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鉈 ナタ

2011年12月02日 | アウトドア
こんな鉈(ナタ)がある。




ボーイスカウト活動、あるいは山行きで藪漕ぎに使っていたナタだ。
それほど頻繁ではないが、多分50年くらい使っているのかな。
どこそこの名工が作ったというような品ではない。
アウトドア用品を作っている「EverNew」製品だ。

竈(カマド)とか風呂焚きとかに薪割りの道具として、
以前は、どこの家にも在ったはずだ。



先日のキャンプで薪を割っている時に目釘が折れて、刃が抜けてしまった。
コナラの木なのでとても硬い。
ナタを差し込んでナタの峰をハンマーで打ち割っていた。
「カァ~ァン」と言う音と共に刃が飛んでいってしまった。



その時に「桂」もどこかへ飛んでいってしまった。
「桂」とは柄の先端、刃物を押さえる役目をするリング状のもので結構重要。




普段は薪を割る生活をしているわけではないので困ることはないけど、
キャンプ好き、焚火好きとしては1年に数回は必要になる。
ネットで調べても3,000円も出せば新しいナタが買える。
10,000円以上もする名工の作なんて不要だ。
今更「一生モノ」なんて買っても無意味だし(笑)。
鑑賞するためのナタはいらない。

修理することにした。
柄の部分だけを持ってホームセンターへ
丁度良いモノを見つけた。
内径20ミリほどのステンレスワッシャー4枚入り(180円)。
ステンレスボルトナット3ミリ×35ミリ(280円)。

ワッシャー3枚を「桂」の代わりに挿入。
ちょっとガタついたので、ガムテープを一周巻いた。



目釘の部分にボルトを差し込み、ナットを締め付けた。
出っ張ったボルトのエンド部分はグラインダーでカット。
手に引っかからないように、丸くする。

これでしばらく、使えるかな。