1月24日の日曜日から今年最大の寒波が日本の殆ど全土を襲った
「記録的寒波」は九州でも猛威をふるった この寒波の影響で九州は25日も厳しい冷え込みが
続き、観測史上最低気温の更新が続いている
24日には奄美大島では1901年2月以来、115年ぶりに雪を観測した。25日早朝に鹿児島
県の伊佐市で-15.2度、宮崎県えびの市でも-12.0度になるなど県内の各地で氷点下が観測さ
れたので、落水の滝も凍結しているだろうと考えた また、予報では29日~30日は雨天になる
と予想されていたので、降雨の前に落水の滝の氷瀑を観に行った
登山口までの林道は以前から荒れており、前日に確認したインターネット情報の中では「普通車で
は行くことが出来ないので、橋を渡った所に駐車して歩いても20分くらいだ」と勧めているものも
あった 以前、仲間と同行した時には崩壊した土砂が林道の半分ほどを埋めていたので、たまたま
前日に作業のため使用したスコップを車内に置いていたので、そのスコップで土砂を取り払ったとこ
ろ、同行者から「さすが、風さんは四輪駆動車なのに用心のためスコップを積んでいる」と感心され
て当惑したことがあった
林道は、私が予想したより荒れていたので、「ゆっくり、のんびり」運転した 普通車での通行
は危険なので、避けた方が良いし、四輪駆動車でもハンドルをとられないように、慎重に、可能なか
ぎり低速で走った方が良い 帰りには、エンジンブレーキが助けてくれる
駐車場から登山口までの林道は、本来トラックが交差できる広く、地盤もしっかりした道路だった
が、今は殆ど利用されていないので倒木、巨大な岩が林道を塞ぐように落ちていたりしている
暫く歩くと、林道が「ほぼ直角に右折する所」に出る。行き止まりにも見える所で、突き当りの左
側にある立木に「落水の滝へ」と書いた古い道案内板がある
案内板に従って左側の谷を渡り、対岸にある複数の赤いテープを目印にして歩く 途中で直進し
て降る道と右に向かって急な坂を登る道がある ここは、赤いテープに注意して右側に登る
登山の一般的な注意事項として、「ロープは補助として」使用することがあるが、この登山道でも
ロープが設置されている個所では、私はロープを使わないで周りの木や岩を掴んで登った
また、岩に登るために枯れ木を3本~4本斜めに立てかけている所があるが、ここはまず、古木が折
れることがないか、慎重に確認した後で古木に登り、直ぐに右手の岩に手をかけた 下山時は特
に慎重に降りることが必要だ
随分前のことだが、夏木山の犬流れルートで、岩に登って岩の頂上を両足で跨ぎながら両手で体を
持ち上げることを繰り返して凡そ30メートル進むのが怖い人が、岩の中腹にある木の根や草等だっ
たと思うが、それらの塊でできた「梯子」を踏みながら歩く人がいた ところが、複数の人がその
「梯子」を歩いている時に梯子が崩壊したため、歩いていた人は崖下に転落したと聞いた 一人の
人(リーダー)が確認しながら渡った後で、後の人が続くべきだったのではないだろうかと思った
途中で下山して来る人に合ったので、「まだ溶けていないですか」ときくと、「先ほど大きな塊が
落下した 余り近づかない方がよいですよ」と教えてくれた 氷瀑鑑賞は早朝にすべきだと分か
っていたが、今日は遅くなった
滝が見えるところに着くと、滝は凍結していたが、中央部分の一部が溶けていた
今朝、炊き立ての玄米飯で作った握り飯とインスタント味噌汁に加えて、インスタントラーメンを
作るためにガスを持ってきたが、寒さが思ったほどには厳しくなかったので、ガスは使用しなかった
昨冬、久し振りに九重連山中岳に登ったときに、全面凍結した御池の湖上を歩いた 同行した
山友は二人とも初めてのことだと喜んでいたので、近々中岳に行くことにする
鹿児島と宮崎の山友から福寿草鑑賞の誘いを受けているので、この日程と併せて検討する
宮崎県美術展応募予定の作品はできているが、今一つ物足りない気持ちがあるので、近日中に撮影
に行くことにしている
一昨年、久し振りに会った大先輩から「何をしている」ときかれたので、山と仏像撮影の話をする
と「キョウイクヒトハナガイキをする」と言われて、キョトンとしたことを思い出した
2016年1月29日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する
※ もう一度クリックすると更に拡大する写真もある
倒れた樹木が林道に横たわっている
倒れた樹木が林道に横たわっている
倒れた樹木が林道に横たわっている
巨岩が林道を遮っている 左側の山と巨岩の間にある隙間を通る
倒れた樹木が林道に横たわっている
林道がほぼ直角に右折している所 写真中央の樹木に「 落水の滝 → 」と書いた板がある
此処から谷に降りて山側を上流に向かって少し歩く ( 凡そ10メートルか )
案内板には、( 落水の滝まで )30分 と書いている
赤いテープを目指して対岸に渡渉
直進すると谷に向かう
右手に登る急な坂道には、左右に赤いテープがあるので、その間を登る
倒木が登山道の間で交差している
左手の谷の向こうにある斜面に「 小滝 」が見える
岩の間にロープがある 急坂だが木の根や岩を掴んで登る
3本~4本の枯丸太が岩に斜めにたてかけられている 特に下山時は慎重に
落水の滝は凍結しているが、中央部分が溶けて落下している
溶けている部分の拡大
二人の男性がアイゼンを着けて滝を登っている
帰宅途中で3カ所の神社に参拝した いずれも急な坂道を登った所にある山中の「質素な」社殿だった
p
下りはゆっくりと確認しながら無事にトラブルも無く舗装路まで出ることが出来ました。
良い体験になりました
無事に帰宅出来て良かったですね また、何処かの山で会いましょう 楽しみにしています