安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

雨の日は街区公園で

2017年03月31日 22時01分09秒 | 日記
  世俗では今日が「年度末」で、明日からは「年度初め」になるので、NHKテレビのニュース番組等
では早朝から「 この番組担当は今日まで 」と挨拶が続いている

  昨夜見た今日の天気予報では「 弱 雨 」で、時間当たり1mmの降雨だったが、傘を持つと雨の音
が強く感じる   こんな雨の日には公園の花々が生き生きと楽しんでいるだろうと考えて近隣の街区
公園に出かけた

 春の花々が水滴を垂れながら、喜々として風に揺れている様は心を楽しませてくれるに十分だ
かつて、九重連山、霧島連山、熊本、鹿児島、日本アルプスの花を葉書にプリントした「 花だより 」を
山友など37名に届けていたことを思い出した

  山の帰りに立ち寄った店で買い求めたチューリップの球根は、名札についていた写真の鮮やかさ
に見とれて買った   今日の雨の中で見たチューリップの花は店の写真に勝る艶やかさだった

      2017年3月31日
                                           風

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大浪池のマンサクが咲いた

2017年03月27日 13時48分04秒 | 日記

  3月16日の大浪池ではまだマンサクは殆ど咲いてなかったが、昨日、26日の日曜日にはマンサク
の花が咲いていた

  県道1号線「小林えびの高原牧園線」の旧有料道路料金所に設置されている凍結、チェーン規制な
どの表示版は青くカバーされていた  料金所跡辺りでは9度だったが、不動池の横では5度に下がっ
ていた 

  しかし、硫黄山周辺のガス噴出による駐車、停車、歩行禁止などは当分の間継続するのだろう 
韓国岳登山口の写真を撮ろうとして窓を開けたところ、異臭を感じたので窓を閉めて先を急いだ

 大浪池駐車場の手前から県道横の所々にある路側帯には車が駐車していたので、駐車場は満杯
だろうと案じながら進むと、案の定、駐車場は満杯で、その前方に点在する路側帯も車が一杯駐車し
ていた   止むを得ず暫く走って、駐車場から凡そ1Km先の県道横に駐車した

  7時半頃に早朝グラウンドゴルフは中止だと連絡を受けた後で大浪池を決めたので、登山開始は  
11時を過ぎていたが、それでも若者達などが次々に私を追い越して行った   

 下山してくる人の5~6人に「 咲いていましたか 」と訊いたが、殆どの人が「 まだです 」  一人だ
け「 少し咲いていました 」と教えてくれたので安心した   多分、咲いていなかったと言う人たちの
多くは、マンサクの咲く所を知らず、漫然と登山道を歩いたのだろうと思った   

  案の定、登山道の左右2~3mの所にマンサクが咲いていた   そこで私が撮影していても、立
ち止まることなく「 話に夢中 」の様子で通り過ぎていた   勿論、山の楽しみかたは色々あって良
いのだが、今の時期の大浪池では登山道だけを見ながら歩くのはもったいない   

  それにしても風が強かった   大きな岩に登って左右の岩の間から見下ろす大きなマンサクの木
では、花が目の前1m足らずの所に咲いているので、携帯電話でも撮影できるのだが、風が休みなく
吹くので思うような撮影が出来なかったのが残念だ

  風の隙間を選んで、カメラの感度をISO2500、シャッター速度を1500分の1に設定してマンサク
の花一輪がどのような形かが分かる撮影が出来たことは有り難かった   通りがかりの登山者で関
心がある方には見て頂くと、「 マンサクの花は、こんな花ですか 」と言って喜んでいた   

   2017年3月27日
                                                  風 

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旧有料道路料金所跡

不動池横の県道

大浪池登山口

大浪池登山道

大浪池

大浪池東廻り登山道から韓国岳  頂上付近には積雪

マンサクの花

マンサクの花

マンサクの花

マンサクの花



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オネッコ(翁草)が咲いた 

2017年03月22日 14時58分33秒 | 日記
 異常気象が続いている昨今、先日のマンサクの開花が例年より一週間近く遅れていたが、オネッコはどうだろうかと思って昨日、和石地区に出かけてみた

