惨敗！ 『ドラゴンボール・エヴォリューション』！！

遂に、北米にて『ドラゴンボール・エヴォリューション』が公開されました。

何と…「超大作」としてはあり得ない、初登場８位という想像を絶する惨敗ぷりを露呈してしまった。

このブログにて、ずっとネタとして本作を追い続けてきました。

個人的な本作の感想は以前に挙げたが、母国・日本での作品への評価と興収は酷いものだった。
それがモロに北米での興収に反映されてしまう、想像した以上に悲惨な結果につながった様だ。

それにしても、初登場８位というのは…作品として「失敗作」としか言えない有り様だ。

何故、こんな結果になったのか！？



それは本作を観れば一目瞭然だ。

コレにより、様々な企画に挙がっている日本のアニメ・コミック・ゲーム等の映画化に関して、どの映画会社や製作者にスポンサーは更に慎重にならざる得ないだろう。

特にFOX社に関しては、大ヒット間違いなしと言われた『ウルヴァリン：X-メン・ゼロ』の本編（完成前だったのが救い）が、公開前にネットに流出すると言う大失態があった。

そこに来てヒットを見込めた筈の作品にあって、また想定外のトラブル…会社の在り方を問われるだろう。

本作に関しては、既に続編の製作がスタートしていると言うが、この大失敗によりシリーズ化の目論見もご破算になるだろう。

以前にも言ったが賛否両論ある本作だが、「映画」として面白くする手段は幾らでもあった。
オマケにマスコミ向け試写を急遽中止にしたと言うが、プロモーションのやり方も他に考慮する余地あっただろう。

日本生まれの世界的大ヒット・コミックの映画化が、あまりに無残な結果に終わったのは残念としか言えない。

どうやら日本のアニメ・コミック・ゲーム等はハリウッドと相性が悪いと言う、悪いジンクスを更新する結果になったのが…もう言葉も無い。