた 今年の夏~秋
には北アルプスに行くことができるだろうと自信をもった
誘ってくれた山友に感謝しながら下山し、温泉で疲れを癒して「ヒゴタイ公園」の近くにある「うぶやま山野草園」に立
ち寄った 以前は下山後にこの「うぶやま山野草園」に立ち寄って食事をしていた 門限の午後4時までに間に
合わないときには、途中で電話で予約をしていた 忘れられないのは「藤の花の天ぷら」だ 美味しかった
当日は、以前購入した栽培品種の赤色大文字草が良く育ったので、2鉢に株分けしたこと等を報告すると喜んで頂
いた 女将さんが切ってくれた冷たいスイカをご馳走になり、翁草と釣舟草を買い、「黄釣舟」もいいなー、と言うと、
親父さんが「それはアンタにやる」と言ってくれた 有り難い
気分の良いことが続いた楽しい一日を振り返りながら、午後10時過ぎ、無事に帰宅した
折しも、14日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際会合で「祖母・傾・大崩」地域が「 生物圏保存地域 」 ( ユ
ネスコエコパーク )に登録されたので、まずは近日中に傾山に登ることにしたい
2017年6月17日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する
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6月15日早朝、久住高原荘206号室の窓から九重連山を眺めた
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牧ノ戸登山口
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舗装された坂道
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東屋から遠望
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沓掛山
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竹の花は60年~100年に一度開花し、その後枯死すると言われている 登山道沿いにあれほど沢山咲くのは初めて見た
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