安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

満作の花を探そう

2013年02月21日 21時07分16秒 | 日記
 先日は、大浪池とえびの岳で満作の花を見ることができなかったが、山友からのメールで、大浪
池の満作が咲き始めたとの情報があったので、20日、早朝2時頃からの体調不調を押して、昼過
ぎから大浪池に登った

 重い体で喘ぎながら登り、大浪池の避難小屋を過ぎて間もなく、例年満作が咲く所の直前で大爆
発した   しかし、小休止した後は一転して身体が軽くなり、軽快に歩きながら時々立ち止まり、
満作を見上げたが、暫くは蕾だけだった   5分ほど歩いて見上げた大きな満作の上部に微かに
黄色い花弁が見えた   東風が強いので、高所にある小さな花弁は思うように撮影できなかった

 写真の1~3の中にある満作の花弁を探すことができるだろうか

 蕾が沢山ついている満作が何本かあったので、3月の上旬頃から、満作の花を鑑賞しながら池め
ぐりを楽しむことができるだろう 
 
  マンサク科  マンサク属  マンサク
 
 花名の由来については、春先に、他の花に先駆けて咲く花であるとして、東北弁の「まんづさく」
が訛ったとする説や、黄色く細長い花弁が、「豊年満作」を祈って踊る姿に似ていることによると
の説があるそうだ。

    2013年2月21日
                                      風  太郎

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満作の蕾

2011年3月 九重連山・沓掛山付近の満作

2011年3月 九重連山・沓掛山付近の満作

2011年3月 九重連山・佐渡窪の満作


福寿草は岩宇土山で

2013年02月12日 12時52分50秒 | 日記
 福寿草が咲いていた   昨日は、昨年より10日早かったので福寿草が咲いているか懸念しながらの岩宇土山
だったが、福寿草は咲いていた   9日は、万作を見るために大浪池に登ったが万作は咲いていなかったので、
下山してえびの岳に登ったが、やはり万作の蕾は硬かった   今年は、昨年の豪雨のため仰烏帽子山は6月まで
林道工事が行われるので、福寿草は岩宇土山だけで楽しむことになる   福寿草が咲いていて良かった

 それにしても、岩宇土山は年々厳しい山になっているように感じた  4~5年前の台風と昨年の豪雨の影響、
加えて人災もあるのだろうと考えた 

 事前の情報で急斜面のトラバースが危険であることは覚悟していたが、トラバースの途中に、多分、拳大の落石
を含むと思われる砂利などがガラガラと音を立てて落ちてきた   危険を感じたので、二人を残して一人が先に
15メートルほど歩き、振り返って後方を確認しながら一人づく落石箇所を通過した

 その後、暫く歩いて標高差約30メートル登った時、狭いガレバを歩きながら、落石箇所は、その狭いガレバの
石や砂利を落としていることに気が付いた   狭いガレバの岩を上り下りするときは、危険防止の為に注意しな
がら登ることは当然のことだが、足元の石や砂利を落とさないように注意することも必要だ   私たちが下の登
山道で落石にあった時は、若い二人連れが先に登っていたことを思い出した   私たちは、落石を起こさないよ
うに注意しながら歩いた   休日などで登山者が多いときは、特に注意しなければいけない

 それでも、急傾斜地のトラバース中に仲間が福寿草を1輪見つけた   気を付けて探すと、あちらにも、こち
らにも、足元にも1輪、2輪の福寿草が咲いていた   有り難い   気を抜けない急斜面で、ひととき息を整
えることができた 

 岩宇土山の頂上を過ぎて上福根山への道から「お花畑」(白崩平)に降る道の一部は凍結しており、軽アイゼン
があれば・・・と思いながら歩いた   以前の登山道は途中で変更されているので、慎重に歩く必要がある

 お花畑には真新しいロープが張られていた   10年以上前に山友が五木村役場に「仰烏帽子山のようにロー
プを」と要望したが、やっと実現した   しかし、岩場の途中で終わっているので、そこから「何も考えずに、
自然に」、「いつの間にか」花畑に入ってしまうようになっていた   一考して頂きたい

 下山は問題なく、気分爽快に駐車場まで歩いた
 
 今後も、3月初旬までには何回か鑑賞に行く予定だ

   2013年2月12日
                                             風  太郎  
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お地蔵さま

広いガレバ

このガレバを登り、鹿除け網の横を通ると頂上は近い

岩宇土山の頂上は、うっかりすると気がつかないで通り過ぎる

此処から上福根山への登山道と分かれて福寿草群落地へ下る







以前より3~4メートル下流側に渡渉箇所がある

大崩山湧塚ルートの渡渉

2013年02月01日 16時47分35秒 | 日記
 1月末に日程が立て込み、氷瀑鑑賞の好機を逸したが、わずかな望みをかけて31日に落ち水の滝に出かけた
 案の定、落差約60メートルの滝は凍結していたが、中央の一部が溶けて水が流れていた

 かつて、丸木の長い「一本橋」は大崩山の名所の一つになっていた   2005年4月に金属製の橋になっ
たが、その金属製の橋は、私が知る限り3回流されている  

 先日の旧友のメールによれば、橋が改修されてないので渡渉が大変だったそうだ  

 落ち水の滝から大崩山に向った   湧塚分岐から谷に降りると、橋が架かっていた付近までは水がない広い
河原になっていた   対岸の橋脚代わりの岩から約30センチ離れた所に幅が約1メートル~2メートルの水
流があった   水流の幅が狭いところを石伝いに岩の横に行くのはさほど難しいことではない   岩の横に
渡った後は、下流側に岩を半周すると橋を渡って空谷に向かう登山道に出る   そこから先は以前のとおり登
山道を歩くことができる

 但し、昨日は降雨から多分1週間以上経過しているため水流が少なかったのだろう    雨後間のない水流
が豊富な場合は、向こう岸の岩に渡るのに利用する石の一部や、岩(橋脚)の横にある砂利場が水没するかもし
れないので、要注意だ  

 また、上祝子の宿泊施設情報によれば、岩場に水が流れる個所があり、象岩のトラバース地点は凍結している
とのことだったので、当分の間は上祝子から大崩山に登ることは危険だろう

   2013年2月1日
                                           風   太郎
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落ち水の滝

中央右側の岩(橋脚)の中央部に橋の取り付け跡  左側に落下した金属製の橋

左側から石を伝って右の岩の横(砂利場)に渡る

同上の拡大

岩の横を下流側に回り、下の枯れ木に降りる(対岸側から撮影)

対岸側の河原を山に向い、直ぐに右折すると赤い印(対岸から撮影)

右の岩(橋脚)と左の石の間を進み、前方の印から右折する

砂利を踏んで歩き、赤いテープに従って岩場を登ると登山道に出る