 道路横の広場に車を停めて歩き出すと、野菜畑で草取りをしている高齢の女性がいた   野菜畑だろうが、色々と花が咲いていたので声をかけ、「 花の写真を撮って良いですか 」  「 ああ、いいよ 」
 
  写真を撮ったあと、例年オネッコの撮影に来ているので、今年も来たと言うと、「 今年は花が遅れちょるけんど、上がってみない  ちっとは咲いちょるち言いよった 」

 お礼を言ってオネッコが沢山咲いている所に向かった   田舎の農家で育った私は田圃の畦道を歩くのが好きだ   畦道には、名前を忘れた小さな白や緑、黄色の花が咲いていた   子供の頃はこんな小さな花も遊び道具になった

 「オネッコの段々畑」(私は勝手にそう言っている)を歩き回ると、確かに例年より開花が遅れている

 オネッコが生えている所には、間違ってオネッコが踏まれないように地域の住民が先端に赤いペンキを塗った竹を差し込んでいるが、良く注意して地面を見るとオネッコが生えてくるのではないかと思われるようなところがあるので、まだまだ一般の人が大勢立ち入らない方が良いのではないかと思いながら、注意深く歩いた

 段々畑は細長く、南面しているので、私は下向きに咲くオネッコを撮影するためには場所を選んで東側から太陽が差す早朝に行くことにしていたことを忘れていた   

 畑に降りて女性と暫く話を楽しんだ   農家育ちで祖父と母に育てられた私は、農家の高齢者と話すことが楽しい   何かお礼を、と考えたが、車内にはポンカン1個だけしかなかった   しかし、妻の実家の墓地近くを通る時には何時でも参拝できるように車内に線香などを置いているので、線香1束を差し上げることにした

 「 線香を差し上げる人はいないだろうが・・・・・」と言うと、「 いいわい、何時も使うもんじゃき 」と喜んでポンカン1個と線香1束を受け取ってくれた   有り難い

 4月上旬には「 和石地区田園の景観を守る会 」の主催で祭りがあると教えてくれたので、久しぶりに参加するつもりだ

   2017年3月22日
                                           風

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      ―――――――――  以下は以前撮影したオネッコ( 翁 草 ) ――――――――


2012年4月7日 熊本県の俵山で撮影

2013年3月20日 和石で撮影

2013年3月20日 和石で撮影  右端の1本の花は、花期を終えて「 髭 」が伸びている

2012年4月25日 俵山で撮影  花が終わり、穂になっていた

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大浪池のマンサク見頃は来週後半か

2017年03月18日 09時53分37秒 | 日記
 県道「小林えびの高原牧園線」の旧有料道路料金所からえびの高原に向かう区間は、時折路面凍結によるチェーン規制があるので暫く遠ざかっていたが、先日小林市内の温度が比較的高かったので出かけてみた

 3月16日の旧有料道路料金所付近は7度だったが、高度が上がるにつれて温度は5度、4度と低下し、不動池の横では3度になった

 途中の急な登りでカーブになっている路面には、凍結道路でブレーキを踏みながらカーブを大きく曲がり対抗車面にはみ出した跡ではないかと思われる黒色の車輪の跡が幾つかあった   かつて私がチェーンを着けて急斜面を登っていると、前方を走っていた軽自動車がズルズルと後退しだしたのでびっくりして停止したことがあった

 16日はえびの高原までに他の車には会わなかった   また、不動池横の路側帯や登山口前の路側帯には駐車している車がなく、歩いている人もいなかった   「駐車、停車してはいけない」と書いた看板や「この周辺を歩くことは危険」と書いた看板   立ち入りを規制する黄色の衝立が異様に並んでいた

