安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

新里山づくり

2013年01月30日 19時48分19秒 | 日記
 山を整地してできた大塚台団地には、池や林が残っている
 その林に散策道(4)、広場(3)、東屋(2)などがあり、桜、椿、躑躅などを植栽している   地域の有志がボランティア
で散策道の階段に擬木を設置したり、倒木の整理などをしている   散策道の階段なども一応の整備が終わり、最近は毎月側溝や
広場、散策道の清掃などをしている   作業は午前中に済ませ、近くの福祉コミュニティセンターで昼食   昼食は、ボランテ
ィアの女性グループ「料理研究班」が手作りの食事を用意してくれる

 今日は、参加者が37名  午前9時から12時頃まで広場や散策路の落ち葉かき、風倒木の除去、花壇清掃等を行い、昼食は料
理研究班手作りのおでん、ご汁、酢レンコン、ワインかんを料理研究班の方々も一緒に歓談しながら頂いた   材料代は参加者が
一部負担だが、今日の料理も薄味の健康食で、しかもおいしかった   子供の頃の「母親の味」を思い出しながら頂いた

 散策道は、次の通り4ルートがあり、合計延長1,165メートル 

   椿ルート      498メートル
   栗階段ルート    138メートル
   池めぐりルート   179メートル
   果樹園。竹林ルート 350メートル  
 
 「里山」であるため、当然に坂道が多く、中には相当な急勾配の坂もあるので、良い運動になる   私は近くの公園と102段
の階段で10kgのザックを担いで運動をしているが、散策道は「登山道」でもあるので、今後は里山の散策道を歩くことにしよう

   2013年1月30日
                                                     風  太郎
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梵字

2013年01月29日 21時29分48秒 | 日記
 中高一貫教育をしている学校法人の生徒を対象とした古典芸能観賞会が1月24日に開催された  
 狂言方大蔵流・山本東次郎四世他5名の演ずる狂言「呼声」と「蝸牛」を鑑賞し、山本東次郎四世の「狂言のこころと本質」について
と題した解説を聞いた   昭和56年4月から観世流謡曲を学び、時たま薪能などを楽しんでいるが、山本東次郎四世の解説は単なる
能楽(能と狂言の総称)の解説にとどまらず、「人は如何に生きるべきか」までを語っていた   今日の聴衆となった中学、高等学校
の皆さんの中に、将来今日の四世の言葉を思い出し、勇気づけられることがあるだろうことを期待した

 その帰途、海岸沿いの山のふもとにある「無限窯」に立ち寄った   海岸通りを通るときに、いつも気になっていた「無限窯」で格
好のコーヒーカップを見つけて買い求めた   奥様に支払いを済ませて帰ろうとすると、無限窯の主が「茶を飲む時間があるか」と問
うて頂いた   早速、窯のある部屋に案内していただくと、仏像の話になった   私が奥様と仏像の話をしていたのを聞いて頂いた
のだろう   無限窯の主は、大学卒業後は暫く仏像製作をしていたそうだ   有り難い  一見客である私にお茶を誘っていただい
たのは、仏像の引き合わせか

 主の友人で、故郷に帰り、地域の歴史などを調べている元学者が最近「梵字」の石碑(?)を見つけたそうだ   お釈迦様が生存中
に仏像製作を禁じていたことは知っていたが、仏像製作前は「梵字」を岩や石に刻んでいたのだろうか   夕食時で時間に余裕がなか
ったので充分に詳しい話を聞くことはできなかった   また、梵字などの資料を「何時か通りかかる時に返せばよい」と、貸して頂く
と言っていただいたが、貴重な資料なので、借用をすることはためらった   

 いずれ、もう少し梵字について調べた後、無限窯の主を訪ねて話を聞きたい

 その後、1月24日に人間ドッグ受診の申し込みに行こうと出かけたところ、県道が混雑していたので小道に入りこんだところ、お寺
があった   広い境内の一角に仏像7体が見えたので、境内に入り、仏像を鑑賞した  本堂横から裏山に登る階段があるので、登る
と、広場があり、夥しい石像が並んでいた  一部の石像を撮影し、本堂に降りて周囲を見回すと、梵字を刻んだ石柱(?)があった

 石柱には、中央に大きな梵字が刻まれており、その横に漢字で小さく「奉 造立六地蔵尊・・・」と書いてあった   境内の案内板
によれば、この寺には本堂に木製の「六観音像」があり、その製作年代は観音像の体内に「永禄6年」と書かれているそうだ 

 境内に降りると、住職が車で帰ってきたので仏像撮影をしたことを申し出て、承認して頂いた  
 また、聖観音、十一面観音、千手観音、馬頭観音、如意輪観音等の六観音を後日見せて頂くことになった   有り難い   その時
に梵字のことなどについての話も聞きたいものだ

   2013年1月29日
                                                    風   太郎
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新雪を堪能

2013年01月21日 21時50分02秒 | 日記
 18日の午前4時に自宅を出発して牧ノ戸に向かった
 九住山南登山口付近から路上に薄い積雪   通行する車がない
 4輪駆動車なので、このくらいならチエンを着用するまでもなく安全に走れると思いながら、慎重に走った
 瀬の本からの「やまなみハイウエイ」は、除雪車が整備していると思っていた  かつて、私の車の前を除
雪車が走るので安心して後をつけると、除雪車が停まって「先に行くように」と指示してくれたので断ったこ
とがあった  ところが、瀬の本に着くと、除雪車が除雪した痕跡はなく、路上の雪は厚くなっていた 