 広い有料駐車場には数台の車が駐車しているだけで、売店などの建物横には全く車が駐車していなかった

 韓国岳は濃霧がかかり、5合目辺りから上の姿は殆ど見えなかったので、エコミュージアムセンターに立ち寄ってみると、奥の部屋に職員がいただけで、他には誰も居なかった 

 韓国岳に登る予定だったが、危険だと思い、大浪池に行くことにした  
 大浪池登山口付近には凡そ20台くらいの車が駐車していた 

 大浪池の登山道の中央部は凡そ50cmの正方形で作成された石板を整然と積み重ねている  また、段差が10cm未満だから、子供でも安全に歩くことが出来る   今日も小さな子供や運動靴の人も何組か登っていた

 大浪池について韓国岳方面を眺めると、まだ韓国岳の上部は濃霧に包まれていた   

 マンサクがある所は池巡りの途中なので、強風の中、杉の花粉防止のためも考えてマスクを掛けて歩いた  しかし、マンサク群生地では全て蕾だったので、池巡り一周はやめて下山した
 
 途中でかつてのガイド仲間で今も関連の仕事をしている山友に電話で訊くと、昨年は3月中旬が見頃だったが、今年は大幅に遅れているのである団体が18日に「マンサク鑑賞会」を計画していることが心配だと言っていた  山友によれば「来週末、25日頃が見頃ではないかと考えている」そうだ

 先日来、鹿児島の山友と「15~16日頃にマンサク鑑賞に行こう」と言いながら、都合で実行できなかったことが幸いだったことを仲間に連絡した   私は何かできないことや失敗があると、その先に「幸運」が待っていることがある   今回も、都合で15日頃に大浪池に来ることが出来なかったこと、今日、 偶々「韓国岳に登ることが出来なかった」ことから、マンサクの見頃を知ることになった
 
 下山後は、有料道路料金所から少し小林市内に向かったところの喫茶店に立ち寄った   久しぶりの喫茶店にはストーブが燃えていた   有り難い

 随分以前のことだが、店内のマスターがコーヒーを入れる所の壁に仏像の写真を飾っていたので訊くと、その写真を撮影した友人が亡くなったので、暫くは掲示するとのことだった   木造の年代物と思われたので仏像の所在を訊くと西都市だと教えて頂いた

 その仏像は、明治2年の廃仏毀釈時に大きな寺の末寺を、大きな寺の裏に移設した時に一緒に移設したそうだ   阿形も吽形も顔の形は崩れ落ちており、目には穴が開いているだけになっていた

 撮影のため7~8度訪れたが、途中で奥様がお茶を入れて頂いたり、御茶菓子まで頂いたこともあった  その後、阿形、吽形共に公募展で入賞した   

 マスターが店で開催中の絵画個展の案内状を見せてくれたので、私は11月に延岡で3年毎に開催している仏像写真の第3回個展を開催する予定だと言うと、「延岡まで観に行くから案内状を  その前に店でもやって欲しい」と言われた   これは、要検討事項だ

 帰ろうとすると、来客中の人から頂いたばかりのキャベツを2個包んでくれた   有り難い

 暫く走ると、阪神大震災で被災して小林に移住した夫妻が大規模に畑を購入して栽培した野菜の一部を販売する国道沿いのこじんまりとした店で山友への土産を兼ねて買い物をした    数年前にはご主人から姫白アサザを頂いた      
 