 やむを得ず、近くの広場に進入してチエンを着けた   今冬初めてのチエン取り付けだったが、山友の手伝
いもあり、手早く取り付けることができた

 瀬の本から牧ノ戸峠に着くまでは、1台の車が降りてきただけだった   
 牧ノ戸の広い駐車場には3台の車が駐車していた  下山した時に車が雪達磨になっていないように、駐車
する場所と車の方向には十分注意して駐車した  

 牧ノ戸登山口から東屋までは、コンクリート道なので滑りやすいが、当日は雪が15センチ以上積もってい
た上、新雪に人が歩いた跡が殆どなかったので、安心して登ることができた   下山時にはこの付近に複数
の足跡があったが、積雪のため快適に歩くことができた

 樹氷を楽しみながら歩いたが、どんよりとした天気のため遠景は見えなかった  しかし、風がなかったの
で殆ど寒さを感じないで快適に歩いた  

 避難小屋も「貸切」で、ゆっくり昼食を楽しんだ
 午前中は曇りで、午後は天気が回復するとの予報だったので楽しみにしていたが、午後も、偶に太陽が瞬時
に顔を出すだけだったので、下山時間を考慮し、九住山頂上には向かわなかった

 西千里浜の登山道沿いに張られた直径1センチほどと思われるロープには、風に飛ばされた雪が凍りつき、
直径4~5センチの大きく、綺麗な飾紐になっていた(6枚目の写真)

 久しぶりの新雪を充分に堪能して下山を始め、午後3時半に登山口に着いた
 
   2013年1月21日
                                              風 太郎
     ※ インターネットとメールが19日夕方から今日まで
           原因不明の不通状態だったので、更新が遅れた


やまなみハイウエイの牧ノ戸峠南側









西千里浜のロープ







牧ノ戸峠レストハウスの雪達磨
   

仰烏帽子山の福寿草

2013年01月16日 22時13分16秒 | 日記
 例年、仰烏帽子山と岩宇土山の福寿草を楽しんでいるが、今年は登山未経験者数名から案内を要請されているので、
2月上旬の福寿草開花の前に、登山道の調査に行った   

 その結果、宮崎側の椎葉谷登山口も、熊本からの元井谷登山口からも、6月までは林道が不通になることが分かった

 椎葉谷登山口は、椎葉集落から林道に入ると約百メートルの所にゲートが設置されていた   帰途、相良村役場に立
ち寄って担当課に状況を訊いたところ、昨年の豪雨により、仰烏帽子山周辺の林道は陥没や崩壊個所が多いため1月
末から6月までの予定で改修工事を行うそうだ

 今年は、2月中旬から3月にかけて岩宇土山で福寿草を楽しむことになる   岩宇土山の登山道は、登山口から百メ
ートルほどは踏み跡が全くなかった   ガレバなので豪雨の時に登山道が消えたのだろう   暫く歩くと微かに登山道
とわかるようになるが、細心の注意を払いながら歩くことが必要だろう

 数年前の台風で、下山する谷側の登山道が荒れたことがあったので、今回も調べたかったが、もう少し時間に余裕を
もって再度調査に行くことにして、登山口に引き返した

    2013年1月16日
                                                             風  太郎
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ヌバックの登山靴で登った

2013年01月05日 19時45分28秒 | 日記
 2004年7月の北アルプス剣岳登山の後、半年ほど経過した頃からヌバック製の登山靴が履けなくなっていた   ヌバック製の硬い登山靴
を履くと、左足の親指から足首にかけて痛みを感じた   その当時整形外科に行くと、「 左足は大きな靴を履けばよい 」との診断   その時
以来、私は整形外科医を信じなくなっている  

 やむを得ず、その後は革製登山靴より比較的に柔らかい布製の登山靴を何足か履いている   登山口までは2足の登山靴を持参し、当日
の足の状況に合わせて履く靴を決めている   昨日の韓国岳には、ヌバック製と足幅の広い布製の登山靴を持参した   登山口でまずヌバ
ック製の登山靴を履くと、痛みがないだけでなく、全く違和感がなかった   昨日は韓国岳なので危険個所や困難な個所もなく、登山開始時刻
が午後1時半と遅く、展望が可能な5合目まで登るつもりだったので、そのままヌバック製の登山靴で登った   

 幸い、順調に安定した登りができたことと、途中で下山してくる登山者が口々に「 今日は頂上の展望が綺麗でしたよ 」と教えてくれたこともあり、
頂上まで登った   通常は頂上で「 記念写真 」を撮ることはしないが、久しぶりにヌバック製の登山靴で快調に登ったので、登山者に家族写真
を撮ってあげたついでに、私も撮影して頂いた   

 頂上は、午後3時過ぎだったが、展望が良かった   空気が澄んでいたので、遠くまで、明瞭に見えたのだろう    新燃岳の火口もよく見え
た    噴煙が出ている個所は、前回韓国岳から見た時より少し多いのではないかと思った

 底の硬い頑丈なヌバック製の登山靴は、石や岩の多い個所の下山時にその効果が発揮される   お蔭様で久しぶりに快調な下山ができた

 昨日は、早朝ゴルフ同好会の「 打ち始め 」に参加した後の登山だったが、久しぶりにヌバック製の登山靴で快調登山を楽しむことができた   
昨年悩まされた足の親指と人差し指の間の痛み(オーエン病?)を治療するために行った、気功、ヨーガ、スポーツマッサージ等の「 混合自己流
手当 」の効果がここにも発揮されたのだろうか   これから雪山に登る機会が多くなるので、ヌバック製登山靴を履けることは有り難い  
  
      2013年1月5日
                                                                     風  太郎
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8合目付近


登山道の樹氷 ( 怪獣の首 ? )


新燃岳  遠景は高千穂峰