 楽しい、有り難い一日だった

   2017年3月16日
                                               風

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黒色のタイヤ跡が対向車線を走っていた

駐車・停車しないよう注意する看板

火山ガスの注意看板

有料駐車場から韓国岳

大浪池登山口のバス停

避難壕

大浪池の登山道はよく整備されているので、「運動靴」で登る人もいる

大浪池が近づくと、登山道は少し荒れている

大浪池

池の先に韓国岳が霞む  女性に写真を送る約束だったが、住所を忘れた ・・・ ゴメンなさい

マンサクがある所に行くため池巡りをする

マンサクはまだ蕾

男性は何も持たず女性がザック  女性から「正面の撮影」要望があったが ・・・・・ 後ろ姿が良い

下山後は何時もお世話になる喫茶店で暖炉とコーヒーを楽しむ   11月に延岡で3回目の個展開催(仏像写真)を伝えると、「10月に喫茶店で」と要望してくれた

    ―――――― 以下は以前撮影したマンサクの花 ―――――――


2011年3月23日 九重連山・佐渡窪のマンサク

2010年3月10日 九重連山・沓掛山周辺の凍結マンサク  

2012年3月19日 えびの岳のマンサク

2014年3月8日 大浪池のマンサク
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黒椿(孔雀椿)の花が咲いた

2017年03月13日 08時37分52秒 | 日記
 1967年4月に就職した職場の技術系職員だった先輩は、出身地の山村の茶生産農家が
、摘んだ茶の葉を片道2時間以上かけて製茶工場に持ち込んでいた不便を解消する為、退
職後に山村に茶工場を建設した

 事務系職員の私は、先輩とは最初の職場で2年間同じ部門に所属していたが、人事異動で
私は他の部門に異動した    しかしその後も時々自宅を尋ねたりして交友を続けていた
先輩の自宅近くの小川で雷魚を釣ったことは楽しい思い出だ

 先輩の工場前を経由して山遊びをするときには時折工場に立ち寄って手伝いをしたり、お茶
を頂いたりしていたが、何分狭い山村のこととて、茶生産農家は少なかったため、先輩の工場
は年間営業期間は3~4週間に過ぎなかったので、立ち寄る機会は少なかった

 つまるところ、先輩の建設した茶工場の目的は営利ではなく、幼少時にお世話になった山村
集落の高齢者が多い茶生産者たちへの“ 援助 ”だったのだろう    先輩らしい 

 5~6年前に鹿川渓谷と五葉岳などを楽しんだ帰りに茶工場に立ち寄ったところ、「 良いとこ
ろに来た   茶工場は今日で閉める   片付けを手伝え 」と言われた

 手伝いに来ていた姪御さんの話によると、営業期間は年間1月足らずであるが、80歳になり、
宮崎の自宅を離れて工場の片隅で生活するのは大変になったそうだ   お疲れさま

 昨年秋、「 これは黒椿の苗じゃ   正式には孔雀椿と言うが、俺は黒椿の方がすきじゃ 」と
言って鉢に植えた黒椿をくれた    以前も色々頂いたが、これは珍しい椿で、私も黒椿と呼
びたい   濃い紅色で、黒色に近い花が枝から下垂する姿を想像すると、それは正に黒椿で
あり、何となくロマンチックな気分になった

 昨年の暮れだっただろうか、蕾らしいものが見えたので先輩に電話して性急に「 何時咲くん
ですか 」と訊くと、「 椿は春じゃが 」と叱られた ・・・・・ 相変わらず口は悪い 

 その後も、蕾が大きくなったり、蕾の先端に小さな赤味が見えだしたり、花弁が見えだしたり
した都度連絡してきたが、黒椿の花が咲いたので連絡すると、「 別の珍しい椿の苗を作った   
お前は椿が好きじゃから取りに来い   5本やるから親父さんの所(墓場)にも植えないよ 」
有り難い 

   2017年3月13日
                                           風
※ 写真は、クリックすると拡大する
※ もう一度写真をクリックすると、更に拡大する写真もある


3月4日の黒椿

3月8日の黒椿



3月13日の黒椿
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  ―――――――  以下は庭に咲いている花  ―――――――

バレンタイン(椿)

藪椿

山茶花

チューリップ

桜草

桜草

ムスカリ

ヒアシンス

ヒアシンス

ヒアシンス

カランコエ

サクランボ

ブルーベリー

沈丁花

ニラ花

コピア

ムラサキサギゴケ

シンビジューム

大文字草

ペチュニア

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